・志望動機って重要なの?
・考えるうえでのポイントは?
・志望動機の決め方は?
・どうやって書けばいいのかわからない?
こうした疑問に答えていきます。
国家公務員試験の志望動機について、面接官に褒められた私、ターナーが説明するので高評価がもらえること間違いなしです。
本記事の内容
- 志望動機がわからない受験生
- 志望動機はどれほど重要か
- 国家公務員の志望動機で絶対に外してはいけないポイント
- 失敗しない志望理由の決め方
- 他の国家公務員受験者に勝つ志望動機の例文
この記事を読み終えると、簡単に志望動機が浮かんでくるようになるので悩むことはもうありません。
志望動機がわからない受験生
「公務員になりたい明確な志望動機がないから、志望動機をどう決めればいいかわからない」と受験生は多いです。
私、ターナーもそのひとりでした。
しかしそのような人は明確な理由がないわけではなく、実は言葉にするきっかけがないから、志望動機をどう決めればいいかわからないだけなんです。
今回の記事では、志望動機が簡単に決められる方法が載っているので、一緒にあなただけの理由を見つけていきましょう!
志望動機がどれほど重要か
まずは志望動機の重要性を説明します。
志望動機は、面接試験や官庁訪問では1番重要と言っても過言ではありません。
なぜなら、志望動機は採用された後にどれぐらい仕事に熱意を持って取り組めるかを測る基準だからです。
また、仕事についてどれほど調べてきているかがわかるので、採用機関や採用省庁についての熱意もわかります。
面接官が採用するときに「こいつ他のやつと考え方ややる気が違うぞ、、。」
と思わせることができるかで合否が変わります。
私は面接や官庁訪問でやる気を見せつけるために、志望動機の部分は時間をかけて仕上げています。
そのおかげか、面接試験や官庁訪問では高い評価をいただくことができました。
合否に関わってくることからわかるように、志望動機は重要なものになります。

国家公務員の志望動機を考えるうえで外してはいけないポイント
志望動機を考えるうえで外すことのできないポイントがいくつかあります。
紹介するポイントを理解していないと、不合格になることもあるので気を付けてくださいね。
その意識するポイントは以下のものになります。
- 国家公務員でしかできないことをアピール
- 安定しているという理由はやめる
この2点になります。
それではなぜ意識しないといけないのか説明していきます。
国家公務員でしかできないことをアピール
まず意識するポイントの1つ目は、国家公務員でしかできない仕事です。
これの何がいいかというと、自身がどれだけ仕事について知っているかアピールできるからです。
この時には民間との差や地方公務員との差を意識した返しにしましょう。
オンリーワンな仕事であることを説明できないと「結局、民間や地方公務員でもいいんじゃない?」と思われてしまいます。
どこでもいいという考えを面接官に持たせないように、国家公務員でしかできない仕事を説明する必要があるんです。

安定しているという理由はやめる
意識するポイント2つ目は、安定しているから公務員になりたいという理由をやめることです。
なぜなら、この理由は公務員として働きたい理由ではないからです。
面接官は公務員として働いた場合、活躍できる人を探しています。
活躍できる人材を探す面接試験に「公務員は安定しているため働きたいです!」という人がどう思いますか?
間違いなく「こいつ何も考えてないな」と思われてしまうでしょう。
また目標もとくにないため、面接の会話の広がりも微妙なものになってしまいます。
ですので、「安定しているから公務員になりたい」という理由はやめましょう。
失敗しない志望理由の決め方
ここでは実際の決め方について説明していきます。
志望動機は面接試験で1番深堀される項目なので、しっかり考えて決めていきましょう。
面接も戦略が重要ですからね。
私が実際に見たこと志望動機を取り上げていますので参考にしてみてください。
先輩や家族が公務員
先輩や家族が公務員だから公務員を目指すという理由は、かなりオーソドックスな理由になります。
この理由は変に突っ込まれたりしないため、比較的話しやすいです。
しかしその反面、志望動機として弱いという欠点があります。
実際に私は志望動機で面接をゴリ押そうと考えていたので、身内が公務員だからという方法は使いませんでした。
志望動機以外のところで他の人に絶対に負けないアピールを出来る人は、この志望動機でもいいと思います。
ですが他のエピソードが弱い人は、志望動機を他のものにすることをオススメします。
強いエピソードの作り方についてはこちらを参考にしてみるといいかもしれません。
関連記事 公務員面接試験の裏技⁉誰も教えてくれない面接で高得点を取る方法
説明会に参加して
志望動機で説明会に参加して志望しましたというのはいい理由であると思います。
どうしてかというと、しっかり業務内容を知ったうえで志望していて、説明会にも参加しているとアピールできるからです。
時間をかけずに2つのことをアピールできるというのはかなり効率がいいですよ。
実際の面接は時間との戦いになります。
国家試験の面接時間はおよそ15分。
その中で多くアピールするには、このようにコスパのいいアピールが効率的です。
面接官も質問しやすくなるため、その後の面接で盛り上がることは確定ですよ。

説明会に参加する利点や説明会では何をするべきか、こちらの記事に詳しく書いておきました。
合格不合格に結構かかわってくるのでぜひ確認してみてください。
ドラマや映画を見て
ドラマや映画を見て志望したという理由はみなさんどう思いますか?
正直な話、「真剣に決めてないじゃないか」と思う人がほとんどかもしれません。
でも、その認識は間違っています!
ドラマや映画を見て志望したという理由は、高い評価がもらえます。
なぜなら、実際の職務内容をみて研究した上で志望してくれているわけですから、離職する可能性が低く熱意のある人物であると相手側が思うからです。
例えば「5年前にやっていたドラマを見てから、ずっとこの仕事に興味があると言ってくれた受験生」に対して面接官はどんな印象を抱くでしょう?
「そんな昔からこの仕事について考えているのか」「就職後もやめることはおそらくないな」と好意的に感じることがほとんどです。
私も実際に国税専門官や裁判所事務次官の試験では、「ドラマや映画でみた」ことを志望動機にして話しました。
その時の面接官の感触は悪くないものでした。
私自身の経験を踏まえて「ドラマや映画を見た志望動機」をオススメします。
有名どころで構わないので、U-NEXTなどで見てみましょう。
U-NEXTなど安い動画配信サービスが気になる方は、こちらを見てもいいかもしれません。
勉強の息抜きもちょうどいいですよ。
関連記事 人気動画配信サービスを比較!本当のおすすめランキングは?【無料あり】
大学時代の学部での勉強
大学時代の学部での勉強で興味を持って志望したという理由もあります。
この理由は自分の強みを前面に活かせるため、アピールに向いている志望動機です。
実際の面接でも業務内容と交えることができれば、高評価は間違いありません。
この時に気をつけるべき点として、1点あります。
それはしっかりと勉強内容を整理して仕事との関連性を持たせた回答を瞬時に答えられるようにしておくことです。
面接官からは「どんな勉強から興味を持ったのか」、「その知識を使ってどのように仕事に貢献できるか」など質問されます。
その時に答えられないと勉強もしておらず、志望動機も弱い受験生とみなされるのでいい結果はもらえないでしょう。
そうならないようにしっかり勉強してきた内容を整理して、仕事との関連性を持たせた回答を心がけてください。

他の国家公務員受験者に勝つ志望動機の例文
「書き方がわかっても、例文がないとわからないよ」という方は多いと思います。
私、ターナーもそうでした。
そんな人たちのために、場合ごとの例文を作成しましたのでぜひご覧ください。
きっと参考になります。
家族や先輩が公務員
「国家公務員を志望しました理由は、私の先輩(親)が国家公務員であり、その姿を間近で見ているうちに私も国家公務員になりたいと思いました。
国家公務員は県民や市民のためではなく、国民全体のことを意識した仕事をしており、スケールの大きい仕事をしています。
私は昔からスケールの大きな仕事をしてみたいと思っており、その根幹が何かと考えたときに先輩(親)の仕事を見ているからだと思いました。
私も先輩(親)のようにスケールが大きく、国民にために働きたく思ったため、国家公務員を志望させていただきました。」
説明会に参加して
「説明会参加したことで興味が高まり志望いたしました。
説明会に参加させていただくまでは、正直他の公務員に行こう思っていました。
しかし、説明会に参加させていただき〇〇や〇〇といった仕事や取り組みをしていると聞き、私もその仕事をしたいと感じました。」
ドラマや映画を見て
「ドラマ(映画)をみて国家公務員を志望いたしました。
ドラマの中での仕事を見てはじめは「かっこいいなぁ」と思って興味を持ちました。
そこで仕事について調べていくうちに、この職場でしかできないことがあり私もその一員になりたいと感じました。
もちろん、ドラマとの違いもいくつかありましたが、私の思いは変わることなく国家公務員で働きたいと思いましたので、志望させていただきました。
大学時代の学部での勉強
「大学時代に学んできたことを活かせると思い、国家公務員を志望いたしました。
私は〇〇学部で〇〇というものを専門に勉強重ねてきました。
国家公務員になったあかつきには、大学で学んできた知識を使って業務を遂行していき、国民のより良い生活のために貢献していきたいです。」
以上が4つの決め方を使った具体的な例文です。
この例文を骨組みにして、あとは自分の根元にある理由を肉付けしていけばいい志望動機が完成します。

国家公務員の志望動機ってどう作るの解説まとめ
- 志望動機が決まらない受験生は多いが言葉にならないだけ
- 合否に直接関わるから志望動機は重要
- ポイントは国家でしかできない仕事・安定という理由はやめる
- 志望動機の決め方には4つのパターンがある
- 4つのパターンを骨組みにあとは肉付けを
志望動機は面接試験の中でも重要な項目になります。
志望動機を制する者は面接を制するといっても過言ではありません。
あなたもしっかりとした理由を作り上げて、合格しましょう!
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