・官庁訪問ってなに?
・適当に選んでいいの?
・どうやって決めればいいの?
・決める基準はどうやって作るの?
・実際に決めた人はどうやって決めたの?
こうした疑問に答えていきます。
官庁訪問で内定をもらった私が説明するので、官庁訪問する上でとても参考になると思います。
本記事の内容
- 官庁訪問の概要
- 官庁訪問先は慎重に選ぶ理由
- 官庁訪問先の決め方
- 官庁訪問先を決める基準
- 私や友人の決め方
この記事を読み終えると、自分の官庁訪問先をしっかりとした理由を持って決めることができます。
官庁訪問とは
官庁訪問とは、国家総合職・国家一般職で課される省庁別に行われる面接試験になります。
官庁訪問は志望する省庁へ自分の強みをアピールし、有能な人間だと判断されれば採用され働くことができます。
二次試験では問われなかった志望先について、かなり深堀されることになるのでしっかりとした対策が必要です。
詳しいことはこちらに書いているので参考にしてみてください。
関連記事 知らないと損する‼官庁訪問のクールや事前準備【国家公務員総合職】
関連記事 国家一般職の官庁訪問は面接前に始まっている? 合格のための重要な点
官庁訪問先は慎重に選ぶ
官庁訪問先は慎重に選んでください。
なぜなら官庁訪問で採用された場合、採用された省庁で一生仕事をすることになるからです。
何も調べもせず適当に選んでしまい、もしも合格してしまったらやりがいもなく退屈な仕事を一生することなります。
また説明会等にもいかず適当に決めてしまうと、職場の雰囲気を知ることもできないので、離職する可能性が高くなってしまいます。
離職などを避けるために官庁訪問先は慎重に選んでください。
具体的に省庁がどんな仕事しているか知らないと選ぶことも難しいと思います。
決める前に省庁の仕事はチェックしておきましょう。
関連記事 もう迷わない!官庁訪問を失敗させないために学ぶ府省庁の仕事25選
国家公務員総合職・一般職】官庁訪問先の決め方
官庁訪問の選びかたは、省庁から決めるのではなく自分の気持ちや合理的な理由で決める方法があります。
これから紹介する決め方を知っておけば簡単に官庁訪問先なんて決まってしまうでしょう。
その官庁訪問の決め方は、この4パターンがあります。
- 自分の行きたい省庁を選ぶ
- 受かりやすい省庁を選択
- 自分の得意分野で考える
- 運に任せる
これらにはメリット・デメリットがあります。
それを踏まえて一つひとつ丁寧に紹介してきます。
自分の行きたい省庁を選ぶ
自分の得意分野で就職官庁を決めることも一つの手になります。
この決め方の利点は、得意分野で官庁訪問をするため面接がうまくいきやすいところです。
官庁訪問の時に専攻分野のことを交えて話せれば、高評価がもらえることでしょう。
また自身の知識が業務に活かせるため入庁したてでもあまり迷わずに業務を遂行できる点も利点になります。
新人のうちは、業務を覚えることで精一杯になりがちです。
この方法は自分の時間も取れますし、さまざまな法律を覚えるための時間を確保することができます。
このような利点があるため、得意分野で官庁訪問先を選ぶのもアリです。
受かりやすい省庁を選択
2つ目は採用されやすい省庁を選んで官庁訪問することです。
この方法は確実に採用されるわけではありませんが、採用される確率は高くなります。
実際にこの方法を選択して総合職の官庁訪問を成功させ、本庁で働いている友人がいることは事実です。
ですが、働きたいと思っていた省庁ではないためモチベーションがどれほどもつかが一つの課題になります。
また官庁訪問用の資料も読んで覚える作業が加わるため、かなりの時間を要することは間違いありません。
メリット・デメリットがあるので、選ぶ場合は慎重に決めてくださいね。
自分の得意分野で考える
自分の得意分野で就職官庁を決めることも一つの手です。
この決め方の利点は、自身の知識が業務に活かせるため入庁したてでもあまり迷わずに業務を遂行できる点です。
新人のうちは、業務を覚えることで精一杯のため、この利点はかなり大きいものになります。
自分の時間も取れますし、さまざまな法律を覚えるための時間を確保することができます。
このような利点があるため、得意分野で官庁訪問先を選ぶのもアリです。
運に任せる
最後はネタ的ですが、運に任せる方法もいいのかもしれません。
正直な話、国家総合職の仕事はどれも魅力的であり、決められないという人も少なくありません。
そんな時は、運に任せてみるのもいいのではないでしょうか?
ここを受けると決めたらその省庁については入念に調べると思います。
調べているうちに興味が湧いてくるかもしれませんし、あまりピンとこなければ他の省庁に鞍替えすることもできます。
ですから最初に官庁訪問先を決める際は、運に任せてみるのもアリですよ。
官庁訪問先で話す情報の収集方法
4つの決め方からどれかを選択しても訪れる官庁の情報がないと意味がないです。
だって、話せなければ結局合格することは不可能ですもんね。
なので情報の収集方法は、とても重要になります。
実際に官庁訪問を成功させた私の収集方法を紹介します。
当たり前の方法ですが、それぞれある点を意識することが大事でした。
その方法は
- 説明会に参加
- ホームページを確認
です。
次から詳しく説明していきます。
説明会に参加
説明会に参加してみてください。
説明会に参加することでさまざまな省庁に関する情報をゲットすることができます。
官庁訪問先を決めるためには、その省庁がどんな取り組みをやっているのか、職場の雰囲気はどうなのかなどの情報が重要になってきます。
また合同説明会などが開かれていた場合、今まで考えもしなかった省庁に興味が湧く可能性がありますよ。
なにもわからないままだと、訪問先を決めるに決められませんしね。
説明会の重要性に関する記事はこちらの記事に書いてあるので気になった方は参考にしてみてください。
関連記事 公務員試験の説明会に参加するだけで合格できる?その重要性とは
ホームページを確認
ホームページを確認しましょう。
ホームページには省庁が行なっている取り組みなどが書かれていて、省庁が力を入れている一番ホットな政策などを知ることができます。
また写真やイラスト付きで載っていることが多いのでわかりやすいです。
知識を深めながら実際の取り組みを目で見ることができるので、自分の中で本当にやりたい仕事かどうか見極めるのに適しています。
なのでホームページを見て、いろいろなことを知っていきましょう。
私や友人の官庁訪問先の決め方
ここまで話してきて、決め方や基準についてわかってきたと思いますが、どのように使うかはイメージしにくいと思います。
なので、私や友人がどのように官庁訪問先を決めたのか話していきたいと思います。
あくまでも個人の決め方なので参考程度に見ていってください。
私の場合
私は第一志望以外だったら、どこでもいいので総合職の公務員になりたかったため、明確な基準を作りませんでした。
なので、自分の実力にあった省庁を官庁訪問先に選びました。
第一志望の官庁訪問先をあきらめこの選択をした理由は、官庁合同説明会の時に私以外の受験者が人事担当の人とフレンドリーに話していたからです。
その現場をみて、「あ、出遅れてるな」と感じました。
そうして受かりやすい中でやりたい仕事を見つけ、官庁訪問に向かい合格を勝ち取りました。
友人の場合
友人の場合は「大学で学んだことを仕事にしていきたい」という明確な基準をがあったので、自分の学部で官庁訪問先を決定していました。
自分の学部で習っていたものを志望理由にしたので、面接の時もとくに詰まることなくスラスラ話すことができたようです。
しかし人気官庁であったため、かなり官庁訪問対策には力を入れていたようで、友人は「めちゃくちゃ大変だった」と言っていました。
このように自分の中に明確な基準があると、迷うことなく官庁訪問先を決めることができます。
総合職・一般職の官庁訪問先の決め方まとめ
- 官庁訪問は採用されるための面接試験
- 官庁訪問で採用されると一生働くことになるので慎重に官庁訪問先は選ぶ
- 自分の行きたい官庁や得意な科目で選ぶなどいろいろな決め方がある
- 基準を作ることで、官庁訪問先を迷わない
- 実際の決め方は人によっていろいろある
官庁訪問にどの省庁を選ぶかで自分の人生が大きく変わってきます。
なのでしっかりと時間をかけて、訪問先は選ぶようにしてください。
私や友人もさまざまなことを考慮して時間をかけて決めたことで官庁訪問が成功しています。
これは総合職でも一般職でも変わることはありません。
自分にあった官庁訪問先を選んで、就職後の人生を華やかに過ごしていきましょう!!
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