- 簿記2級のネット試験はどうやって予約するの?
- 申し込みの日程はあるの?
「申し込みがないって聞いたけどホント?」「人と会話せず申し込む方法はないの?」などネット試験を申し込みたいけど、どうやって申し込んでいいか申込期間がわからず、悩んでいる人もいると思います。
簿記2級のネット試験ははじまったばかりの試験で、申し込みについてよくわからない人が多いことも事実です。
実際に多く人が、申し込み方法・日程がわからず最終的に諦めて電話での申し込みをしています。
そこで本記事は、わかりにくい簿記2級のネット試験の申し込みの日程と申し込み方法をわかりやすく解説・紹介しています。
こんな人にオススメ!
- ネット試験を受けようと考えている人
- 申し込みについてなにも知らない人
この記事を読めば、簿記2級のネット試験の申し込みで失敗することは絶対にありません。
簿記2級のネット試験とは
簿記とは社会人で必須となる経理・財務知識が身についているか確かめる試験であり、2級では「商業簿記」と「工業簿記」の2つのものから成ります。
商業簿記では企業の外部取引を計算し記帳する知識、工業簿記では企業内部の資源投入などを計算・記帳する知識が求められます。
その簿記2級のネット試験は、別名CBT試験と呼ばれる試験であり、パソコンを使用した試験です。
試験会場で試験は受けますが、非接触型の試験であり感染症の危険性がなくテストをすることができます。
また試験終了後すぐに合格がわかることも特徴の一つです。
気になる簿記2級ネット試験の日程は
ネット試験に申し込み日というものはなく、いつでも自分の好きな時に申し込みを行うことができます。
その理由は、ネット試験に決まった試験日というものがないためです。
ネット試験は人を分散させる目的のためか、ほぼ毎日試験が開催されています。
日付が決まっていないため準備ができるのであれば、2日後や3日後にいきなり試験を受けることもできるんです。
試験がいつでも受けられることに附随して、申し込みの期限もないというわけですね。
なお、筆記試験を受けたいと考えている場合は、日にちが決まっているため注意する必要があります。
試験が大体6月、11月、2月にあり、申し込み日の締め切りは開始からおよそ2週間です。
2021年度の予定から確認しておきましょう。
試験回数 | 試験日 | 申込開始日 |
第158回 | 2021年6月13日(日) | 4月下旬ごろ |
第159回 | 2021年11月21日(日) | 10月上旬ごろ |
第160回 | 2022年2月27日(日) | 1月中旬ごろ |
基本的なスケジュールは以上のようになっています。
申し込みの開始は、試験会場ごとに違うので必ず日付近くなったらネット等で確認しましょう。
また申し込み方法によっては、申し込める期間に差があるのを念頭に置いて申し込みをしてください。
申し込み期間に関する注意
ネット試験に申し込みの日は、決まった申込日はないとお話ししましたが、ある特定の期間だけは申し込みができません。
その期間は簿記の筆記試験があり、会場の設置と撤収などの作業に伴うためです。
具体的な期間が以下のものになります
- 2021年6月7日(月)~16日(水)
- 2021年11月15日(月)~24日(水)
- 2022年2月21日(月)~3月2日(水)
毎年、この付近の10日間は申し込めないので注意してください。
よく「申し込みができない!」と商工会議所に電話してくる人がいるそうです。
余計な恥をかかないようにしたいですね。
簿記2級ネット試験を受けるための申し込み方法
ネット試験の申し込みの方法は、オンラインだけと思っている人はいませんか?
よく勘違いされている人がいますがそれは違います。
実はオンラインでの申し込み以外にも、いくつかの方法で申し込みをすることができるんです。
自分が一番楽だと思う方法を選択して申し込むといいと思います。
いろいろ方法がある中で、以下のものが代表的なものになります。
- インターネット申し込み
- 電話申し込み
- 窓口申し込み
多くの人がこの3つの方法で申し込みをしています。
その中で今回は最近人気であるインターネットを使った申し込みを説明していきます。
インターネット申し込み方法
インターネットを使ったオンラインでの申し込みは、だれとも対面することも話すこともなく申し込みできることが特徴になります。
申し込みも3つのことを行えば、いいので手軽さも圧倒的です。
実際に行うことは以下のものになります。
- 受験者登録
- 受験予約
- 領収書の発行
これだけやれば申し込み完了なので超簡単です。
では実際にやるべきことを解説していきます。
①受験者登録
最初は受験者登録になります。
ここで自分の情報を入力して、下準備をしていきましょう。
①まずは個人情報入力の前にマイページを作成しています。
CBT試験のHPに入り、日商簿記の項目を探しましょう。
探したら新規登録をクリックをして、「自分のID」と「パスワード」を設定します。
設定するとマイページが作成されその後の処理を行うことができます。
②マイページの作成が終わったら、次は個人情報の入力です。
打ち込む内容は以下の情報になります。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
ここで絶対に注意するべき点は、正確な情報を打ち込むことになります。
なぜなら不正確な情報を打ち込んでしまうと、合格証明書などがその情報で発行されてしまうからです。
間違った証明書では正確な資格とは認められません。
そのため間違った情報のまま合格しても、就活や転職などでは使えないまったく無駄な試験になってしまいます。
商工会議所に言えば、修正もしてくれるそうですがすべて対応してくれるとは限りません。
生年月日の間違いが非常に多いそうなので、入力を完了する前にチェックしてください。
②受験予約
次のステップは受験予約になります。
ここで実際に受ける試験についての予約をしていきます。
受験予約の前にワンステップ!
試験会場と試験日程の目安、そして会場と日取りのどちらを優先するか決めてください。
決める理由は試験会場によって、希望の試験日がないことがあるためです。
大都市の試験会場であれば、ほぼ毎日開催しているので問題はありませんが地方都市はそうではありません。
土日を中心に開かれ、平日は実施していないということもあります。
駅から近いほうがいい人は会場、急いで取得する必要がある人は日取りを優先して選択してください。
会場と日取りが決定したら、次から本格的な予約になります。
予約の流れとしては以下の手順です。
- ログインしてマイページに入る。
- 「CBT申込」を選択する。
- 「試験名」、「試験会場」、「試験日程」を決定する。
- 支払い方法の選択。
4ステップで終わるので1分もかかりません。
➍の支払方法は、クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、Pay-easy(ペイジー)決済の中から選択可能です。
自身の好みの決済方法を選びましょう。
ここでの注意点としては、試験名選択で別の試験を選択しないことです。
「CBT申込」は簿記試験にのみの専用ではなく、その他のネット試験にも対応しています。
一度、受験者登録を終えれば同じページから、「秘書技能検定」や「世界遺産検定」などの他資格にも受験申し込みをすることが可能なんです。
そのため間違えた試験に申し込んで、そのまま受験に行く人も極たまにいます。
途中で気づいてもキャンセルできない場合もあるので、しっかりと確認しながら申し込みをしてください。
③領収書の発行
最後は領収書の発行になります。
ここは申し込みとはまた違うところになりますが、念のためのステップですね。
やることは特になく、領収書を手元に残しておくという作業になります。
お金の支払い確認ができない時や、何かの手違いで試験を受けられなかった時に対抗するために必要です。
こんなことはほぼないとは言え、念には念を入れた対策になります。
なお発行の手順はすごく簡単で、以下の手順で発行できます。
- マイページにログイン
- 「CBT申込」を選択
- 「領収書」を選択
- 宛名を入力後
- 「領収書ダウンロード」を選択
後は印刷するだけ。発行した領収書を試験当日に忘れずに持っていけば完璧です。
簿記2級ネット試験の試験日程と申し込みまとめ
- 簿記2級ネット試験は商業簿記と工業簿記の試験をパソコンで受ける
- ネット試験に申し込み期限はない
- インターネット申し込みは超手軽
ネット試験で簿記2級を受験って、結構手軽にできると思いませんか?
期限の制約も人と話すこともなく、すべてを完結できるので最高だと私は思います。
後は学習を重ねて受かるだけです。
頑張って最後まで走り抜けましょう。
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