- 簿記2級の申し込みはどうやってするの?
- 申し込みの日程はあるの?
「2022年の申し込み開始はいつ?」「インターネットで申し込む方法はないの?」など簿記2級を受けたいけど、申し込み方法・申し込み期間がわからず、悩んでいる人もいると思います。
簿記2級に限らず、簿記の試験は申し込み方法が多く困惑している人が多いことも事実です。
実際に私も初めての申し込みをする際は、迷いましたし恥をかいたこともありました。
そこで本記事は、わかりにくい簿記2級の申し込み方法について、失敗しないように完璧に解説・紹介しています。
こんな人にオススメ!
- 簿記2級を受けようと考えている人
- 申し込みについてなにも知らない人
記事を読めば、簿記2級の申し込みで失敗することは絶対になく、本試験までスルスルいけます。
2021年簿記2級の申し込み期間
まずは2021年の期間を見ていきましょう。2021年の申し込み期間は以下のとおりとなっています。
試験回数 | 試験日 | 申込開始日 |
第158回 | 2021年6月13日(日) | 4月下旬ごろ |
第159回 | 2021年11月21日(日) | 10月上旬ごろ |
第160回 | 2022年2月27日(火) | 1月中旬ごろ |
見てわかるように申し込み期間に関して、具体的な日付は公開されていません。
この設定されていない理由ですが、各商工会議所によって設定が違うから設定されていないんです。
例えば、簿記2級の第160回試験で考えてみます。同じ北海道で内でも旭川の商工会議所では、1月28日(金)までが締め切り日でした。
それに対して、函館では1月27日(木)が締め切り日と1日締め切りが違うんです。また申し込みのやり方でも、申し込みの開始日時と終了日時が変わってきます。
これらのことより、正確な申し込み日時は設定されていないんです。
でも予想することは可能です。
申し込みの目安を考えてみると、試験日の1ヶ月半が申し込みの開始になります。
そして申し込みの締め切りが試験日の1ヶ月前。ここを目安に覚えておきましょう。
2022簿記2級の申し込み期間
2022年の申し込み期間も、すでに発表されているので確認します。
第161回~第163回試験は、以下の日程になっています。
試験回数 | 試験日 | 申込開始日 |
第161回 | 2022年6月12日(日) | 4月下旬ごろ |
第162回 | 2022年11月20日(日) | 10月上旬ごろ |
第163回 | 2023年2月26日(日) | 1月中旬ごろ |
申込期間を予想してみましょう。おそらくこのようになります。
試験回数 | 申込開始日 | 申込終了日 |
第161回 | 2022年4月27日(水) | 2022年5月11日(水) |
第162回 | 2022年10月4日(火) | 2022年10月21日(金) |
第163回 | 2023年1月10日(火) | 2022年1月27日(木) |
なお基本的には大きなことが起こらない限り、予定通り試験は実施されます。
直近の中止試験は、第155回の簿記2級試験です。
これは新型コロナウイルスの感染拡大により中止になりました。
今後もこれほどの規模の起こらない限りは、通常通り試験があるので、申し込みも忘れずにしておきましょう。
ネット試験の申し込み期間について
上記で紹介した期間は、筆記試験の申し込み期間についてです。
実はネット試験には、申し込み期間というものがありません。
ネット試験は毎日いたるところで行われており、決まった試験日を持ちません。
明日もありますし、明後日も試験はあります。1年後の同じ日でも受験できるでしょう。
いつでもどんな時でも受験可能であるため、試験の前段階である申し込みも毎日受け付けているんです。
間に合えば、試験に落ちた翌日であろうとも、申し込んですぐに再試験することができます。
ここまで話しましたが「ネット試験はいつでも申し込めて、すぐ受験できる!」とだけ覚えていれば大丈夫です。
簿記2級の申し込み方法
簿記2級への申し込みは、難しいものではありません。方法によっては、5分ほどで終了してしまいます。
間違いを起こしにくいもの、手軽なもの、人と顔を合わせなくて良いもの。様々な方法があるんです。
具体的な方法を挙げてみると、以下の方法があります。
- 窓口
- インターネット
- 電話
- 郵送
- 郵便為替
- コンビニ端末
これらが主な申し込み方法になります。今回は一番スタンダードな、窓口申し込みの手順を紹介します。
窓口申し込みの手順
窓口申し込みは、その名のとおり商工会議所の窓口で行う申し込み方法です。
間違いが少なく試験を確実に受けられるところが魅力の申し込み方法になります。
手順を簡単に分けると以下の流れです。
- 申込登録
- 受験料&事務手数料の支払い
- 受験票の確認
- 試験へ向かう
以下で詳しく説明していきますね。
①申込登録
まずは商工会議所の窓口にて、自身の基本情報を入力する申込登録になります。
申込用紙に記入する個人情報は、「氏名」「生年月日」「性別」「住所」の4項目です。
よく確認しながら、正しい情報を記入するようにしてください。
ここで間違えると「受験票が届かないこと」や「合格証の名前が違う」などのトラブルを引き起こしてしまいます。
受験票が届かないと試験を受けられず、電話等で確認の必要があります。
また合格証が不完全だと正確な資格として認められません。就活や転職活動で使えないのは、もったいないです。
見直しを欠かさず、正確に入力しましょう。
②受験料&事務手数料の支払い
次は受験料&事務手数料の支払いになります。
「えっ、2回払う必要があるの?」と思った人いるかもしれませんが、そうではありません。
受験料と事務手数料が合算されたものを、1回支払えばいいです。
簿記2級であれば、筆記試験でもネット試験でも同じ料金になります。代金は受験料と事務手数料合わせて4,720円です。
支払いが完了しないと、試験を受けることができません。
基本的にはコンビニや銀行での振り込みになります。忘れずに振り込むようにしましょう。
③受験票の確認
受験料と事務手数料の支払いが終了すると、受験票が自宅に届きます。
受験票が届かない場合は、自分で問い合わせることになっているので、届いているかどうかしっかり確認しましょう。
また試験後に行う成績照会の時にも必要になります。
無いと受験番号がわからなくなるので、試験後も失くさずに保管しておいてください。
④試験へ向かう
上記で正確にすべてが完了していれば、後は試験に向かうだけです。
「受験票」「身分証明書」「筆記用具」と「電卓」を持って試験に向かいましょう。
試験までの時間にゆとりを持って、試験場所へのルートを確認してリラックスしてください。
ネット試験との違い
筆記試験とネット試験で、申し込み方法に差はありません。
この2つはあくまでも試験方式の違いを表しているだけであり、試験の前段階に関しては筆記試験とネット試験は同じものになります。
なのでネット試験も上記の方法で申し込んでもらえば大丈夫です。
余談ですがネット試験の最近の流行りは、ネット申し込みのようです。
手軽さと会話しなくてよいことが魅了である申し込み方法になります。
詳しい手順は長くなるのでここでは省きます。
それでも知りたい人は≪簿記2級ネット試験の日程は?申し込み方法は?疑問を全て解決します≫の記事で紹介しているので見てください。
簿記2級に申し込む際の注意点
簿記2級に申し込む際にはいくつか注意点があります。
その注意点を意識していないと、試験でパフォーマンスを発揮できなかったり、最悪試験に落ちることもあります。
ここでは特に気をつけてほしい2点を紹介します。
- 申し込みが完了しているかの確認
- 筆記試験とネット試験の会場に注意
具体的に気をつけて確認するべきポイントを説明します。
申し込みが完了しているかの確認
申し込みが完了の確認は必ずしておきましょう。
なぜなら申し込みが完了していないと試験を受けることができないからです。
受験申込は最後まで行わなければ、出来たとは言えません。
「そんな人いないでしょう」と思っているそこのあなた。
意外と忘れている人はいるんです。
本試験当日になって、申し込みが完了しておらず試験を受けられない人がいます。
この試験を受けられない人の多くが「受験料の払い忘れ」か「情報の誤入力」になります。
確認を怠り、受験票が届かずに当日を迎え、試験会場に向かってはじめて正確な登録が出来ていないことがわかるんですね。
受験票がないと絶対に試験は受けられません。
運よく受験番号を調べてもらい、試験を受けることができることもありますがそれも極わずかな人です。
少し確認するだけで防げることなので、意識はしておいてください。
筆記試験とネット試験の会場に注意
筆記試験とネット試験の会場の違いに注意しましょう。
そうしないと、試験会場の差で集中力が切れるなど試験に不利益が出る可能性があるからです。
筆記試験とネット試験は、試験形式が違うと話しました。
試験形式が違うと実は、試験場所も変わります。
筆記試験の方は、筆記試験用の広い会場にカンニングしにくいような机が備わっている場所で行われます。
一方ネット試験の方は、パソコンを使う試験であるため、パソコンが多く置いてある場所で行うことになります。
パソコンでのカンニングを防ぐために、仕切られた空間で行われるんです。
会場が違うため、試験中に気になってしまう点も変わってきます。
模試等で慣れた空間ではないため、気が散ってしまう人。ペンの音やタイピング音で集中力が切れてしまう人も中にはいます。
集中力が切れている状態で試験を受けても、受かるものも受かりません。
自分に合っている試験はどちらか考えて申し込むようにしましょう。
簿記2級申し込みまとめ
- 2021年と2022年の期間について
- 具体的な申し込みの方法
- 申し込む際は注意点を意識
簿記2級の申し込みは思っているより簡単ではありませんでしたか?
気がかりが一つ減ると、より勉強に集中できると思います。
パパっと申し込みは終わらせて、試験をクリアしてしましょう!
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