・時事問題って大切なの?
・どんな参考書がオススメは?
・時事の対策はどうすればいいの?
・いつからいつまでが出題されやすい?
・面接試験での利点は?
こうした疑問に答えていきます。
国家総合職の時事問題を全問正解した私が紹介するので安心してください。
本記事の内容
- 公務員で時事問題の攻略が大切な理由
- 職種別で分けた時事問題の出題数
- 時事問題で高得点を狙える参考書2冊
- 公務員の時事問題対策
- 時事問題の出題される対象期間
- 時事は公務員の面接にも有利
記事を読み終えると、時事の参考書や問題を解くための勉強がわかり、一次試験や二次試験で高得点が狙えます。
公務員で時事問題の攻略が大切なワケ
なぜ公務員に時事問題が課せられていると思いますか?
それは公務員の職業柄、世の中の事象には敏感に反応しなければならないからです。
公務員は、自治体の課題や国家の社会事情に向き合っていく役割になります。
その役割をこなすために『時事問題』の知識は極めて重要なんです。
また時事を理解することで、課題を解決する自身の意見、行政の取り組み方もしっかり把握できようになります。
公務員試験でも公務員になった後も、時事は必要になるのでしっかり勉強していきましょう。
職種別で分けた時事問題の出題数
次は時事問題がどの試験に何問出題されるか見ていきましょう。
問題の出題数が分からなければ、時事の重要性もわかりません。
この出題数を見て、自分の中でどれぐらい勉強時間に充てようか考えてください。
時事問題の出題数
【国家総合職】:3問/40問
【国家一般職】:3問/40問
【国税・労基】:3問/40問
【地方 上級】:4問/40問
【 都 庁 】:5問/40問
【 市役所 】:4問/40問
【 特別区 】:4問/40問
全体の出題率にすると以下のようになります。
【国家総合職】:7.5%
【国家一般職】:7.5%
【国税・労基】:7.5%
【地方 上級】:8%
【 都 庁 】:10%
【 市役所 】:12.5%
【 特別区 】:10%
おおよそ総得点の1割に相当しているため、大きなウエイトを持っていることがわかりますね。
この時事の一問が合否を分けることもあるので、しっかり勉強しておきましょう。
時事問題で高得点を狙える参考書2冊
公務員試験の時事問題は、参考書選びが重要になってきます。
なぜなら時事は範囲が広いため、効率的に勉強しないと他の教科に時間が割けなくなるからです。
今回は効率的に時事の知識をインプット、アウトプットできる2冊を紹介します。
- 速攻の時事
- 速攻の時事実践トレーニング
この2冊です。
時事の参考書はこの2冊があれば、時事はもう完璧になります。
次からそれぞれの利点について説明していきます。
速攻の時事
全受験生が愛用する時事攻略本
速攻の時事は、国の重要テーマがすべてまとめられている本です。
この本がおすすめの理由は、時事で頻出の出題範囲を網羅しながら、時事用語が簡潔にまとめられているところになります。
時事の知識は一から入れようとしても、必要最低限の知識がないため膨大な時間がかかります。
でもこの速攻の時事を使えば、基礎的な知識はもちろん試験に対応できる膨大な知識がつくんです。
実際に私もこの速攻の時事を読んでいました。
時事のことをあまり理解できていなかった私でしたが、この本を読むことで時事に対する理解が一気に進んだんです。
そして国家総合職の試験を受けて、全問正解しました。
私の実体験なので信用がないかもしれませんが、本の実力は本物です。
速攻の時事実践トレーニング
時事問題のアウトプット本
この本は速攻の時事でインプットした知識をアウトプットするためのものになります。
「えっ、そんな本いるの?」と思いませんでしたか?
実はこれが絶対に必要なんです。
なぜ必要かというと、知識をアウトプットできるかは、問題を解かないとわからないからです。
私の実体験で話していきます。
私も実はこの本はいらないと考えている側の人間でした。
時事のアウトプット本はいらないと考えていたため、模試などは上で紹介した速攻の時事だけで受けていました。
インプットだけして挑んだその時の時事の点数は、1問だけしか正解しなかったんです。
そこでアウトプットが必要かなと思い、この本でアウトプットの練習をしました。
アウトプットを徹底した後に行った模試では、時事問題は全問正解することができました。
私の経験からわかるように、アウトプットは得点を取るためには絶対に必要になります。
そのアウトプットができるこの本は、非常に優れた一冊ですね。
満点も夢じゃない!公務員の時事問題対策
時事の問題の対策は主に3種類あります。
- 参考書を読む
- 新聞を読む
- 白書を読む
この3種類を併用することで確実に点数は伸びます。
わからないこともあると思うので説明していきますね。
参考書を読む
時事対策一つ目は、参考書を読むことです。
その理由は参考書を読むことで、試験問題が解けるだけの知識がつくからです。
参考書は、必要なものだけを切り取って説明してくれています。
必要なキーワードのみを切り取ってくれるため、短期間に多くのことを覚えられることになります。
公務員試験では、時事問題以外にも多くの対策をしなければなりません。
つまり公務員に合格するためには、他の対策をするための膨大な勉強時間が必要になります。
時事問題の参考書を使うことによって、時事の勉強時間を減らすことができ、他の対策をお香ことが可能となります。
なので参考書を読む勉強方法は、とても効果的です。
新聞を読む
時事対策二つ目は、新聞を読むです。
新聞を読む理由は、新聞では最新の時事情報が載っているからです。
時事は鮮度が大切になります。
世の中の情勢は常に変化しているので、アンテナを貼り続けて最新の情報を集めなければ、試験で点なんて取れません。
でも最新の情報集めは、かなり骨が折れます。
必要な情報の選別やキーワードの理解などやることがたくさんあり、時間が足りません。
でも新聞を使えば煩わしいことを避けて、最新情報を簡単にゲットできるんです。
しかも新聞はお金を払って買っているので、情報は正確で要点だけまとめられています。
新聞を読むことで最新の時事に強くなれるので購入することをおすすめします。
新聞はただ読むだけでは意味がありません。
読み方を知らなければ効果が半減してしまいます。
その新聞の活用方法などはこちらの記事にまとめましたので、時事に強くなる読み方を知りたい人は、こちらをチェック‼︎
白書を読む
時事対策三つ目は、白書を読むことです。
なぜなら白書には、国が行なっているHOTな政策などが載っているからです。
時事問題には、政策関連のことが出題されることがあります。
その内容は難しく、正答率もあまり高くないことが事実です。
ですが白書で政策について勉強しておけば、簡単に正解できます。
なんていったって白書は、各省の政策をわかりやすく説明したものであるからです。
そのため重要な点を理解した上で、知識を保管しておくことができます。
ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。
白書は時間がある人だけで大丈夫だということです!
正直な話をすると、白書まで勉強すると膨大な時間がとられてしまいます。
満点を絶対に取りたいという人以外は、勉強することはおすすめしません。
満点を取りたい人も気になったところを確認ぐらいに留めておいてください。
絶対に時間が足りませんから。
白書を読む場合、白書は多くの種類があり、どの白書がいいかわからない場合が多いです。
こちらの記事でどの省庁がどんな白書を出しているか、書いてありますので参考までに見てみてください。
時事問題の出題はいつからいつまでが対象なのか?
時事を勉強しようといっても、むやみやたらに勉強していけばいいわけではありません。
なぜなら時事問題には、よく出題される期間があるからです。
頻出される期間をはみ出して勉強をしたところで意味がありません。
はみ出して勉強を行うと、ムダな時間を過ごしてしまいます。
公務員試験は、時間との勝負になるためムダなことをする暇はありません。
だから、時事の問題がよく頻出される期間を確認しておく必要があります。
その時事問題が頻出の期間は「本試験の一年前から一か月前まで」が頻出です。
この期間に設定されている理由は、試験問題を作る時間の関係とあまり昔のことを聞いても意味がないということに関係しています。
この期間さえ勉強していれば、最低限の点数は取れるので安心してください。
また大きなニュースなどは、何年か前のものが出題されることはあります。
そのため、大きなニュースだけ追加でチェックしておきましょう。
時事は公務員の面接にも有利に働く!
時事は面接の対策にもなります。
なぜなら面接で気になるニュースから、自分をアピールできる可能性があるためです。
公務員試験の面接は、総じて時間がありません。
その限られた時間の中で、どれだけ自分をアピールできるかが合否を分けます。
効果的なアピールを行うためには、どんな時間も使わなければなりません。
そこで面接時に気になるニュースについて聞かれたときに、時事についての知識があるとニュースの話題から自身の志望先や長所につなげることができます。
面接官に多くアピールできれば、評価は必ず上がっていきます。
評価が上がれば合格できる。
つまり時事は、面接対策にも有効ということになるんです。
公務員試験の時事についてまとめ
- 時事は公務員に必須な知識
- 出題数は多いため油断はできない
- おすすめの参考書は「速攻の時事」「速攻の時事実践トレーニング」
- 時事対策は「参考書を読む」「新聞を読む」「白書を読む」
- 時事の勉強期間は一年前から一ヶ月前まで
- 面接試験でもアピールに使える
公務員試験における時事が重要なことが分かったのではないでしょうか。
時事は「数的処理」「文章理解」に並ぶ教養試験の要の教科であり、さまざまなところで使えるため絶対に勉強しておいてください。
時事をマスターできれば合格に大きく近づきますよ!
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