- 簿記3級を持っていると有利になるの?
- どんな職業で活かせるの?
「簿記3級は転職に有利になるんだろか…。」「転職するまでに時間がないけどどうすれば?」と簿記3級が転職がどれぐらい影響のあるものなのか気になりますよね。
簿記3級は資格試験の中でも初級的なものであり、本当に評価されるかどうかわからないと悩んでいる人は多いです。
実際に私も取得した後に本当に役立てれるのか迷い、実際に転職をした人に聞いてみた経験があります。
そこで本記事は、簿記3級が転職にどれほど有利になるのか、様々な角度から説明しています
こんな人にオススメ!
- 簿記3級が使える資格か知りたい人
- 転職者の人
- 履歴書への書き方で困っている人
記事を読めば、簿記3級が転職で使える資格なのかどうか、資格保有で有利になる就職先の探し方などを知ることができます。
簿記3級があれば転職で有利になるのか?
簿記3級は転職に有利なのか、気になるところだと思います。
少しでも有利になるなら、取ったほうがいいですからね。
実際のところは、簿記3級レベルの資格だと少し有利になるかな?といったところです。
「簿記3級があるから、他の何を差し引いても採用!」とはなりません。
就活と違って転職ですから、どの人もかなりの努力をしています。
転職の足掛かりとして、最低限取っている資格が簿記3級なんです。
つまり転職をする人の半分以上が、簿記3級を取得していると言っても過言ではありません。
なので、簿記3級を持っていても、そこまで有利になることはないんです。
正直使えるのは2級から
簿記の資格が正式に評価されるようになるのは、簿記2級からです。
簿記2級では、3級よりも高いレベルの工業簿記・商業簿記の知識、企業の経営状態を把握する財務諸表の詳しい読み取り方をマスターしています。
専門的な知識を利用することで、高度な仕事ができるわけですね。
そのため、転職では重要となる「即戦力」として活躍できる能力が備わっていると企業側は思います。
だからこそ、簿記2級は取っておいた方がいい資格なんです。
しかし、簿記2級は簡単に取れる資格ではありません。
第157回の合格率は8.1%しかありません。独学で取得するのは難しいんです。
転職は時間が大切であり、学習に割く時間は少ない。
そこで私は通信講座を使うことをオススメします。
オススメする理由はお金は多少かかりますが、わかりやすく時間を選ばない講義視聴ができるからです。
別の記事である≪2021年受験者必見!簿記2級おすすめ通信講座7つをランキングで紹介≫で詳しく説明しています。
安さや内容、サービスなどで比較しているのでじぶんにピッタリのものが見つけられると思います。
簿記3級を活かせる転職先は経理を含めた3か所
簿記3級が活かせる仕事は何でしょうか?わかりませんよね。
それではよく条件として「簿記3級」が求められている転職先を紹介します。
- 経理・総務
- 営業・営業事務
- 会計事務所
大きく分けるとこの3つになります。
どんな仕事を行っているのかイメージは以下のようになっています。
経理・総務
経理の仕事は実物の管理や組織の運営管理など、実際に存在している物や人などを相手として行う業務のことです。
経理の仕事は、会社の動きに伴って発生する「お金」の流れを相手にする仕事になります。
どちらも簿記3級の知識を生かし、書類作成・データ入力・経理清算・給料計算などを担当しています。
営業・営業事務
商品やサービスを売り込むことが基本となる営業の仕事です。
契約後の見積もり作成やコストの計算など、契約の成功に大きく関わる部分で簿記3級の考え方を使うことができます。
会計事務所
会計事務所では主に事務処理や税理士の仕事をサポートする立場になります。
記帳代行、税務申告、巡回審査、給与計算、年末調整など簿記が関わる作業のサポートなので、簿記の資格を持っていることは必須です。
簿記3級を保有していることで、これらの仕事へ転職できる確率が上がります。
上記の仕事を検討する場合は、まず簿記3級から取得していきましょう。
簿記3級持っている未経験者でも転職はできる!
簿記3級を持っていれば、未経験の場合でも採用されることは十分にあります。
実際、様々なところで情報収集をすると、多くの人が採用されています。
しかし、未経験者okの求人を探すことが何よりも難しい。転職の要件として、「経理経験あり」「○○に何年勤務」といったものが条件が付くことがほとんどです。
そのため、未経験者okの求人を見つけることは一苦労。
そこで利用して欲しいものが、転職求人サイトになります。
転職求人サイトを使えば、条件を入力するだけで簿記資格が転職に必要が確かめることができます。
なので、時間をかけずに有利な情報を集めることができるんです。
ではどんな転職求人サイトがあるのでしょうか実際に見ていきましょう。
転職サイトへの登録で仕事を探すならこの2つ!
ここでは簿記3級保有者が利用している転職サイトを2つほど紹介していきます。
お金がかかるわけではないので、登録しておいて損をすることはありません。
1分ほどで登録も済むので、まずは登録から。
数ある転職求人サイトの中でも簿記3級の資格でソートがかけられたり、サービスが優れているものが以下の2つです。
- MSjob
- doda
各転職サイトの軽い説明をしていきます。
MSjob
MSjobは、管理部門・士業をメインとした就活・転職サイトです。
「簿記3級」というキーワードで調べることができ、自分が知りたい情報をいち早く入手できます。
誰もが知る有名企業や優良企業など多くの企業が求人を出していることも特徴になります。
さらに企業から声がかかることもあり、悩むことなく転職先を決めることができると評判です。
doda
dodaは、求人数が約10万件にものぼる求人数が1位の転職サイトです。
独自のイベントを開催し、幅広い業種の会社とのマッチングができることがdodaの特徴になります。
会社を多く見ることができるため、自身にピッタリの転職先を見つけられると好評です。
サポートも手厚く、面接のアドバイスや履歴書の添削など幅広いことを行ってくれます。
転職しようとしている人のほとんどが登録しているので、登録しておいて損することはありません。
転職で使う簿記3級の資格を取得を容易にする教材
簿記3級は、独学でも取得することができる比較的簡単な資格と言われます。
それなりの人が簿記3級に関しては、自主的に学習して合格を目指します。
そのときに最も重要なのが、どのような教材を使用するかです。
教材を真剣に選ぶかどうかで、大きく合格する確率が変化します。
実際に私の友人は、何も調べず語感だけで教材を購入したので、2回試験に不合格になっています。
時間は有限。楽に合格するためには良いものを選びましょう。
私のオススメとしては「簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 2021年度版」ですね。
テキストと問題集が一体なのが、ポイントが高いです。
その他の特徴やいい点、値段などを≪2021年度版‼簿記3級を受かりたいならこの10冊の参考書を選べ‼≫で紹介しているので購入を検討している場合はこちらをご覧ください。
なお、それ以外にも9冊オススメの参考書を紹介しているので、検討の一材料としてもいいと思います。
自主学習よりも通信講座で時間節約
上で独学での合格も不可能ではないと話をしました。
正直な話、それは時間がある人であればこそ。実際に現在働いている人だと、取得することは難しいかもしれません。
試験や教材の情報収集、実際の学習、模試の経験などやることはたくさん。
すぐに転職したい場合、時間なんてあったものではありません。
そこで資格取得に特化した、通信講座を使うんです。
転職を目指す場合にも必要となる2級の知識を補うこともできるので、損することはないと思います。
「でも、資格講座もたくさんあって探すのが面倒…」
そんな人のために≪最新2021年度版!簿記3級おすすめの通信講座7つを評価してランキング≫で、受験生に評価が高い講座を中心に比較して紹介しています。
「値段」「授業内容」「サービス」に軸を置いて説明しているので、検討しようと思う人は参考までに覗いてみてください。
転職する際の履歴書の書き方
転職する際に必要になる履歴書。
これには書き方があり、適当に書いていいものではありません。
せっかくアピールポイントになるのに、書き方がなっていないとむしろを悪い印象与えてしまいます。
社会人として、失格と見られてしまうので要注意。
以下の点に気をつけて記入するようにしましょう。
気をつけるべきポイント
- 正式名称で記入
- 合格証書の日付を記入
- 書き方の順番を考える
基本的なことだとは思いますが、しっかりできていない人が意外と多いです。
不安だという人がいたら必ず確認しましょう。
ここで解説すると長くなってしまうので≪簿記3級は履歴書に書けないダメ資格⁉正しい書き方知りたくないか?≫で正式な書き方や評価されるコツなどを説明しています。
もし履歴書の書き方で悩んでいる場合は、見ると悩みがなくなると思います。
簿記3級保有者の転職まとめ
- 簿記3級は転職に多少有利
- 簿記を活かせる仕事は大きく分けて3つ
- 未経験okなところを転職サイトでチェック
- 独学の場合はテキストを考える
- 履歴書は正しく記入
簿記3級を持っていれば、必ず転職に成功するわけではありません。
あくまでもスタートラインに立つための準備。
持っていないと不利にはなるので、必ず取得してから転職に挑むようにしましょう。