- 簿記2級の試験日程って?
- どれぐらいで受かるものなの?
「筆記試験とネット試験って試験日は一緒なの?」「申し込み忘れの救済はある?」など簿記2級の試験日程に関する疑問は多いと思います。
簿記2級の試験日程は決まっており、気をつけなければ試験を受けられないことがあることも事実です。
実際、の知り合いの簿記2級の受験者の中には、試験日を知っていてもほんの少しのミスから試験を受けられなかった人がいます。
そこで本記事は、簿記2級の試験日程から受ける目安について解説しています。
こんな人にオススメ!
- これから簿記2級を受けようと思っている人
- 受けるべき目安の時間を知りたい人
記事を読めば、簿記2級試験日がわかり、そこから割り出して自分の受かるまでのルートを決めることができます。
【簿記2級】2021年の試験日程
2021年の簿記2級筆記試験の試験日程は以下のとおりです。
試験回数 | 試験日 | 申込開始日 |
第158回 | 2021年6月13日(日) | 4月下旬ごろ |
第159回 | 2021年11月21日(日) | 10月上旬ごろ |
第160回 | 2022年2月27日(日) | 1月中旬ごろ |
特に目立った出来事がなければ、この日程で推し進められていきます。
ですが試験自体が中止になることはないかと言われればそんなわけはありません。
実際に第155回の簿記2級試験は、新型コロナウイルスのため中止となりました。
中止になる理由としては、災害、流行り病、天候などです。これらに該当しない場合は、基本的に試験が行われると覚えておきましょう。
簿記2級の日程
2021年の簿記2級の日程は、上記のように感じで進んでいきます。
では、その他の年度の試験はどのようなペースで進んでいくのでしょうか。
これに関して明確な指針はないですが、大体4か月に一度のペースで開催されています。
開かれるのは毎年6月、11月、2月であり、上の2021年度の試験日を見てもわかると思います。
まだ発表されていませんが、2022年度も6月、11月、2月に行われることでしょう。
しかし上記の試験日は筆記試験だけのもので、ネット試験は含まれていません。
ネット試験はどのような日程で行われているのかは次で話します。
ネット試験はどうか
ネット試験とはCBT試験ともいわれる試験であり、従来の筆記試験と違い筆記用具を使用しない試験形式になります。
特徴としてはパソコンを使い解答を行い、即日結果がわかるという点です。
すぐに結果がわかる手軽さと感染症の対策の観点から、最近人気の試験形式になります。
では肝心の試験日程についてです。
ネット試験の日程ですが、特にこれといった定めはありません。
どういうことかと言うと、ネット試験は試験期間の指定がなくいつでも受けられるんです。
試験を受けようと思ったら、申し込みから1週間以内には確実に受けることができます。
条件さえそろえば、今日申し込んで明日受験することも可能です。時間に縛られない試験であることがネット試験の魅力になります。
筆記試験で受験しようとして、試験日程が過ぎてしまった人がいれば、ネット試験を受けてみるのも良いでしょう。
なお、ネット試験の基本情報については、≪【まとめ】簿記2級のネット試験で知りたいことをドドンと紹介!≫でいろいろ説明させてもらっています。
少しでも受ける気が湧いてきたら、チラッとでも覗いてみてください。
簿記2級の受けるまでの注意点
日程を確認したら受けるまでの注意点もあるので、そちらも確認しておきましょう。
意識しておくだけで、簡単にミスを防止することができます。仮に気をつけていないとすると、最悪の場合、試験を受けることなく不合格になる可能性も。
万全の状態で試験を受けて受かるためにも、以下の3点についてはしっかり意識してください。
- 早めの申し込み
- 申し込み忘れていないかの確認
- 試験会場への行き方を確認
基本的なことばかりですが重要なことです。少し説明させてもらいます。
早めの申し込み
注意点その1は、申し込みを早めに行うことになります。
理由は言わずもがな、簿記の申し込み期間は短いためです。
簿記2級に限らず、簿記試験の申し込み期間はかなり短めに設定されています。
その申し込み期間は約2週間。期間がたった2週間であるため、少し忘れていただけでも申し込みを逃してしまうことがあります。
そこで逃してしまうと、再試験まで4ヶ月は待たなければいけません。
気長に待てればいいですが、就活や転職活動されてる方にはかなり長い期間ですよね。
一瞬の忘れで就職・転職を不意にしてしまうのはもったいない。ちゃんと資格を取得するためにも、すぐに行動に移してください。
なお、これは筆記試験の場合であり、ネット試験では適応されません。
先ほども言いましたが、ネット試験は決まった日程で試験があるわけではありません。
ほぼ毎日どこかでは開催されているので、1週間のうちに1回は受けることができます。
申し込み忘れていないかの確認
注意点その2は、申し込み忘れていないかの確認になります。
ネット申し込みの人に多いのですが、最後まで入力を完了していないために申し込みできていないことがあります。
申し込みできていないと、絶対に試験を受けることができないので注意が必要です。ネットでの申し込みは、次のような段取りになります。
- ログインしてマイページに入る
- 「申込」を選択
- 「試験名」、「試験会場」、「試験日程」を決定
- 支払い方法の選択
この流れの中で選択ミスや通信状況などにより、試験の申し込みが完了していない場合があります。
特に多いのが③の【「試験名」、「試験会場」、「試験日程」を決定。】の部分の入力で満足してしまい、ブラウザを閉じてしまうパターン。
支払方法の選択とそれによる支払いができていないため、いつまでたっても受験番号が送られることはありません。
筆記試験の場合だと、そのまま申し込み期間が経過したことに気づかず問い合わせ。結果、申し込めていないとなってしまいます。
そうならないように、絶対に申し込みの確認はしておきましょう。
試験会場への行き方を確認
注意点その3は、試験会場への行き方を確認しておくことになります。
なぜなら確認しておかないと、当日試験に遅れてしまい試験を受けられないことがあるからです。
会場は全国の商工会議所が指定する場所になります。
指定される会場は大抵の場合は、都市の中心部で行われることが多いです。
なので、どこへ行けばいいのか迷う人が当日、一定数存在します。
仮に迷ってしまった場合、試験時間に遅れてしまい受けることもできない可能性もあります。
学習を重ねてきたのに、受けずに不合格は悲しいですよね。
だから、会場までのルートを確認して欲しいんです。
何も現地に行く必要はありません。少しパソコンやスマホで確認すれば問題ないです。
もちろん当日までのルートを実際に下見することがベストですが、お金も時間も勿体ない。
グーグルマップで確認するだけでも十分ですので、前日にはルートを確認しておきましょう。
どれぐらいで受け始めるのが良いか
最後にどれぐらいで簿記2級の試験を受け始めるのがいいかの話をします。
人には様々な事情があるので、あくまでも目安です。多くの人が「コレぐらいで受けるよ!」というぐらいの気楽さで見てください。
受ける基準としては、「コンスタントにできるなら4ヶ月」、「土日にガッツリ進める人は半年」です。
考え方の根拠ですが、簿記2級に受かるまでの学習時間が関係しています。
一般的に簿記2級に受かる時間は、350時間~500時間と言われています。
毎日4時間勉強したとしても考えてみましょう。
そうすると受かるまでに3ヶ月〜4ヶ月ほどかかる計算になります。
これがコンスタントに勉強できる人の受かるまでの目安になるわけです。
対照的に毎日学習できない人もいるでしょう。
例えば、仕事が多忙な社会人、転職先を探している転職希望者など時間が決まって取れない人です。
そのような人は「平日に1~2時間、土日に8時間」のような学習スタイルになることが多くなります。
毎日、一定量の知識をインプットすることができないので、学習の初めは前知識の思い出しから始まる。
思い出しの作業に時間が取られるため、時間がより多くかかるわけになります。
これらの理由により、受ける基準が「コンスタントにできるなら4ヶ月」、「土日にガッツリ進める人は半年」となるわけです。
でも努力次第でこの時間から短縮して受かることもできます。
それについてはここでは長いので別の記事を参照してください。
詳しく知りたい、時間を少しでも減らしたいと思う人は≪簿記2級にかかる勉強時間の目安は○○時間⁉️社会人も短時間で受かる≫で紹介しています。
簿記2級の日程まとめ
- 2021年度の試験日程
- 簿記2級試験日程回数は3回
- 注意点は3回
- 学習初めから4か月から半年の間で受けるのがベスト
簿記2級の試験日程は、筆記試験を受けたい人は必ず確認するようにしましょう。
ネット試験の人であれば基本的に確認しなくてもとくに問題はありません。
自分の受ける試験形式を意識して、日程の方は考えてください
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