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国税専門官の面接とかはよく解説されていますが、財務専門官の面接についてはあまり説明がありません。
財務専門官試験は難しく成り手が少ないため、試験に関する情報も少ないです。
そこで財務専門官の面接の基本と内定をもらった友人や後輩がされた質問と回答を紹介します。
これを知りたい人に書いています
この記事を読み終えると、財務専門官の面接での質問がわかり、回答のイメージもできます。
財務専門官の面接は、一次試験の筆記を合格した後に課される二次試験で行うものです。面接試験の配点でかなり大きなものであり、全体の2/9を占めています。
2/9って低くないか?
と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
面接試験は一次試験を突破したものだけが挑戦できる試験です。一次試験突破者の点数は、最低でも6割程度であるため、面接試験で簡単に合否がひっくり返ることもあります。
私の友人や後輩の何人も逆転した人が何人もおり、私も逆転したことがあります。本当に二次試験の面接は重要です。
その財務専門官の面接試験は、コンピテンシー面接といわれており、評価基準が明確な試験となっています。
この面接方式は具体的な加点項目が明確になっており、面接官によって評価に差が生じにくいです。
そのため、あなたが面接対策をバッチリ行っていれば必ず受かり、逆にサボっていれば問答無用で落とされます。
自分自身が評価に値する答え方をすれば、減点されずどんどん加点されるので、対策は万全にしてください。
今回は財務専門官の面接の質問を紹介していくので、面接についての説明はこれぐらいにしておきます。
コンピテンシー面接について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
面接が大成功して高評価⁉知らなきゃ落ちる公務員面接試験の大原則
財務専門官の面接の第一ステップは、面接カードを書き上げることです。
財務専門官をはじめとした公務員の面接は、面接カードの項目に沿って進んでいきます。
面接カードには
の項目があり、大体がこの面接カードに書かれている順番で、面接官が質問していきます。
その面接カードの中で面接官が興味を惹かれる内容であれば、質問をしてくれて自分のアピールができるわけです。
そこで面接カードを仕上げていないと、アピールしたい部分に対する質問が0になることもあります。
反対に、戦略を練ってエピソードをうまく書くことができれば、面接官からの質問は止まることを知らず、面接時間をオーバーすることもあります。
そうしてアピールを続けていけば、二次試験が高評価になります。
実際に私は面接カードを長い期間かけて作成しました。
項目ごとに自身のアピールポイント、過去の実績を要所をまとめ、簡潔かつ質問しやすく準備。
そうすることで、簡単に予想できる簡潔な質問が飛んできて、私は面接カードに沿って用意した答えを話すだけ。
機械的に会話をするだけで、面接が大成功しました。
面接を簡単にするとともに高評価をたたき出すには、面接カードを仕上げることが1番。時間をかけて面接カードの内容を考えて、ブラッシュアップしてください。
面接カードの書き方がわからないという方は、こちらの記事を見てみてください。
公務員の面接カードは書き方が⁉いまさら聞けない面接カードの大原則
ここからは実際に友人と後輩がされた質問を紹介していきます。
質問だけでなく、答え方についても解説していくので、悪い印象を与えない答え方を実際に答えた内容で説明。
自分が面接受けた時のことを考えてみてください。
他の質問集・回答集試験で、共通する項目については軽く説明していきます。他にもどんな質問が想定されるのか知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
10分読むだけで総合職に合格できる⁉国家総合職・面接試験の質問集
知っていれば国税専門官の面接試験で好印象⁉質問集・回答集を紹介‼
大学生や高校生は学生で経験したことを、社会人は仕事で積み上げたことを話す場になります。
この質問は面接が始まってすぐにされることが多く、緊張をほぐすための質問です。
ここは「特になし」とか、よほど変な回答じゃない限り、面接官に変に思われることはありません。
本当に面接官が知りたいことは、この後の項目やゼミでの活動とかです。
アピールしよう!
と張り切る必要はなく、ほどほどの回答で時間をかけないようにする方が良いです。
しかし、たまに話を広げられることがあるので、その時は専門用語などを詰め込んだ説明をして次の質問に逃げるようにしましょう。
そうすれば効率良く面接を進められます。
社会活動や職務においてこれまで取り組んだ活動や体験は、ボランティア活動やサークル活動について話していくと好印象がもらえやすい傾向になります。
ここでは具体的な役職とその役職で行った仕事の話が焦点となります。
話を盛り上げる起点として、相手が気になるようなワードチョイスで、質問をされやすくしてください。
そしてうまく行くと面接官から
と質問が来るはずです。
この質問が来たら回答にポイントがあり、仕事の話をする際に多少話を盛ってください。
話を盛ることで、自分の実績を高めて面接官にアピールがしやすくなります。うまくアピールできるれば、印象にも残りやすいです。
反対に盛らずになにも役職がないと、自分のアピールをする実績・信用性に欠けますし、何より何も魅力のない人物だと思われてしまいます。
せっかくのアピールチャンスにこれではもったいない。自分が何をしたかを説明して、面接官にイメージさせて、アピールしていきましょう。
実際に私は運動系のサークルで、特に仕事をする立場ではありませんでしたが、学年の副代表という立場にしておきました。
そこで自分が行ったことや本当の副代表がやったことを自分がやったみたいに織り交ぜて話しました。
そうすることで、実際の面接(国家総合職や地方公務員)ではかなり高い評価が貰えて合格しています。
なので皆さんも話は多少盛ってもアピールしていきましょう!
ここでは主にアルバイトやニュースを取り上げることが一般的です。アルバイトの経験があればアルバイト、特に経験がない人はニュースを話しましょう。
なお、ニュースについては財務専門官にかかわりのあるニュースを取り上げてください。アピールしやすい場であるので、自分の利点を存分に発揮しましょう。
まず、気に入らない人がいないことは絶対にいないと思います。
仕事を全然しない人、面倒な絡み方をする人、変なことをする人、要領の悪い人。働いていれば、こんな人はかなり多くいるでしょう。
ですがここでは本当に気に入らなくても、いないと答えなければいけません。
財務専門官は1人で仕事をするわけではなく、チームで仕事を行います。それを気に入る気に入らないで、仕事上でのやり取りを変えることは許されません。
仕事が滞ると、国民に不利益が生じることになってしまいます。
それは絶対に許されないので、「気に入らない人はいませんでした。」という回答が正解になります。
その後は絶対に
仮にいたらどうするか?
と質問が来るので、「気に入らない人であっても、会話をして仲良くなれるようにします。」というように、「うまくやっていきますよ」と良い返事をすると印象はいいでしょう。
志望動機については、志望した明確な理由の説明することを意識しましょう。志望動機はあなたの本気度を測るものなので、考えていない志望動機では受かりません。
また、面接カードで書いたものと乖離しないような説明を心がけましょう。
この質問では長い期間志望していることにして、志望度が高いと思われるようにしましょう。
仮に以下の2人だとどちらの人の方を採用していと考えますか?
何年も前から目標にしている人
と
2ヶ月前に知って受けに来た人
もちろん前者ですよね。印象の差にはなりますが、想っている期間が長ければ長いほど、志望度が高いと面接官は思います。
後は、明確な志望動機を作り上げるだけです。
オススメの例としては
というようなものがオススメです。
具体的かつ明確な志望理由になるので、面接官も変に思うことはありません。
仕事をよく調べて、中身を詰めていけば良い評価が貰えるはずです。入念に時間をかけて準備しましょう。
いままでは面接カードの項目についての質問集と回答集を取り上げましたが、次は財務専門官の試験でのみ聞かれるものを紹介していきます。
財務専門官を志望している人は、絶対に見てほしいものであり、面接のイメージも掴みやすくなります。
自分だったらどう答えるかも考えながら見てください。
同じお金を取り扱う仕事ではありますが、仕事の内容自体はまったく違います。
区別できていないと、
国税専門官でも良かったのでは?
と思われて志望度が低いとされてしまいます。
それを避けるために、明確に違いを知って適切な回答をできるようにしてください。
ここで注意点が一つ!
国税専門官の説明はある程度の段階で控えておくことにしましょう。
あなたの第一志望は財務専門官のはずです。その人物が国税専門官の説明が詳しすぎたらどう感じるでしょうか。
国税専門官が第一志望だろ!
と思われてしまうでしょう。こう思われてしまうと、合格はかなり厳しくなってしまいます。
仮に採用しても、国税専門官の方にいってしまうのではないかと考えてしまうわけです。
来るかどうかわからない受験生を取る意味はありません。なので国税専門官の説明は、ほどほどにしておきましょう。
財務省と金融庁は元大蔵省が再編されてできた省庁になります。仕事はどちらも国庫などのお金を取り扱います。
その財務省と金融庁の仕事を委任を受けて、全国で仕事をしているものが地方財務局です。地方財務局が省庁から仕事を受けるため、立場的には下の関係になります。
しかし地方財務局がなければ、日本の財政・金融は止まってしまう。どちらも重要な組織になります。中央も地方も欠かすことのできない存在というわけです
一つ注意点を挙げるとすれば、あまり地方財務局を下げた言い方はしないようにしましょう。
あなたが面接をする財務専門官は地方財務局の人が多いです。その面接官の前で地方財務局のことを下と言われると、面接官は良い印象を受けません。
正しい言い方で違いを説明しつつ、言葉遣いには注意してください。
行政処分は法律に従い公権力を行使して、私人、法人に対して行政庁がする行為です。
公権力を行使するため、法律による理屈づけと正しいステップで行われているかなど、細かいところまで注意しなければなりません。
また、不当な行政処分は訴訟問題に発展するため、当該事例がどの程度の行政処分に当たるかもよく検討する必要があります。
これらを含んだ説明をしなければ、行政処分について分かっていないとみなされるとともに、財務専門官の仕事もわかっていないと思われてしまうわけです。
どのような処分基準があるかなど、詳しく説明してほしいと言われるかも知れないので行政法をよく勉強しておきましょう!
ここでのポイントは一方的な否定はやめることです。多重債務を抱えている人も好きで債務を抱えているわけではなく、様々な事情があります。
その事情を考えずに
本人が悪いと思います。
なんて言った日には、財務専門官以前に公務員としての資質を疑われてしまいます。
そのため、多重債務者の事情に理解を示しながら、行うべき業務はしっかりするという考え方が正しい回答になります。
考えているという姿勢を向けていれば、基本的に何を答えてもと悪い評価には貰いません。とにかく覚えておいてほしいことは「むやみやたらに否定しない」ことです!
ボランティア活動は自分で自発的に動かなければ、情報を獲得することが難しいです。
いろいろ調べて何か一つボランティアに参加してみましょう。そうすれば自身の価値観が変わります。
面接に使えるという理由だけでなく、本当に大切なものが見つかると思います。
志望動機を固めるためにも、ボランティアには積極的に参加してきましょう。
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※無料で入手可能な最強本
公務員の試験や内容を知っていても、公務員に合格するためのシステムをしっかりと知っていますか?
私も大学生の時に講座内容や先生から聞いた情報だけで、「公務員のシステム」を理解している気になっていました。
私がわかった気になっていたのは、皆さんも知っている公務員の試験や内容だけです。
「公務員のシステム」をしっかり理解していないと、合格する確率は低くなってしまいます。
そんな「公務員のシステム」を理解するのにオススメなのが、【公務員転職ハンドブック】です。
この本は、転職者への説明がメインとなっていますが、講座や先生からの情報と合わせることで、誰でも「公務員のシステム」を理解することができるようになります。
「転職ハンドブックって何?」と思う方もいると思いますので、少し説明します。
この本は、公務員試験で高い合格率を出しているクレアールが出版している本です。
主な内容は以下のものとなっています。
など。
これ以外にも合格に役立つ情報がのっています。
無料で入手可能なのにこの本を読まないのは確実に損です。
私の大学では、国家総合に合格した人たちの中で詳しさから話題に上りました。
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