財務専門官になりたい人必見‼︎実際にあった面接での質問集・回答集

・財務専門官の面接って?

・面接カードは重要なの?

・実際の質問はどんなの?

・回答はどうすればいいの?

 

こうした疑問に答えていきます。

実際に財務専門官で内定をもらった友人や後輩から話を聞いているので、参考になること間違いありません!

 

本記事の内容

  • 財務専門官の面接で試験について
  • 【財務専門官の二次試験】第一ステップは面接カード
  • 財務専門官になりたい人必見!実際にされた質問集・回答集
  • 財務専門官の先輩に学ぶ特有の質問と回答のヒント

 

この記事を読み終えると、財務専門官の面接での質問がわかり回答のイメージもできます。

 

この記事を書いている人

財務専門官の面接試験について

財務専門官の面接試験について

財務専門官の面接は、一次試験の筆記を合格した後に課される二次試験で行うものになります。

 

面接試験の配点は、全体の2/9程度ですが、その重要性はかなり高いものとなっています。

なぜなら面接試験だけで、簡単に合否がひっくり返ることがあるためです。

 

私の友人や後輩の何人も逆転した人がいるので、本当に二次試験の面接が重要なことがわかります。

その重要な面接試験は、コンピテンシー面接といわれており、評価基準が明確な試験となっています。

コンピテンシー面接

財務専門官の面接は、コンピテンシー面接と言われる方式で行っていきます。

コンピテンシー面接とは、「共通の行動特性」を見極めるような質問し、行動を行う動機や能力の有無を見定める面接形式です。

この面接方式は具体的な、加点項目が明確になっているので、面接官によって評価に差が生じません。

自分自身が評価に値する答え方をすれば、減点されずどんどん加点されるというわけです。

なのでコンピテンシー面接についての対策を行えば、合格率も上昇していきます。

 

今回は財務専門官の面接の質問を紹介していくので、面接についての説明はこれぐらいにしておきます。

コンピテンシー面接について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

【財務専門官の二次試験】第一ステップは面接カード

【財務専門官の二次試験】第一ステップは面接カード

財務専門官の面接の第一ステップは、面接カードを書き上げることになります。

面接カードを書き上げる理由は、面接カードが面接の評価に大きく直結するからです。

 

財務専門官をはじめとした公務員の面接は、面接カードの項目に沿って進んでいきます。

面接官も面接カードを見て質問していく。

面接官が興味を惹かれる内容であれば、質問をしてくれて自分のアピールができるわけです。

そうしてアピールを続けていけば、二次試験が高評価になります。

 

実際に私は面接カードを長い期間かけて作成しました。

項目ごとに自身のアピールポイント、過去の実績を要所をまとめて書きました。

そうすることで、面接官から予想できる簡潔な質問が飛んできて、私は面接カードに沿った答えを用意するだけ。

これだけで面接が大成功だったんですね。

つまり面接を簡単にするとともに高評価をたたき出すには、面接カードを仕上げることが1番なんです。

 

面接カードの書き方がわからないという方は、こちらの記事を見てみてください。

私が面接カードを書くうえで、注意したことややっておくべきことを書いてあります。

財務専門官になりたい人必見!実際にされた質問集・回答集

財務専門官になりたい人必見!実際にされた質問集・回答集

ここからは実際に友人と後輩がされた質問を紹介していきます。

私は国税専門官試験を受けて、財務専門官試験は受けてないので、、、。

 

他の質問集・回答集で面接カードに沿った質問について説明していますので、共通する項目については軽く説明していきます。

どんな質問が想定されるのか知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

学業や勤務においてこれまで取り組んだ活動や活動

大学生や高校生は学生で経験したことを、社会人は仕事で積み上げたことを話す場になります。

Q:学生の授業で特に印象に残ったものは

 

A:特になし以外で答えましょう。

 

ここは特になし以外であれば、よほど変な回答じゃない限り大丈夫です。

緊張をほぐすために質問してくれる質問だと私は思います。

本当に知りたいことは、この後の項目やゼミでの活動とかです。

なので、ほどほどの回答で時間をかけないようにする方がいいことになります。

 

しかし、たまに話を広げられることがあるので、その時は専門用語などを詰め込んだ説明をして次の質問に逃げるようにしましょう。

そうすれば効率良く面接を進められます。

ターナー
逃げも大切!

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験

社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験は、ボランティア活動やサークル活動について話していくと好印象がもらえやすい傾向になります。

 

Q:サークルでは何か具体的な仕事についていたか

 

A:○○という役職について〇〇という仕事をしていました。と答えましょう。

 

ここでは具体的な役職と仕事の話を多少盛って答えましょう。

話を盛ることで、面接官にアピールがしやすくなりますし、印象にも残りやすいためです。

自分のアピールをするのに、何も役職がないと信用性に欠けますし、何より自分で考えていないと思われてしまいます。

せっかくのアピールチャンスにこれではもったいない。

 

逆に役職から入って、自分が何をしたかを説明すると面接官もイメージしやすいですし、アピールもうまくいきやすいんです。

実際に私は運動系のサークルで、特に仕事をする立場ではありませんでしたが、学年の副代表という立場にしておきました。

そこで自分が行ったことや実際の副代表がやったことを織り交ぜて話しました。

そうすることで、実際の面接(国家総合職や地方公務員)ではかなり高い評価を頂けたんです!

 

なので皆さんも話は多少盛ってもアピールしていきましょう!

ターナー

時間は有限なのでしっかりアピールを!

日常生活その他(資格、特技、趣味、社旗事情など関心のあること)についてこれまで取り組んだ活動や体験

ここでは主にアルバイトやニュースなどを取り上げることをオススメします。

アピールしやすい場であるので、自分の利点を存分に発揮しましょう。

 

Q:アルバイトで気に入らないお客さんがいたらどのように対応していましたか?

 

A:気に入らない人はいませんでした。

 

皆さん気に入らない人が絶対にいると思います。

しかし、安易に対処法を答えてはいけません。

財務専門官は表の人に対して、仕事を行います。

それを気に入る気に入らないで、仕事の態度を変えることは許されません。

 

そしてこの質問は答えてしまうと、面接官が低評価を下しやすいような質問が後からどんどん来てしまいます。

だから「気に入らない人はいません」と答えるのが一番なんです。

 

その後「仮にいたらどうするか」と質問が来たら、「気に入らない人であっても、差別することなく対応します」と答えると印象はいいでしょう。

ターナー
友人で気に入らない人はそれなりの対応をしますと答えて落ちた子がいます。

志望動機

志望動機については、志望した明確な理由の説明することを意識しましょう。

注意点があり、面接カードで書いたものと乖離しないような説明を心がけましょう。

 

Q:いつから財務専門官を志望していますか?

 

A:なるべく長い期間志望しているようにしましょう。

 

この質問では、なるべく長い期間志望しているようにしてください。

なぜなら長い期間志望している方が、志望度が高いと思われるからです。

 

「何年も前から合格することを目標にしている人」と「2ヶ月前の説明会で志望した人」だとどちらの方がより財務専門官になってくれそうでしょうか?吹き出し

もちろん前者ですよね。

つまり期間が長ければ、長いほど志望度が高いと面接官は思うわけです。

なので嘘にならない程度に長い期間、志望していることにしましょう。

ターナー
体感では大学生になってすぐの頃がいいと思います。

財務専門官の先輩に学ぶ特有の質問と回答のヒント

財務専門官の先輩に学ぶ特有の質問と回答のヒント

いままでは面接カードの項目についての質問集と回答集を取り上げてみました。

 

次は財務専門官の試験でのみ聞かれるものを紹介していきます。

財務専門官を志望している人は、絶対に見てほしいものなんです。また面接のイメージも掴みやすくなります。

 

では見ていきましょう!

Q:財務専門官と国税専門官の違いは?

 

A:違いを明確に答えましょう。

 

同じような仕事をしている財務専門官と国税専門官の違いはしっかり理解しておきましょう。

区別ができていないと、国税専門官でも良かったのでは?と思われてしまいます。

それを避けるために、明確に違いを知っておく必要があるんです。

 

詳しく説明すると長くなるので、ここでは考え方の骨組みだけ紹介します。

国税専門官:税金を取り扱い国の財源を確保する仕事

財務専門官:国の財源の使い方を決める仕事

上記の考え方を基に肉付けを行っていけば、明確に違いを表せると思います。

 

ここで注意点が一つ!

国税専門官の説明はある程度控えておくことです。

仮に国税専門官の説明を詳しくしてしまったら、面接官はこのような考えになります。

「国税専門官が第一志望だろ!」と思われてしまうんですね。

こう思われてしまうと、合格はかなり厳しくなってしまいます。

だって、採用しても蹴ってしまう受験生はいないのと同じですから、取る意味もありません。

そのような受験生は適当に流して、次の受験生を対象にするのが面接官の心理。

 

なので国税専門官の説明は、ほどほどにしておきましょう。

Q:財務省・金融庁と地方財務局の関係は?

 

A:違いを調べて答えましょう。

 

財務省と金融庁は元大蔵省が再編されてできた省庁になります。

その財務省と金融庁の仕事を委任を受けて、全国で仕事をしているものが地方財務局です。

地方財務局が省庁から仕事を受けるため、立場的には下の関係になります。

しかし地方財務局がなければ、日本の財政・金融は止まってしまうため、どちらも重要な組織ということを盛り込んで話すようにしましょう。

 

これらを踏まえて私が答えるなら、、、。

地方財務局は財務省と金融庁から委託を受けて、日々の業務を行なっています。

例えば、予算決定をするために必要な資料集めや保険、金融証券に関することなど様々です。

財務省や金融庁だけでは仕事はこなせず、財務局だけでも仕事をしていくことはできません。

相互に協力し、様々な意思疎通を通じて、共に国を作る機関として働いていると思います。

このような感じですね。

一つ注意点を挙げるとすれば、あまり地方財務局を下げた言い方をすると、面接官はいい印象を受けないと思いますので、ご注意を。

Q:会社に対する行政処分をする上で気にかけることは?

 

A:不当なものではないか、順序だって説明できるようにする。

 

行政処分は法律に従い公権力を行使して、私人、法人に対して行政庁がする行為です。

公権力を行使するため、法律による理屈づけと正しいステップで行われているかなど、細かいところまで注意しなければなりません。

また、不当な行政処分は訴訟問題に発展するため、当該事例がどの程度の行政処分に当たるかも勘案する必要があります。

これらを含んだ説明をしなければ、行政処分について分かっていないとみなされるとともに、財務専門官の仕事もわかっていないと思われてしまうわけですね。

なのでいろいろ説明しながら、不当でなく順序立って説明する必要があります。

 

これを踏まえて私が答えるとすれば、、、。

行政処分は、我々行政が公権力を行使して行うものですので、その対応は慎重に行わなければなりません。

明確な法律の根拠を会社に示し、処分基準がなんであるのかどのような順序で処分したのかを細かく説明できる理解をしておく必要があると考えます。

また会社に対して必要以上の行政処分を行わないように、気をつける必要もあると考えます。

このようなところでしょうか?

どのような処分基準があるかなど、詳しく説明してほしいと言われるかも知れないので行政法をよく勉強しておきましょう!

Q:多重債務を抱えている人たちがいるがその人たちに対する考えは?どのように接する?

 

A:一方的な否定はやめる

 

多重債務を抱えている人には、様々な事情があります。

事情を考えずに「本人が悪いと思います」なんて言った日には、財務専門官としての心構えを疑われてしまいます。

そこで多重債務者のことを考えながら、業務を行なっていくという考えを示すと悪い評価は絶対に貰いません。

 

このことを踏まえて私が答えると、、、。

多重債務を抱えている人には、様々な事情があると思います。

多重債務が生じてしまうことは、仕方のないことかもしれませんが、決めつけることなく原因を確かめながら、多重債務者に寄り添った仕事をしていきたいと考えています。

このような感じでしょうか。

ここでのポイントは「むやみやたらに否定しない」と考えておくことです!

【財務専門官の面接】質問集・回答集まとめ

  • 面接は簡単に合否がひっくり返る試験
  • 項目別の質問集・回答集
  • 財務専門官独自の質問集・回答集

財務専門官で実際に質問されたものとその回答についてまとめてみました。

実際にどんな質問がくるのか、どのように答えたらいいのかなどわかってもらえたと思います。

国家総合職や国税専門官なども他の記事で紹介しているので、興味がある方はそちらもぜひ参考にしてみてください。

 

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  • 勉強しにくい教養試験・論文試験の例題と回答がついています。
  • 詳しい公務員のシステムや知識を学ぶことができ、面接試験対策を行うことができます。(面接試験の例題と回答のポイントもあり)
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