・面接試験って?
・どんなことを面接でよく聞かれるの?
・話すエピソードを決めるためには何をするれいいの?
・気をつけるべきことはある?
・どれぐらい話は大きくしていいものなの?
こうした疑問に答えていきます。
公務員試験にいくつも合格した私が、実際に行っていた裏ワザを紹介しています。
本記事の内容
- 公務員の面接試験について
- 公務員試験の面接で必ず聞かれる項目
- 公務員の面接は最初に構想を練ることが大事!エピソード整理していこう
- これだけは気を付けてほしい話を大きくする前に知ってほしいこと
- みんなの疑問?どれぐらい話を大きくしていいのか?
記事を読み終えると、公務員の面接試験で高得点が取れる裏技がわかり、合格できること間違いありません。
公務員の面接試験について
公務員の面接試験は、一次試験の筆記試験を突破後に課されるものです。
二次試験のメインとなるものであり、市役所や地方上級では、配点が一次試験の2倍になる自治体もあります。
そのため、面接試験の結果によって点数が逆転して、合否が決まることも少なくありません。
今回はそんな面接試験で高得点を取るために、必要なエピソードの作り上げ方や話を大きくする方法を説明していきます。
公務員試験の面接で必ず聞かれる項目
公務員の面接では、ほぼ確実に聞かれることが存在します。
それについて知っておけば対応がしやすいですので、少し紹介しますね。
国家職や地方試験によって多少違いはありますが、概ねこのようなことが聞かれます。
- 学業においての経験
- 社会活動での経験
- 組織にどのように貢献できるか
これらの項目でどれだけ自分をアピールができるかが勝負になってきます。
単純に考えれば3〜4回のアピールはできるので、しっかりとエピソードを作り込んでから面接に臨みましょう。
では、どんなふうにエピソードを作り上げていくか次から話していきますね。
公務員の面接は最初に構想を練ることが大事!エピソード整理していこう
面接カードや面接への受け答えを考える前に、まずは構想を練っていきましょう。
なぜなら面接試験で重要なのは、エピソードをどれだけうまく作りこめるかによるからです。
主にこの手順でエピソードを整理して、構成を練ってください。
- 軸となるエピソードを選択
- 活動を確認
- 自分の立ち位置を確認
- 経験したことを最大限大きくする
この手順になります。
こうすることで、自分の行ってきたことを整理できます。
そして、どんな受け答えをしようか簡単により正確に決められるんです。
では手順について一つずつ説明していきますね。
軸となるエピソードを選択
まず初めに自分が経験した中で、どのエピソードを話すか決めましょう。
これを最初に決めることで、話の方向性を決めることができるからです。
決めていないと、話がいろいろ飛んでしまい何を話しているのかよくわからなくなってしまいます。
アルバイトの話にするのか、サークルの話にするのかいろいろあると思います。
自分が話せることで、話が弾みそうなエピソードを選んで話の方向性を決めていきましょう。
活動内容を確認
次にどのような活動をしていたか確認していきましょう。
活動内容を確認することで、自分がアピールしたい点を決めることができます。
アルバイトで接客をやっていたなら「コミュニケーション能力が高く想定外のことに対応できる能力」とか、運動系のサークルをやっていたなら「練習の改善点を見つけて効率化に努めた」などいろいろアピールできることはあります。
アピールの内容をスムーズに決めるためにも、活動内容は確認しておきましょう。
自分の立ち位置を確認
軸となるエピソードを選択して活動を確認したら、次は組織内での自分の立ち位置を確認していきましょう。
なぜなら自分の立ち位置を確認することで、どの程度話を大きくしていけばいいかわかるからです。
たとえばサークルの役職も何かしらの班に所属していない人が、見栄を張り「なにかの班の班長でした」とアピールしたとしましょう。
その後の面接官の質問で、答えに確実に詰まることになります。
詰まらなかったとしても、整合性のとれていない説明になってしまう可能性が高いです。
そのようなことを防ぐために、どれぐらい話を大きくしていけばいいか決める必要があるんですよね。
なので自分立ち位置は確実に把握しておきましょう。
経験したことを最大限大きくする
ここまできたら最後、自分の経験したことを最大限大きくしていきましょう。
なぜ経験したことを大きく話すかというと、何気ない経験もかけがえのない唯一無二の経験になるからです。
あなたが面接官だとして「サークルに所属してただ運動をしていた人」と「サークルの代表で部員を取り纏めながら運動をしていた人」がいた場合、どちらの人を採用したいと思いますか?
私だったら後者の代表をやっていた人を採用するでしょう。
何かしらの箔をつけることによって、面接試験が有利になります。
また、経験談を話すときも面接官の注意を引くものになるため、かなり面接試験が有利になります。
こもような大きな利点があるため、経験したことを最大限大きくしてください。
これだけは気を付けてほしい話を大きくする前に知ってほしいこと
さて、先ほど話を大きくするのはokだと言いました。
ですがどれだけ大きくしていいか気になりませんか?
そのことについては自分のさじ加減になってしまうのですが、一つだけ言えることが次のことになります。
嘘は絶対にダメ
嘘は絶対につかないでください。
どうして嘘をつくことがいけないかというと、深く質問されたときにしっかりとした答えが返せないことが多いからです。
「でも、話を良く言い換えるのも嘘なのでは?」と思った人もいるでしょう。
しかしそれは、違うんです。
話を良く言い換えることは、実際に行ったことを少しかさまししているだけです。
しかし嘘というのは、経験していないことを経験したように話しています。
経験したことがないということは、想像で話さなくてはいけないため細かな対応が難しいです。
そのためボロが出てしまう可能性が高くなります。
嘘がバレると、不合格はほぼ確実なので嘘をつくことは絶対にやめましょう。
みんなの疑問?どれぐらい話を大きくしていいのか?
さて、話を大きくすることの重要性やエピソードの重要性、やってはいけないことは分かったと思います。
ですが、どれぐらい話を大きくしていいのかというのは、いまいちピンときませんよね?
私もそうでした。
そんなあなたの為に大きくする目安を少し紹介していきます。
【アルバイト】
アルバイトメンバーはみんな仲が良かったこと。→私が雰囲気をよくした。
さまざまなクレームがあって、店長がそれを解決したこと。→私がクレーム対応を行いそのお客さんにリピーターになってもらったことにする。
【サークル】
サークルで何もやっていなかったこと。→サークルでは班長や副班長を務め、サークルメンバーを支えていたことにする。
サークルでは大会でいい成績は残せなかったこと。→練習や組織の体制を私発で仲間全員の意識を変えていき、サークルの大会などでいい成績を納めたことにする。
(ここでは、調べられてもバレないものにしましょう。)
【ボランティア】
後はこれに理由付けをしていくだけになります。
絶対にあなたが経験したことがある、又は、経験している人を近くで見たことがあるはずです。
そのことを面接で話せば、不自然な回答にはならないと思います。
ですが油断は禁物で、しっかり作り込んでいかないとボロが出てしまうので、練習はきっちりこなしていきましょう。
面接の練習などはこちらの記事に書いてあるので参考に見てみてください。
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公務員の面接試験で高評価を取る裏技まとめ
- 面接は公務員の二次試験で行う重要なもの
- 公務員の面接カードで必ず出てくる項目は「学業においての経験」「社会活動での経験」「組織にどのように貢献できるか」
- エピソードを整理することで簡単にしっかりとした面接で話すことが作れる
- 嘘はダメ、絶対
- 理由付けをしっかりできる程度に話を大きくする
今回はどこのサイトも面接本も紹介することのなかった裏ワザを紹介しました。
今回の方法はすべての試験で通用しますが、リスクはその分高いです。
実際に少し経験をしているとはいえ、想像で話すこともあるでしょう。
ボロが出ることを防ぐために、めちゃくちゃ練習してください。
そうすればきっといいエピソードができて合格できるに違いありません。
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