知っていれば国税専門官の面接試験で好印象⁉質問集・回答集を紹介‼

・国税専門官の面接ってどんなの?

・面接カードはどの程度作ればいいの?

・面接の質問集と回答集ってどんなの?

・国税専門官特有の質問はあるの?

 

こうした疑問に答えていきます。

国税専門官の面接で高評価をもらった私が書いているので、安心して読めます。

 

本記事の内容

  • 国税専門官の面接について
  • 面接カードの重要性
  • 質問集・回答集
  • 国税専門官ならではの質問

 

この記事を読み終えると、国税専門官の面接でどう答えればいいかイメージがつきます。

国税専門官の面接はコンピテンシー面接

国税専門官の面接はコンピテンシー面接

国税専門官の面接はコンピテンシー面接になります。

コンピテンシー面接とは、「共通の行動特性」に的を絞って質問し、なぜそのような行動をとったのかを確認して、どんな能力を持っているか見定める面接形式です。

 

この面接方式は具体的な、加点項目が明確になっているので評価に差が生じません。

なのでコンピテンシー面接についての対策を行えば、合格率も上昇していきます。

 

コンピテンシー面接について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

国税専門官に受かるためには面接カードの作りこみ

国税専門官に受かるためには面接カードの作りこみ

国税専門官の面接を受ける前に、面接カードを丁寧に作りこんでおきましょう。

作りこんでおけば、面接で高評価を取ることが容易になるためです。

 

国家公務員の面接は、時間が短くなっています。

その面接時間は多くて15分です。

 

短い面接時間の間に多くアピールできたものが、合格を勝ちとることができます。

この面接でアピールをうまくするために面接カードがいるんです。

 

接カードをうまく作れば、面接官にアピールしたいことだけを質問させることができます。

実際に私は面接試験の時に、面接カードや話し方を工夫して面接官を誘導していました。

誘導した結果、簡単に面接は終わり合格をいただけました。

 

私の経験からでも、面接カードを作りこむことが合格への近道だとわかってもらえたと思います。

 

そんな相手を誘導できる面接カードの作り方は、こちらを参考にしてください。

あなたもアピールしたいことだけをアピールできる、面接カードが簡単に書けますよ。

国税専門官で実際にされる質問集・回答集

国税専門官で実際にされる質問集・回答集

では実際に私や友人がされた質問とそれに対する回答を紹介していきたいと思います。

ある程度知っておくことで、対応力が格段に上がりますので飛ばさずに見ていってください。

 

志望動機以外は、他の記事で詳しく紹介しているので簡単にしておきます。

気になった方は下のリンクから確認してみてください。

学業や勤務においてこれまで取り組んだ活動や活動

大学生や高校生は学生であったときの出来事を、社会人は仕事で何をしていたかを話すところになります。

自分自身のことですので曖昧な表現避けて、明確な理由を話せるようにしていきましょう。

 

ゼミや学部の活動で他にはなかった取り組みはあるか。
あるorないで答えましょう。

あったほうが話は弾みますが、なければ無理に作る必要はありません。

自分自身ではゼミや学部の活動内容は決められませんもんね。

この質問はとくに中身のない質問であることが多いので、気にしないでください。

 

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験は、ボランティア活動やサークル活動について話していきましょう。

とくにボランティア活動で学んだことや経験は、面接官へのいいアピール材料になります。

 

面接官の世代の人は、ボランティアをしたことない人が多いです。

そのため確実に興味をひくことができます。

 

Q:ボランティアで得たものは何か。
A:簡潔に○○○○です。と答えましょう。

この質問はいわばとっかかりであり、ここからさまざまな質問に派生していきます。

例えば、「なぜ感じたのか」「どのような活動してか」などですね。

なので簡潔に答えることを意識しましょう。

 

答え方としては、「人と人は助け合わなければならない」「行政としての使命感」など、きれいな言葉を並べていきましょう。

そうすれば自身の評価も上がり、行政を持ち上げることもできるので悪い印象にはなりません。

重要なのはこの質問に対する根拠なので、しっかり練り上げていきましょう。

ターナー
私はどんな質問にも対応できるように何通りも回答を用意したよ。

 

こちらの記事は、ボランティアの重要性やどんなボランティアがオススメなのか説明していきます。

気になった方は見てください。

日常生活その他(資格、特技、趣味、社旗事情など関心のあること)についてこれまで取り組んだ活動や体験

ここではアルバイトやニュースなどを話すことになります。

答え方次第では、大きく差がつくところなので回答は慎重に行いましょう。

 

お酒は飲めますか。
飲めます。または、それほど飲めませんがお付き合い程度なら飲めます。

ここでの回答のポイントは、飲めませんと言わないことです。

昔ほど飲み会というものは開かれなくなり、お酒の重要性は低くなってきました。

ですが、まだまだ飲みニケーションという文化は健在です。

 

とくに国税専門官は、体育会系の雰囲気が残る場所。

まったく飲めないのでは、残念ですよね。

評価には絶対的には関係ないところですが、相手の話を聞くスタンスをよくさせるためにも飲めないという回答は控えましょう。

志望動機

志望動機については、なぜ志望したかを明確に説明することを意識しましょう。

注意点として、面接カードの文言と乖離しないような説明をしてください。

 

どうして国税専門官を志望したのか。
明確な志望動機を述べることが重要です。

志望動機で曖昧な表現は許されません。

どの時点から何を思い志望したのか、明確に答えられるようにしておきましょう。

 

ここで私のオススメの志望動機は「ドラマを見て志望した」です。

意外と国税専門官のドラマというものは多くあります。

古いものでいえば「マルサの女」、コメディ系でいえば「トッカン」などです。

ドラマを見て志望した人は、業務についてもある程度把握しているので面接官側も安心できます。

さらにどのようなドラマであったか、どの部分で共感したかなど会話も続きやすいことが特徴です。

実際に私はこの志望動機で面接を行っています。

長所も志望動機に混ぜてアピールできたので、かなり好感触でした。

私の経験からでもかなりお得な志望動機とわかってもらえたと思います。

 

説明会に行ったことはあるか。
複数回行ったことがある。or行ったことありません。

ここは正直に答えましょう。

嘘をついても必ずバレます。

嘘は評価が最悪になるので絶対にいけません。

なので行ったことがなければ、素直に行っていないと答えましょう。

 

逆に行ったことがある人は、何度行ったかも重要になるので、できれば複数回行ったと答えましょう。

 

私は自分の管轄地域に当たる国税局の他に、別の地区の国税局も行き、複数回行ったことを面接で話しました。

かなり意地悪な質問もされましたが、感触は悪くなく試験には合格できました。

 

説明会へ参加する際は、いろいろな地区の説明会に参加してみるのもいいかもしれませんよ。

志望動機の上手な作り方などが知りたい人はこちらを参照してみてください。

国税専門官特有の質問とそれに対する回答

国税専門官特有の質問とそれに対する回答

ここからは国税専門でしか聞かれない、珍しい質問を取り上げていきます。

他の公務員試験では、質問されない事項になるので受けない人は見なくても大丈夫です。

 

それでは紹介していきますね。

近年導入されたe-Taxを知っているか。
知っています。or知らないです。

ここは正直に答えていきましょう。

正直に答えないと、その後に確実にどのようなものか質問をされます。

質問されたときに答えられないと嘘をついたとわかり不合格になってしまいます。

なので嘘をつくことは絶対にやめましょう。

 

補足して、e-Taxの説明をしていきます。

e-Taxとは、国税電子申告・納税システムの略称です。

その中身は所得税や贈与税など申告や法定調書の届出や申請などを、インターネットを使って電子で行うことができるものになります。

また税金の納付をインターネットバンキングに対応しているATM等で行うことができるものになります。

国税専門官を目指すなら、絶対に知っておくべき知識なので覚えておきましょう。

 

税務署の仕事はわかるか。
詳しい業務内容を答えましょう。

この質問は税務署の仕事内容を話せばいいだけの簡単質問です。

でもこれを読んでいる皆さんスッと答えることができますか?

できたた人は当たり前。

できなかった人は今から勉強して、詳しい業務内容を調べておきましょう。

 

この質問は絶対に聞かれる質問になるので、答えられなかったら不合格と思ってください。

税務署と関連する国税専門官の業務内容を知りたい人はこちらをチェック!

 

 

簿記は取っているか。
取っているor取っていない

ここも正直に答えましょう。

資格の欄を見れば取っていないかどうかなんてすぐわかります。

 

問題は、取っていなかった時の対処方法です。

簿記を取っていなかった時は、「なぜ取らなかったのか」「いつ頃取る予定なのか」を説明できるようにしておきましょう。

この2点さえ抑えておけばこの質問は大丈夫です。

 

理想的な答え方としては以下のように答えてください。

答え方の例

恥ずかしながら公務員試験の勉強に全力で取り組んでいたため時間がありませんでした。

ですが国税専門官として働いていくうえで、簿記は必須の知識になると説明会でも伺いました。

税務大学校でも資格は取れますが、来年までしっかりと勉強して4月の入庁までには資格を取ろうと思っています。

このような答え方をすれば、具体的な資格獲得までのビジョンに加えて、説明会に行ったこともアピールできます。

ここから説明会の話へも派生できるため、効率のいい面接が行えますよ。

 

税金の取り立てで会社が倒産したらどうするか。
どうして倒産したのかを考えて、業務についてもう一度考えてみます。

この質問、皆さんがやりがちなのが「倒産する企業が悪い」というスタンスで、話を進めていってしまうことです。

もちろん税の取り立てにより、倒産する企業が100%悪いに決まっています。

 

でも企業が悪いというスタンスではなく、行政としてできることはなかったかを考えることが必要になるんです。

このスタンスで仕事をしていれば、改善点を見つけることや国民といい関係を築きやすいですからね。

国税専門官もそのような人たちを求めているわけです。

 

なので「倒産する企業が悪い」というスタンスは絶対にやめましょう。

 

税務署にクレームを言いに来る人にどのように対応するか
理由をしっかり聞いて、こちらの言い分も伝えて納得してもらう。

ここでのポイントは、こちらの言い分も伝えるということです。

よく面接の練習をしている人の話を聞いてみると、相手の意見をしっかり聞いて対応するとだけ発言する人がいます。

これも悪くはないのですが、一歩進んでこちらの意見も伝えると答えてみましょう。

 

公務員は法律に基づいて行動しているのですから、不満を言われても公務員側が正しいことが多いです。

しかし相手方は、正しさをわかっていない人が多いことが事実。

だからこそ相手の意見を了承したうえで、こちらの言い分も伝えるわけです。

 

実際に働いてみると、こちらの言い分を伝えていかなければいけない場面が多くなります。

面接の段階から「対応は完璧ですよ」とアピールしていきましょう。

 

事業主に話を聞いてもらえなかったらどうするか。
聞いてもらえるまで、粘り強く話す。

公務員は一方的な上の立場から指導すると思う人もいるかと思います。

確かにその側面はありますが、対等の立場で話をすることも多いです。

 

そんな時に相手との関係で大事になるものが信頼関係になります。

信頼関係がなければ、話も聞いてもらえませんし業務も進みません。

公務員であってもそれは変わりません。

 

なので信頼してもらえるように粘り強く話していくと説明していきましょう。

国税専門官の面接質問と回答についてのまとめ

  • 国税専門官の面接はコンピテンシー面接
  • 面接カードは作りこんでいけば面接が楽になる
  • 質問集・回答集

国税専門官の面接の雰囲気やどんな質問が飛んでくるかわかったと思います。

国税専門官の質問は結構、意地悪なものが多いです。

しっかりと対策を練っていかないと確実に落ちてしまいます。

この記事を読みこんで、どのような回答すればいいのか考えていきましょう。

 

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たった一冊で公務員になれる確率が上がる無料本をご紹介

※無料で入手可能な最強本

公務員の試験や内容を知っていても、公務員に合格するためのシステムをしっかりと知っていますか?

私も大学生の時に講座内容や先生から聞いた情報だけで、「公務員のシステム」を理解している気になっていました。

私がわかった気になっていたのは、皆さんも知っている公務員の試験や内容だけです。

「公務員のシステム」をしっかり理解していないと、合格する確率は低くなってしまいます。

 

そんな「公務員のシステム」を理解するのにオススメなのが、【公務員転職ハンドブック】です。

この本は、転職者への説明がメインとなっていますが、講座や先生からの情報と合わせることで、誰でも「公務員のシステム」を理解することができるようになります。

 

転職ハンドブックって何?」と思う方もいると思いますので、少し説明します。

この本は、公務員試験で高い合格率を出しているクレアールが出版している本です。

 

主な内容は以下のものとなっています。

  • 勉強しにくい教養試験・論文試験の例題と回答がついています。
  • 詳しい公務員のシステムや知識を学ぶことができ、面接試験対策を行うことができます。(面接試験の例題と回答のポイントもあり)
  • 合格者がどのようにして合格したのか自身の合格体験記(合格のノウハウが詰まっている)を掲載しています。

など。

これ以外にも合格に役立つ情報がのっています。

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