・受かりやすい人の特徴は?
・落ちる人はどんな人?
・高卒は受かりやすいの?
こうした疑問に答えていきます。
国家総合職をはじめ、さまざまな面接試験を突破した私が説明するので安心してください。
本記事の内容
- 公務員試験に受かりやすい人の特徴
- 公務員試験に落ちる人の特徴
- 特徴に当てはまらなくても諦めないほうがいい理由
- 高卒は受かりやすいのか?
記事を読み終えると、どのような人が受かりやすいのかわかり、自分に適性があるかわかります。
公務員試験に受かりやすい人の特徴
面接試験で受かりやすい人というのは、一定数いるわけであり、その特徴は不思議なくらい同じになります。
なので今から紹介する人になることができれば、面接を楽に合格できるでしょう。
その受かりやすい人の特徴は以下のようになっています。
- まじめ・誠実・堅実
- 受け答えがハキハキしている
- 清潔感がある
- 組織にマッチしている人間
これらの点は一朝一夕では、身につくことはありません。
多くの練習が必要になります。
次からなぜこれらの特徴がある人が受かりやすいのか説明していくので、練習する時の参考にしてみてください。
絶対に面接がうまくいくようになります。
まじめ・誠実・堅実
なぜまじめで誠実で堅実の人たちが受かりやすいかというと、公務員の本質だからでしょう。
私が公務員になって話した同期や官庁訪問の時に一緒になった人たちは、みんなまじめで誠実で堅実でした。
つまり公務員になる人は、そのような人たちが集まるということです。
採用担当者も自身と同じような人物が欲しいと思うので、必然的に合格しやすくなります。
受け答えがハキハキしている
質問に対する受け答えがハキハキしている人は、受かりやすい傾向にあります。
その理由は、受け答えがハキハキしているかどうかが面接時の評価点の一つになるからです。
あなたがもし面接官だとして、受け答えがハキハキした人物と暗くてボソボソ話す人物であった場合、どちらを採用しますか?
私だったら前者のハキハキしている人を採用したいと思います。
面接官も同じ気持ちです。
そのため、ハキハキしている人物が選ばれやすくなります。
清潔感がある
服装には清潔感を持たせましょう。
なぜなら、面接で身だしなみはとても大切なものになるからです。
面接官は面接する時に、はじめてあなたに会います。
最初にどのような人か判断する基準が身だしなみです。
ここで清潔感がない服装や髪型であった場合、面接をする前に他の受験者と差がついてしまいます。
だって身だしなみが汚い人と仕事をしたいと思いませんよね。
そう思われると面接の話も聞いてはくれますが、熱心に聞いてくれかといえば怪しいところでしょう。
つまらないところで差をつけられたくない人は、身だしなみは清潔感を意識してください。
身だしなみについての記事はこちらをご覧ください。
組織にマッチしている人間
組織にマッチした人間であると合格しやすいです。
公務員にはある程度のカラーが存在します。
たとえば、国税専門官なら体育会系、農林水産省は穏やかなどです。
この公務員ごとのカラーとマッチしている人材は受かりやすい傾向にあります。
あまりにかけ離れていると、組織に入れても不協和音になってしまうからですね。
そのため公務員の組織カラーに合った人材になると合格しやすくなります。
このカラーは説明会に行き、雰囲気を感じ取ったり、実際に働いている人に話を聞くことによってわかります。
その説明会についての記事はこちらをご覧ください。
公務員試験に落ちる人の特徴
公務員に受かりやすい人がいれば、落ちる人もいます。
落ちる人にも似たような特徴があります。
その落ちる人の特徴を知ることで、受かりやすい人になっていきましょう
ここでの特徴は、面接に特化していますので面接時に参考にしてみてください。
落ちる人の特徴は以下のようになっています。
- 質問への回答が的外れ
- 態度が偉そう
- 常識やマナーがない
- 面接カードなどからの熱意が不十分
ではこの4つの特徴を説明していきます。
質問への回答が的外れ
面接官の質問に的外れな回答はやめましょう。
なぜなら的外れな回答をしてしまうと、何も考えていない人物で公務員に適正がない人だと思われるのからです。
公務員は他の民間企業と違い、ひとつの指示で国民や県民を動かしていきます。
指示で国民や県民を動かせるということは、間違ったことは絶対にできません。
その時に面接で的外れな回答ばかりしている人は、上司の指示や正確な支持を正確に伝えられないでしょう。
結果的に国民や県民からの批判につながってしまうんです。
こうしたことは公務員の信用問題にも関わってくるので、面接官側も採用したくありません。
なので質問に対して的外れな回答は絶対にやめましょう。
態度が偉そう
面接時に態度が大きく偉そうな人は落とされます。
理由はいうまでもないと思いますが、部下として扱いづらいですし嫌な印象を受けるからです。
態度が偉そうな人というのは、大抵の場合、人を見下している傾向にあります。
そのような人は命令を守らないことが多いのも事実です。
面接官やほかの職員もそんな人と働きたくはありません。
面接でそのことが見抜かれてしまうと、採用しようと思わないので、不合格になってしまうでしょう。
自分では意識していなくても、態度は滲み出るので注意が必要です。
常識やマナーがない
常識やマナーがない人も落とされやすい傾向にあります。
なぜなら社会人としての最低限ができていないからです。
面接を受けにくる時点で常識やマナーは1番に対策するものであるはずですよね。
それを怠っていると、面接以前に社会人になろうという気が欠如しています。
採用側も「やる気のない人」より「しっかり対策を重ねたやる気のある人」を採用したいので常識やマナーがない人は落とされるでしょう。
落とされないためにも、常識やマナーについてはしっかりとした対策が必要になります。
常識やマナーについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
面接カードからの熱意が不十分
面接カードからの熱意が不十分である人は、一番落とされやすいと思います。
その理由として面接カードは、面接官が質問する時の資料としても、評価する時の資料としても使うからです。
働く上で熱意は大切なものになります。
仕事の効率や達成度、職場関係などにも直結するので面接官もとくに気にします。
その中で面接カードから伝わる熱意は大きな評価点になるので、それが伝わらない人は不合格になりすいんです。
なので面接カードから熱意というものは大切になります。
熱意を伝えるための面接カードの書き方や裏技については、こちらの記事を確認してみてください。
受かりやすい人に当てはまらなかったといって諦めないで‼
「受かりやすい人の特徴に全然当てはまらないから、公務員を受けるのやめようかな」と思う人は少し早計です。
あくまで私が紹介したのは、受かりやすい人の特徴であり、必ず受かる人ではありません。
実際は面接官との相性もあるため、運的な要素もあります。
そのため受かりやすい人の特徴に当てはまらないからといって、諦める必要はありませんよ。
諦めて対策をしないよりも、受かりやすい人になるために自分を訓練しておくほうがいいです。
しっかりと練習して面接対策を積み重ねていけば、受からない試験ではありませんからね。
公務員試験は高卒は受かりやすいのか
さて高卒の人は受かりやすいかどうか気になりませんか?
このご時世、大卒で入るのが厳しいなら早めに公務員になろうという人もいる思います。
高卒が受かりやすいかどうかというと、、、。
実は受かりやすいんです!
高卒の人は、本気で勉強している人が少なく、公務員に対する知識も少ないです。
そのため大卒で試験を受けるよりも合格しやすくなります。
しかし受かりやすいからといってメリットばかりではありません。
高卒のデメリットとして、大卒よりも給料が安いという点があります。
しかし、出世の仕方次第で給料なんてものはどうにでもなるので気にしなくてもいいと思います。
受けりやすい人の特徴まとめ
- 受かりやすい人の特徴は「まじめ・誠実・堅実」「受け答えがハキハキしている」「清潔感がある」「組織にマッチしている人間」
- 落ちる人の特徴は「質問への回答が的外れ」「態度が偉そう」「常識やマナーがない」「面接カードなどからの熱意が不十分」
- 受かりやすい人じゃなくても諦めない
- 高卒は受かりやすい
受かりやすい人、受かりにくい人の特徴というのはあくまで目安の一つです。
これに当てはまるからといって、絶対に合格するわけではありません。
合格するためにはさまざまな対策をする必要があるので、勉強や面接練習は欠かさず行っていきましょう。
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