- FP3級でオススメの講座は?
- なんで取る意味があるの?
「FP3級ってどんな試験なの?」「FP3級の詳しいことを知りたい?」など、FP3級がどのような試験で、どのようなことに使えるか知らない人は多いと思います。
FP3級の情報は多すぎて、知りたい情報を楽に収集できないことも事実です。
そこでFP3級試験のことについて以下の順で説明していきます。
このページを読むことで、FP3級試験の知識が0の人であっても、試験合格に受かるための知識がすべて入手できます。
FP3級について
ファイナンシャルプランナー3級(FP試験)は、正式名称を「ファイナンシャル・プランニング技能検定」という試験です。
筆記試験と実技試験の2つの試験が課され、2つの試験の得点が一定の点数を超えると資格がもらえます。
そして筆記試験も大切ですが、何より大切なものが実技試験。
実技試験は試験実施機関によって、以下のように分かれているので注意しましょう。
試験実施機関 | 実技科目名 |
FP協会 | 資産設計提案業務 |
きんざい | 保険顧客資産相談業務 |
個人資産相談業務 |
各実技試験の内容を詳しく把握していないと、対策を立てられません。
詳しい内容については≪ファイナンシャルプランナー3級の実技は3種類!気になる内容は?≫の記事で説明しているので、知らない人は確認しておきましょう。
FP3級の基本情報について
FP3級の基本情報として、試験範囲、試験時間、試験実施機関を紹介します。
それぞれ以下とおりです。
【試験範囲】
- 金融資産
- 不動産
- 相続・贈与
- ライフプランニング
- リスク管理
- 税金
【試験時間】
試験名 | 開始時間 | 終了時間 | 試験時間 |
学科試験 | 10:00 | 12:00 | 120分 |
実技試験 | 13:00 | 14:00 | 60分 |
【試験実施機関】
- 日本FP協会
- 金融財政事情研究会(きんざい)
これらの情報は試験を受ける上で必須となるので、必ず覚えておきましょう。
なお、試験会場については全国各地にあるため、ここでは詳細を省きます。
詳しく知りたい人は≪ファイナンシャルプランナー3級の試験時間や会場など細かい内容解説≫の記事を参考にしてください。
試験実施機関の申し込みに気をつける
上で紹介した2つの試験実施機関「FP協会」と「きんざい」ですが、申し込み方法が少々違います。
どちらの試験も正しい手順で申し込まなければ、受験票が届かないなどのトラブルに発展することもあります。
そのようなミスを防ぐためにも期間ごとの正しい申請を心がけましょう。
なお、初めての人はどの機関がいいか、どう申し込めばいいか迷ってしまいがちです。
それを防ぐために≪FP3級はFP協会ときんざいのどちらがいい?申し込み方法等を説明≫で申し込み方法を図でまとめてあります。
まだ申し込んだことない人は、この記事で一度確認してください。
FP3級の合格率について
FP3級の合格率は他の資格試験と比べると高い水準です。
FP協会ときんざいで多少の差はありますが、どちらも半分以上の人が合格。
2つの機関の平均得点ですが、筆記試験で約70%、実技試験で約68%となっています。
これだけだとわかりづらいので、FP3級と有名資格試験である「宅建」と「簿記3級」を比べてみます。
宅建の平均合格率は約16%、簿記3級の平均合格率は約44%。
2つの試験との比較だけでも、FP3級の合格率の高さは顕著です。
なお合格率が高いFP3級試験ですが、実はこの高さにはある秘密が隠されています。
その秘密や合格率を上げる方法を≪ファイナンシャルプランナー3級の合格率は嘘?皆が知らない理由とは≫の記事で紹介しています。
FP3級取得に必要な勉強時間
FP3級の勉強時間は平均して30時間から120時間となっています。
他の資格試験と比較してみても、FP3級の勉強時間は短いです。
例えば簿記3級だと最低でも100時間以上の学習期間が必要になります。
それと比べてみると短いですよね。
ただ、すべての人が120時間以内に合格できるわけではありません。
人によっては120時間を大きく超えますし、10時間ほどで合格できる人もいます。
その理由として勉強時間は、その人の状況や力量によって左右されてしまうからです。
それらの差による違いを≪社会人と大学生で勉強時間は大きく違う!気になるFP3級の勉強時間≫でまとめました。
自分がどれほどの時間が必要なのか確かめてみてください。
FP3級の難易度とは
FP3級の難易度は高くないと言われています。
理由としていくつかあるのですが、代表的なものが先に挙げた2つ。
合格率と勉強時間が代表的な理由になります。
「難易度が高くないなら余裕」と思う人もいるでしょうが、そのように考えていると必ず不合格になります。
自分自身で研鑽を積んで、実力を高めて本試験に挑みましょう。
≪FP3級は簡単なのか?誰も教えてくれないホントの難易度を大公開!≫では難易度が低い根拠とその他の難易度が低い理由も紹介。
難易度を下げる方法もオマケで知れますよ。
独学で受かることはできるのか
FP3は資格試験の中では、比較的簡単と言われる試験です。
そのため独学で受ける人が多いですが、不合格者が多いのが何を隠そう独学者になります。
理由として、独学者はFP3級に対して油断していることが多いです。
情報収集を怠ったり、学習時間が少なかったり、その他様々な理由があります。
それらの独学者に必要なことを調べずにいるため、独学者には受からない人が多くいるんです。
そこで独学者に必要な情報を≪【まとめ】ファイナンシャルプランナー3級の取得を独学で受かる方法≫の記事にまとめています。
独学者にオススメの学習法や必要な時間、合格者の参考書など幅広い知識を身につけられます。
独学で重要なこと
独学では参考書を選ぶことが最も重要です。
講師のいない独学では、自分ですべての情報を手に入れる必要があります。
そこで良い参考書を使えば、学習時間は短く、悩むことも少なく受かります。
反面良くないものを選ぶと試験自体の失敗も。
だからこそ、テキストと問題集などの参考書選びは重要なんです。
≪FP3級に受かるためにはこのテキスト‼おすすめ10冊を紹介する≫の記事にはテキストを。
≪初心者でも安心!おすすめのFP3級問題集ランキングTOP10≫の記事には問題集のオススメを載せています。
合格者が必ず使っているものばかりなので、参考書選びの資料にどうぞ。
合格者御用達のFP3級通信講座
FP3級は簡単と言われていますが、勉強して合格するのは大変です。
特にはじめて勉強する人は、効率の良い勉強方法がわからず時間もかなりかかります。
そこで少しお金はかかりますが、通信講座がオススメです。
通信講座ではプロ講師が1から勉強と試験の情報を教えてくれます。
教材も専門家監修のわかりやすい物が多いです。
ただ残念なことにすべての講座が当てはまるわけではなく、中にはあまり良くないものも存在しています。
なので≪FP3級通信講座はコレでOK!失敗なしおすすめランキングベスト3≫で評判の良い講座を紹介。
コスパ最高の講座の情報もあるので、安く受けたい人も必見です。
仕事や就活・転職で使えるのか
FP3級の資格は、金融に関する知識の保有を認める資格になります。
そして金融の知識は、基本的にどの仕事でも通じるものです。
FPの専門職であっても、保険会社や銀行員であっても、様々な提案やアイデアが浮かび、顧客からの信頼を獲得することも難しくありません。
ただFP3級が万能であるかというと、それはまた別の話となります。
評価されるかどうかはFP3級をどのように使うか。
評価される使い方については≪ファイナンシャルプランナー3級は意味ないの?真の評価を調べてみた≫の記事でまとめています。
履歴書への書き方
FP3級は就職・転職で大きく評価されることはない資格です。
ただ履歴書への書き方を工夫すれば、FP3級が採用の決めてとなることも少なくありません。
反面、何も考えなければムダになることもしばしばあります。
もしFP3級を生かしたい場合は、≪ファイナンシャルプランナー3級を履歴書に記入するにはココに注意!≫の記事を参考にして書いてください。
失敗しない方法を学ぶことができます。
おすすめの仕事
FP3級は就職や転職でいつでも輝ける仕事に就けるわけではありません。
残念ながらある程度の傾向が存在しています。
その傾向を考えて仕事を選ぶことができれば、その後の人生は豊かになること間違いありません。
FP3級を使って仕事などを有利にする方法を≪ファイナンシャルプランナー3級の仕事は何?就職・転職でも有利に?≫の記事で紹介しています。
FP3級とFP2級の違いについて
FP3級とFP2級は同じ資格の試験ですが、中身は違ってきます。
中でも「出題範囲」「試験形式」「合格率」「学習時間」の4つについては、特に違いが大きいです。
仮にそれら級ごとの違いを理解していないと、後々に大失敗をしてしまうことも。
だからこそFP3級とFP2級の違いについては、試験前によく確認しておく必要があるんです。
≪ファイナンシャルプランナー3級と2級の違いは何!知るべき4項目≫の記事では、4つの必ず知るべき違いを説明。
その他、同時受験が可能か不可能かについても説明しています。
FP3級のまとめ
- FP3級は筆記と実技がある試験
- 合格率は高い
- 勉強時間は比較的少ない
- 難易度は低め
- 独学でも受かる人はいる
- 通信講座を使えばより確実に受かる
- 仕事での使い方は自分次第
- FP3級と2級の違いには注意
FP3級はFP試験の入門編。
簡単と言われていても苦戦する人は多いです。
ですがしっかりとした知識を身に着けて、勉強に臨めばいい結果が残せます。
気合いを入れて勉強を進めましょう。
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