- FP3級の試験会場って田舎にあるの?
- 当日必要なものはなんなの?
「FP3級ってどこで受けるの?」「試験時間はどれぐらいなの?」など、FP3級試験の細かな内容について疑問に思っている人も多いと思います。
FP3級の試験内容は知っていても、会場や試験時間等の知識が不足していると、思わぬところで不合格になる可能性があることも事実です。
そこでFP3級の試験会場や試験時間などの試験に直接関わりのあることを以下の順で紹介していきます。
このページを読むことで、よりFP3級試験に対する理解が深まり、足を掬われることが無くなります。
ファイナンシャルプランナー3級の試験時間
FP試験の試験時間は以下の通りです。
試験名 | 開始時間 | 終了時間 | 試験時間 |
学科試験 | 10:00 | 12:00 | 120分 |
実技試験 | 13:00 | 14:00 | 60分 |
※FP協会・きんざい共通
合計3時間にも及ぶかなり長い試験になります。
ただ長く感じますが、解いていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。
問題すべてを解けるようにスピーディーな解答を心がけましょう。
それとは別に試験会場への入室時間には注意してください。
FP試験では入室時間が決まっています。
学科試験では「9:30〜9:40」、実技試験では「13:00〜13:10」までに入室しなければなりません。
この時間を過ぎてしまうと、試験を受けることができない可能性があります。
必ず遅れることがないように会場入りしてください。
ファイナンシャルプランナー3級の会場について
FP3級の試験会場はある一定の地域のみならず、全国各地に存在しています。
その数なんとFP協会で約98地区、きんざいで約130地区。
どちらも圧倒的な数を誇るため、どこに住んでいたといても気軽に受験しに行くことが可能です。
受験地については実施機関が受験者の希望から、基本的にランダムで選出します。
受験地の希望を出すこともできますが、希望地の近くに振り分けられることの方が多いです。
そして受験地の多くは、大学、商工会議所、企業の研修センター、試験センターなどとなっています。
昨年までと受験地が異なる場合があるので、場所は事前に確認しておきましょう。
受験地の変更について
受験地の変更については、基本的にはできないと思ってください。
ただ何かしら特別な理由があれば、変更することもできます。
変更の理由として挙げられるものは「転居・転勤に限るものだけ」とされています。
それ以外では変更できないので、気をつけてください。
変更期限について
FP試験の受験地の変更には、変更できる期限があります。
変更期間を過ぎてしまうと、正当な理由があっても変更することができません。
もし変更を希望する場合は、期限をよく確認した上で行動してください。
なお、気になる変更期限はFP協会であっても、きんざいであっても同じになっています。
変更可能期限は受付期限終了(試験日の約10日前)までです。
以下の方法でそれぞれ変更することができます。
FP協会
- オンライン上での手続きによる変更
- 受検地変更依頼書を「郵送」「メール」または「FAX」で送付
きんざい
- HP上の予約システムを使うことで変更
しかし、受験地の空きがない場合などは、変更を断られることもあります。
変更するのであれば、早めに行動したほうが良いでしょう。
本番当日の試験で必要なもの【FP3級】
FP試験は学校の試験のように筆記用具だけあれば、受験できるわけではありません。
試験実施機関が指定したものがあるので、それを持ち込む必要があります。
その必要なものが以下のものになります。
- 受験票
- 本人確認書類(身分証明書)
- 筆記用具
- 計算機
- 腕時計
- 飲食物
任意のものもありますが、必須のものもあるので必ず受験前日には確認しておきましょう。
受験票
受験票は受験番号をはじめ様々な個人情報が載っているものになります。
手元に届いた時は、まだ不完全な状態であるので、顔写真を貼るなどして完全な状態で試験に持っていきましょう。
なお当日、受験票を忘れてしまうと、基本的には試験を受けることができません。
万が一の時のために、受験票をスマホ内にデータとして保存しておくなど対策を講じてください。
仮に受験票が発送日から10日経っても届かない場合は、どこかで止まっている可能性があります。
すぐに試験実施機関へ連絡を取るなど行って、受験票を郵送してもらいましょう。
本人確認書類(身分証明書)
FP試験では受験者本人であることの証明をする必要があり、身分証明書の提示が必須です。
FP試験で使うことのできる代表的な身分証明書が以下のものになります。
- 免許証関係(運転免許、船舶免許)
- パスポート
- マイナンバーカード
- 障害者手帳
- 顔写真付きの証明書(学生証、在留カード、資格取得証明書)
- 健康保険証
など明確に身分を証明できるものが必要になります。
何も手元にない人は顔写真付きの証明を携帯して試験に臨みましょう。
その他に1点注意点があります。
その注意点とは受験者氏名と受験票氏名が一致しているかどうかです。
申し込みから試験までの期間に籍を入れるなどで改姓した場合、氏名が変わると思います。
この時に手続きを忘れ、受験者氏名と受験票氏名が違っていると、受験することができません。
改姓をした人は、早めに試験実施機関に連絡して対応を考えてください。
筆記用具
筆記用具についての指定は「HB鉛筆 or シャープペンシル」「消しゴム」となっています。
好きなものを持ち込んで構いませんが、マークシートを乗り潰せる鉛筆がオススメです。
シャープペンシルより広範囲を塗り潰せるので、解答することがかなり楽になります。
なお、指定された筆記用具以外は机に出すことでさえNGとされています。
余計な誤解を与えないように、持ち込む筆記用具は最低限にしておきましょう。
それと試験会場で筆記用具を貸してくれることはあまりありません。
筆記用具を忘れたことで試験を受けられないことにならないように注意してください。
計算機
計算機は一般的に言う電卓のことになります。
市販の電卓で問題はなく、型の指定などが試験実施機関からあるわけではありません。
しかし使用できない機能もあるので、持ち込む際は以下の要件を満たすものにしてください。
- 電源内蔵型
- 演算機能以外の機能がない
- サイズは26cm×18cm以下(大体で良い)
なお1番気をつけるべきは、演算機能以外のものがあるかどうかです。
アラーム機能などの余計な機能が付いている電卓は控えましょう。
その機能のせいで不合格になってしまっては堪りません。
電卓はFP3級で受験者に必須なものではありません。
しかしFP試験では計算問題が出題されるので、あった方が試験時間を大きく確保できます。
頭で暗算できる人以外は、持ち込んでおいた方が安心です。
腕時計
FP試験には腕時計を持ち込みましょう。
試験会場には大学などが指定されることもあり、備え付けの時計がないことが多々あります。
腕時計を忘れ試験時間がわからないと、問題ごとの時間配分なども不明です。
時間に追われて著しくパフォーマンスが低下することもあります。
自身の実力を発揮するためにも腕時計は忘れないようにしてください。
なお腕時計も電卓同様、余計な機能が備わっていないものを使いましょう。
個人的にはホームセンターで売っている安い腕時計が余計な機能がなくオススメです。
飲食物
FP3級の試験時間は3時間と長丁場になっています。
その長い試験時間を乗り切るために飲食物を用意しておきましょう。
FP3級では筆記試験に加えて、実技試験も行わなければなりません。
筆記試験と実技試験は、午前&午後の2部構成となっています。
お昼を挟むため100%空腹になるので、昼食を持ち込んだ方が良いです。
なお、満腹になるほどの量を食べるのは、睡魔に襲われるため推奨できません。
最大でも腹八分に抑えましょう。
「そこまで食べたくない…。」と言う人はお菓子でもOK!
ブドウ糖が多く含まれているお菓子を食べて試験に備えましょう。
ブドウ糖が特に多く含まれているものがラムネです。
迷ったときは、まずラムネを買ってください。
FP3級の細かな試験内容まとめ
- FP3級の試験時間は3時間
- 試験会場は全国各地にある
- 試験に必要なものについて
FP3級は簡単めな試験であり問題ではなく、試験前に油断する人が多いです。
そのような人は例外なく、本番当日に忘れ物や会場の把握不足などで不合格になります。
みなさんは今回紹介した細かな内容を頭に入れて、本試験も良い結果を残してください。
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