- クレアール簿記2級の勉強時間は？
- 口コミ・評判はどうなの？
「クレアール簿記2級講座の内容って？」「人気だけど本当に評判通りなの？」など、クレアール簿記2級講座が口コミと同じ評価の講座なのか、どんなことを提供してくれるのか気になりますよね。
クレアールの簿記講座はサポート体制の評判が良く受講生の満足度も高いですが、真の評価は初めて学ぶ人にはわかりにくいです。
そこでこのページではクレアール簿記2級講座の「講義料金」「映像講義の形式」「教材の中身」「サポート体制」「評価と口コミ」に重きを置いて以下の順で講座の内容を紹介しています。
このページを読むことで、クレアール簿記2級講座にかかる費用、講座内容、教材の形式、サポート体制、口コミ・評判がわかるので、自分が探し求めているものか判断することができます。
クレアール簿記2級通信講座の概要
簿記2級通信講座の概要は以下になります。
| 講座名 | 簿記2級パックWeb通信 |
| 講座代金 | 税込み53,000円 |
| 講義形式 | マルチデバイス対応講義 |
| 教材 | 非常識合格法の簡潔教材 単元で構成された問題集 |
| サポート体制 | マンツーマンの担任制 無制限の質問回数 1年間の学習保証 本試験対策模試 Vラーニングシステムによる学習サポート |
| 特徴 | 半世紀以上の実績のある資格講座 スピード感と効率的な講義 他講座より優れたサポート体制 「新合格方程式」による学習法 |
#横スクロールできます。
クレアールは半世紀以上の長きにわたり、多数の受講生を合格に導いてきた歴史・実力の備わった講座です。
講師との距離が他の講座と比べても近く、生徒一人ひとりに合った手厚いサポートを受けることができます。
徹底された学習管理により、短い学習時間でもちゃんと結果を出すと評判です。
クレアール簿記2級講座の費用
クレアール簿記2級講座の費用は税込53,000円です。
簿記2級の一般的な相場が7万円前後ということを考えると、少しだけ安い講座であることがわかります。
相場のマイナス2万円で受けられる講座ですが、クレアールでは割引制度が充実しています。
割引制度を使うことで、さらに安い料金で講座を受講することが可能です。
特別割引
クレアールでは特別割引制度が充実しており、毎月何かしらの割引がされています。
月ごとの月割やイベントごとのイベント割など多種多様な割引があります。
割引率はキャンペーンによって違いますが、最大で40%近く割引されることもあるんです。
2022年5月を例に挙げてみると、5月限定割引として53,000円の講座料金が33,390円と約20,000円も割り引かれます。
この割引制度はどんな人でも使うことができるので、自分が受ける時期の割引を調べて絶対に使ってください。
教育訓練給付制度
国からの講座費用支援である教育訓練給付制度をクレアールでは活用できます。
教育訓練給付制度を活用することで、講義費用の20%が還元されます。
これにより53,000円の講座料金が42,400円で受けられるようになるんです。
10,000円以上の還元はかなりありがたいと思います。
雇用保険に加入等の条件はありますが、アルバイトやパートでも使えるので、使える人は使いましょう。
勉強時間は短め！クレアール簿記2級講座の講義
クレアールの講義は映像講義となっています。
アプリ等で管理するのではなくブラウザを通して視聴するため、iPhoneでもAndroidでも講義の視聴が可能です。
さらにスマホ、パソコン、タブレットなどどのような端末でも使うことができます。
2人の専門講師による講義も評判であり、多くの受講生が合格を掴み取っています。
集中力に合わせた講義時間
クレアールの講義時間は1回30分~90分と設定されています。
一般的な資格講座の講義時間と比べると、短めになっていることが特徴です。
この講義時間が短めに設定されているのには理由があります。
それは人間の集中力の長さです。
人間の集中力は最高でも90分しか持ちません。
90分より長い時間学習して集中力が切れると、学習効果は大きく減少してしまいます。
その場合、学習したことを覚えていないので、再度同じ単元を学習することになり時間がムダになってしまいます。
効率の低下を防ぎ、中身のある学習を行うためにMAX90分の講義時間になっているんです。
また職場への通勤時間などのスキマ時間で学習するためという理由もあります。
ちょっとの時間でキリのいい学習ができるので、学中の幅が広がります。
非常識合格法
クレアールの講義は、非常識合格法という主義に沿った講義が進められます。
非常識合格法とは、試験に出やすい範囲を重点的に学習する方法です。
この方法によって学習時間は短時間でも、本試験でしっかり点数が取れる力を身につけることができます。
「でも本当に点数が取れるの？」と不安になる人もいるでしょう。
安心してください。
クレアールでは非常識合格法を取りながらも、網羅性の高い講義を行ってくれます。
点数をとることは第一に考えますが、その他をいらないものとは考えていません。
非常識合格法と似たような講義形式を取っているところでは、飛ばしてしまうような項目も必ず解説してくれます。
あくまでも確実に出題される問題に力を入れる方法が非常識合格法です。
非常識合格法により、点数を取りつつも網羅的に知識を補充することができます。
理解を重視した講義
クレアールでは点数を取るだけではなく、知識の理解に重きを置いた講義を行っています。
解き順や答えを丸暗記した学習は、表面上の知識を獲得しているに過ぎません。
それは本質的な理解をしたとはいえないものです。
表面上の理解では「なんとなく覚えている」「ど忘れかな？」という状態が頻発します。
この状態では本試験で点数を取ることは難しいです。
仮に試験に受かっても知識は一時的なものであり、社会に出て知識を活用することはできないでしょう。
そこでクレアールでは本質的な理解を目標にしています。
クレアールの講義では、他講座が踏み込まない細かな説明も行います。
細かな説明の中には、本質を理解するために必要なことがたくさん。
重要な部分を飛ばさずに教えてくれるので、クレアールでは社会に出ても通用する「生きた知識」を獲得できるんです。
点数と知識の両方を獲得できる講座がクレアールになります。
簡潔ながら奥が深いクレアールの教材【簿記2級】
クレアールの教材はモノクロの2色刷りになっています。
カラーにしないことにより、シンプルさを強調し簡潔にしていることが特徴です。
見やすさを意識して作られたテキストと問題集ですが中身は洗練されています。
重要な部分を抜きだしたテキスト
テキストもクレアールの主義である「非常識合格法」により構成されています。
合格な必要な部分を重点的に抜き出し、不必要な部分は削っているのでテキストの厚さは薄めです。
絶対に覚えるべき部分を厚く学習できるため、受講生の負担は最小のものとなっています。
「少し説明が足りないかな？」と思っても大丈夫。
映像講義と組み合わせることで100%の知識を得ることができます。
加えて、図表やイラストが多く起用されていることも特徴です。
工業簿記をはじめて学ぶ人であっても、難しさをあまり感じることはありません。
初心者でも快適に学習できるものがクレアールのテキストになっています。
単元別問題集
クレアールの問題集は単元別に区切られた問題集の構成になっています。
単元別に区切られていることによって、切りのいい復習をすることができます。
加えてテキスト＆映像講義としっかりリンクしているので、自分の学習ペースに合わせた学習が可能です。
問題も難易度ごとにレベル分けされており、自分の実力を確認しながら勉強できます。
「最低ラインを超えることを目標にする」「全部の範囲を完璧に覚える！」など学習スタイルも決めやすいです。
解説については初心者でもわかることように手厚く作成されています。
解答だけではなく、答えに至るまでの過程や考え方の補足、それにちょっとしたポイントなど細部まで書かれているんです。
徐々にレベルアップしながら実力を高めるのにピッタリな問題集になります。
高評価なクレアールのサポート体制【簿記2級】
クレアールの目玉の1つが手厚いサポート体制になります。
講座費用が安い講座では見られなかったサービスや痒いところに手が届くサービスが目白押しです。
マンツーマンの担任制
クレアールでは講師の担任制を採用しています。
担任制は生徒1人につき講師が1人ついてくれるものであり、講師と密なやりとりができます。
これの何が良いかというと、講座の進め方や学習方法で躓いた時に楽に相談できることです。
マンツーマンでコミュニケーションが取れることにより、相談に対するハードルが大きく下がります。
他の講座でも講師への相談ができるところはありますが、はじめて相談する場合は質問することが難しいですよね。
「こんなこと聞いてもいいのか？」「はじめて話すの緊張する…。」と考える人もいるのではないでしょうか？
このように考えてしまうと、相談する気持ちがなくなってしまいます。
でもクレアールは担任制であるため、最初からある程度講師とコミュニケーションを取っています。
いつも話している人に聞くだけなので、相談へのハードルは大きく下がるんです。
また講師も受講生のことをよく知っているので、その人に合った適切なアドバイスをくれます。
好きなだけ質問できる
質問回数という考え方はクレアールには存在しません。
クレアールでは質問を無限にすることができます。
何回でも質問することができるので、どんな簡単なことであっても気軽に聞くことができます。
どんな疑問でもその場で解決できることにより、効率的な学習することが可能です。
質問に対する回答もそこまで時間がかかるわけではありません。
3日以内にはほぼ答えが返ってきます。
どんな疑問であっても素早く解決できることが無制限の質問の良いところですね。
1年間の学習保証
クレアールでは1年間の学習保証がついています。
これは万が一、本試験で不合格になったとしても、クレアールのサービスを使い続けることができるサポートです。
多くの通信講座の場合、サービスの期限は目標にしている試験日に設定されています。
仮に設定されている試験日を過ぎてしまうと、サービスを使えなくなってしまいます。
サービスが使えなくなるので、今まで見ていた講義動画・オンライン教材、サポートなどすべて見ることができません。
こうなると独学で学習するか、もう一度講座に入るしかなくなってしまいます。
でもクレアールであればそんなことはありません。
不合格になっても入校日から1年経つまでは、提供されたサービスのすべてを活用できます。
もし落ちたとしても失うものもあまりないので、本試験時の気持ちも軽くなりますよ。
本試験対策模試&答練
クレアールでは本試験対策の模試と答練を受けることができます。
テキストや問題集を解いているだけでは、カバーできない解答ペースや効率的な順番などを徹底的に鍛えることが可能です。
模試や答練をやっていないと、この辺りが鍛えられないので本試験でミスをすることがあります。
ミスを防ぐためにも模試&答練は必須ということです。
なお出題される内容は講師の独断で判断されているわけではありません。
簿記講座においては20年以上の過去問を精査し、近年の傾向を踏まえながら最新のものが提供されます。
解くだけで試験の内容がわかるので、問題集の代わりとして実力高めるためにも使えます。
クレアール限定のVラーニングシステム
クレアールが独自で作成・管理しているVラーニングシステムはオンライン学習を可能にします。
具体的にできることを大別してみると「通常講義」「解法学習講義」「仕訳問題ノック答練」の3つのことです。
通常講義ではその名のとおり、オンラインで映像講義を受けることができます。
通勤時間や仕事の休憩時間など、少し空いた時間で効率よく学習を進めることが可能です。
次に解法学習講義についてですが、これは問題を素早く正確に解く力が身につけられます。
講義の内容は実際の問題を使い、講師が問題の趣旨を説明。
どのように考えて何の式を使えば良いか論理的に解説してくれるので、聞いているだけでも得点が伸びます。
最後の仕訳問題ノック答練は、仕訳問題を確実に取れるための答練です。
仕訳問題は商業・工業簿記どちらでも得点源となる分野を集中的に解くことができます。
この3つのオンライン学習サポートでクレアールの受講生は合格のチャンスを確実にものにできています。
クレアール受講でのデメリット【簿記2級】
クレアールの簿記2級講座は値段それなり、サポートは万全の講座ですがデメリットも存在します。
そのデメリットが自分の許容できないと、途中で講座を辞めることもあるので必ず確認してください。
不測の事態に対応できない
非常識合格法のデメリットになるのですが、クレアールで学んでいると不測の事態に対応できません。
ここでいう不測の事態というのは、本試験で数年に一度の問題が出た場合です。
非常識合格法は必ず出題されるものは厚く、それ以外は薄く学習するものになります。
となると数年に一度の割合で出題される問題については、どうしても学習練度が足りません。
どんな簡単な問題であっても、解くことは難しくなってしまうんです。
また、急に試験範囲の変更をされた場合も対応が後手に回ります。
新傾向になると、今まで学習する必要がなかったところが範囲に入る可能性があります。
特に4月の範囲切替後の最初の試験である6月の試験では合格率は低くなりがちです。
テキストが簡素
クレアールのテキストは非常識合格法に基づき作成されているので比較的簡素です。
テキスト内部の説明も講義と連動することが前提であるため、ある程度省かれて部分もあります。
点数を取るために必要な部分以外の説明は添える程度です。
なのでクレアールの教材は他の講座と比べても、薄いテキストという印象を受けます。
加えて他講座のテキストがフルカラーであるのに対して、クレアールでは2トーンの白黒カラーです。
視覚的な情報が乏しく学習していても、あまり面白くはないテキストと言えるでしょう。
特別安い講座ではない
クレアールは相場より多少安い講座ではありますが、圧倒的に安いわけではありません。
クレアールの割引後の値段が他講座の割引前の価格より高いことはよくあります。
実際に価格帯の低い簿記2級講座を見てみましょう。
| 順位 | 資格学校名 | 値段 |
| 1位 | スタディング | 19,800円 |
| 2位 | フォーサイト | 31,800円 |
| 3位 | ユーキャン | 49,000円 |
| 4位 | クレアール | 53,000円 |
| 5位 | LEC | 59,400円 |
※割引前の価格を参照
サポート等を抜きにして値段のみ考えると、クレアールは4番目に安い講座です。
値段を1番に考えるのであれば、スタディングやフォーサイトを選んだ方が満足できると思います。
もしスタディングを受講したいと考えているならば≪スタディング簿記2級通信講座の費用・口コミ＆業界最安値の秘密とは≫の記事で。
フォーサイトを受講したいと考えているならば≪【簿記2級】フォーサイトを受けたらこうだった！費用や評判を解説≫の記事で基本事項を確認してください。
クレアール簿記2級講座のホントの評判・口コミ
基本的には評判が高く口コミも良好なクレアールの簿記2級講座ですが、実際に受講した人たちの評価も大切です。
ここでは良い評価と悪い評価の2つの側面からクレアールの講座を見てみます。
Aさんはプラスの評価、Bさんはマイナスの評価で意見をしています。
A【30代:女性:社会人】
スマホで簡単に授業を受けれて、サポートが良いと評判だったのでクレアールに決めました。
私が良いと思ったのが簿記に特化した先生の説明です。
試験に出るところを詰め込むんじゃなくて答えを導き出すまでの道を教えてくれるので、本番でも悩むことなく自信を持った答えを書けました。
私は最速で受かりたかったので、非常識合格法で抜粋された合格に必要な部分だけを勉強して、短時間で試験に受かりました。
勉強時間は150時間ぐらいだったと思います。
あと、先生との1対1の話し合いも良かったです。
途中で辞めたくなった時に励ましてくれたし、勉強の進め方のアドバイスもくれました。
先生の言葉のおかげで私は挫折することなく、最後の合格まで勉強を続けられました。
A【20代:男性:社会人】
割引制度があるとはいえ、スタディングやフォーサイトと比べると少し割高な気がしました。
個人的にはサポートが過剰だと感じるから、もう少し減らして値段を抑えて欲しいと思います。
質問が多くできるのは良かったですが、模試とかは市販のもので十分でしょう。
講義時間も最大で90分なので、私の通学時間では1講義終えることができません。
キリが悪いところで終わり、結局家ではじめから勉強していました。
もっと短い時間で区切られている講座があるので、私と同じ人はそちらを選んだ方がいいです。
合格者VOICEをチェック
クレアール公式HP内に合格者の口コミを集めた「合格者VOICE」というものがあります。
簿記2級限定の口コミ限定ではないですが、より具体的な講座のイメージは掴めると思います。
受講を決める前に一度確認しておきましょう。
クレアールをオススメできない人
クレアールは値段それなり講義&サポートは充実している講座であり、どんな人でも合っている講座に見えます。
しかし合わないとまでは言わなくても、他の講座を受講した方が良い人も中にはいます。
それを自身で認識していないと、後々「別の講座が良かった」と後悔するかもしれません。
最後まで気持ちよく勉強をするためにも自分に合っているか確認しましょう。
オススメできない人の特徴
- 値段を1番に考えている
- すべての範囲を完璧にしたい人
- テキストを主体として学習したい人
以上の特徴がある人はクレアール以外の講座を受講した方が良いと思います。
反対に「十分なサポートを受けたい人」「満遍なく知識を学びたい人」にとってはピッタリの講座です。
自分に合っているかよく考えて、受講するか決めてください。
クレアール簿記2級講座まとめ
- 講座料金は少し安い
- 講義はオンデマンドの映像講義
- 非常識合格法で構成された教材
- サポートはマンツーマンで体制など独自のものがある
- デメリットは3点
- 口コミの評価は悪いものが少ない
- クレアールはサポートが厚く満遍なく学びたい人にピッタリ
クレアールの簿記2級講座は安いですが、スタディングやフォーサイトと比べると安くはありません。
しかし、サポート体制や映像講義のクオリティーは目を見張るものがあり、多くの人がわかりやすいという評価をしています。
ある程度自由を持ちながら、講師による講義をしっかり受けたい人にオススメな講座と言えます。