・地方公務員の面接って?
・最低限するべきことは?
・面接カードは書くの?
・練習はどうすればいい?
こうした疑問に答えていきます。
実際に面接で高い評価をいただいた私が経験したことや調べた内容を話しますので、間違ったことは絶対に言いません。
本記事の内容
- 地方公務員試験の面接とは
- 【地方公務員試験】面接に挑むための最低限の対策は自治体研究
- 地方公務員試験の面接カードは時間をかけて仕上げておく
- 不合格にならないために!公務員の面接で気を付けるべき重要なポイント
- 地方公務員面接の効率的な練習方法は1人で練習しないこと
この記事を読み終えると、地方公務員の面接がどういうものか理解でき、合格への道が開けること間違いなしです。
この記事を書いている人
元公務員ターナーの自己紹介
高学歴、法学部出身というわけではありませんが、大学2年の時から資格を取得しつつ、公務員の勉強を開始。
結果=国家公務員総合職に現役で合格。
他にも(一般職・国税専門官・県庁・市役所)などにも内定しているので、公務員志望者の不安や疑問点を解消します。
— 知識図書館(公務員試験・資格ブログ) (@TandH_blog) November 7, 2020
地方公務員試験の面接とは
地方公務員の面接試験とは、一次試験(筆記試験)を合格した後に行う二次試験の人物試験です。
人物試験である二次試験の形式は、個別面接・集団面接・集団討論などとさまざまな形式があります。
どの形式も面接官に人柄を重点的にみられ、合否が決定していくことになります。
最近の公務員試験は、筆記だけを見るわけではなく、こうした人柄をみる人物試験のウエイトが大きくなっているんですよね。
ですので、軽視することはできない試験になります。
では、自治体で実施される面接の比重を見ていきましょう。
【神奈川県庁】
二次配点:520点
論文試験:50点
GW(グループワーク):50点
個別面接1回:50点
個別面接2回:250点
【名古屋市役所】
二次配点:3000点
個別面接1回:600点
個別面接2回:1200点
論文試験:600点
【福岡県庁】
二次配点:120点
論文試験:20点
面接試験:100点
この表を見てもわかるように面接試験の配点は高いです。
つまり面接試験が合否を分けるといっても過言ではありません。
神奈川県庁など一部の自治体は、一次試験の結果をリセットするので、合格したいなら手を抜くことは許されません。
なので、しっかりと対策を重ねていきましょう。
国家試験の面接試験については気になった方もいるでしょう。そんな方はこちらの記事をチェック‼
【地方公務員試験】面接に挑むための最低限の対策は自治体研究
どの試験でも面接氏に臨む前には、入念な下準備が必要になります。
その中でも地方上級試験の面接は、国家試験と違い試験をする自治体のことについて、よく聞かれます。
なので、最低限の自治体の研究は行っておいてください。
もし研究をしていなかった場合、試験に横隔する見込みがない人だと思われてしまいます。
想像してみてください。仮に面接で自治体についてなにも答えることができなかったとしましょう。
面接官の評価はどうなると思いますか?
あなたの想像のとおり熱意はないものとして判断され、試験は不合格になること間違いありません。
そうならないために自治体のことを調べて、最低でも自分の行きたい部局の質問などには、答えられるようにしてください。
そこで調べておいた方がいいものをまとめておきました。
まずはこの5つを調べ、答えられるようにしてください。
- 自治体の人口・人口構成
- 主要産業
- 観光地
- 特産物
- 自治体独自の取り組み
この5つは、どの部局を希望していてもほぼ聞かれることになるので、対策していて損をすることはありません。
また、面接試験だけでなく記述試験でも使える場合があるので、しっかり勉強しておきましょう。
実際にどんな質問がされるのか気になった方はこちらの記事を見てイメージを膨らませてみるといいと思いますよ。
地方公務員試験の面接カードは時間をかけて仕上げておく
面接受けるために必要な面接カードは、時間をかけて作ってください。
なぜなら、面接カードが面接の流れを決めるからです。
面接カードは、自分のアピールポイントを書き込むものになります。
そこで面接カード作りこんでいけば、面接官に自分の聞いてほしいことだけを質問してもらうことも可能です。
もしコントロール出来た場合、試験が簡単になります。素敵なことだと思いませんか?
より深く知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
不合格にならないために!公務員の面接で気をつけるべき重要なポイント
面接試験にはいくつか守らなければならない暗黙のルールが存在します。
このルールを破ってしまうと面接での評価が下がることはもちろん、最悪の場合は不合格になってしまいます。
不合格を避けるために以下の4点については、とくに注意しておきましょう。
面接で注意するべき4点
- 口語表現で話さない
- 素直に答える。
- 経験したことを大きくして話す
- 大学名を出さない
当たり前のものもありますが、あまりピンとこないものもあると思います。
ですので、一つひとつ解説して行きます。
口語表現で話さない
面接時に口語表現は絶対に話さないでください。
どうしてかというと、面接官からの印象が悪くなるからです。
こちらは試験をしていただいている側になります。
目上の人に正しい敬語を使うことは常識ですよね。
当たり前のことをできない人間は落とされるというわけです。
では不合格にならないために、どのようなものがあって、どう変えていけばいいか少し紹介します。
~とか→~など・~や
~すごい→~大変
就活→就職活動
バイト→アルバイト
このように置き換えて話をしましょう。
紹介したのはほんの一部であり、このほかにも口語表現があるので気をつけてください。
つまらないところで評価を下げられたくない人は、口語表現を控えるようにしましょう。
正直に答える
面接では、嘘をつかずに正直に答えましょう。
なぜなら嘘の話がばれてしまったとき、確実に不合格の判定がされるからです。
自分で0から作り上げた嘘の話は、ほぼ確実にバレます。
面接官は、気になった話題や違和感を感じた部分について掘り下げて聞いてきます。
その時に嘘をついていると、答えることができなくなったり、整合性の取れない返答をしてしまいがちです。
そうなると面接官にボロが出てきてしまい、嘘をついていることがバレてしまいます。
バレてしまったから、ほぼ不合格でしょう。
だから嘘をつかずに正直に答えてください。
![](https://edublog.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
経験したことを大きくして話す
自分が経験したことを少し盛って話すようにしましょう。
そうすることで、なんでもなかった経験が唯一無二の経験に変わるからです。
私も自分の話を盛って話しました。
そうすると、自分のアピールもしやすくなって、面接がうまく進んでいきました。
話を盛ることで自分のアピールしたいことが相手に伝えやすくなります。
その通り‼たしかにウソはいけません。
さっきもお話しした通り必ずバレるからです。
しかし、今回は0から話を作るのではなく経験を大きく話すだけになります。
一応経験していることなので、どんな質問をされても絶対に答えることができますよ。
つまり、話を盛ることと嘘をつくことは同じではありません。
ですので高評価を得るために話を大きくして話していきましょう。
詳しい話が知りたい方はこちらの記事を見てみるといいですよ。
大学名を出さない
公務員試験の面接では、大学名は絶対に言わないでください。
なぜなら、大学名を言った瞬間に不合格が確定するからです。
公務員試験は公平に行われるものになります。
だから学歴で判断しているという評判は、絶対に出てはいけないものなんです。
もし、いい大学を出ている人を大学名を聞いた後に採用したら、あなたはどう思いますか?
「公平って言っているけど、結局学歴じゃん」と思いませんか?
こう思われるようなことが公務員試験では絶対にダメなんです。
だから暗黙の了解で大学名を言ったら落とされることになっています。
あなたは不合格にならないように、大学名を出すのは控えてください。
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地方公務員面接の効率的な練習方法は1人で練習しないこと
面接練習は、絶対に1人で練習しないでください。
なぜかというと、1人で練習しているとほぼ確実に不合格になるからです。
1人で練習すると、以下の4点の対策ができません。
- 自分の答えがおかしいかわからない
- 本番で緊張してしまう
- 自分の想定した質問しか答えられない
- 声の大きさや話す速さがわからない
どうしてこのようなことが起こると思いますか?
それは、本番の形式を練習でとっていないからです。
練習で出来ていないことは、本番でいきなりできることは絶対にありません。
私も最初の頃は1人で面接練習していたのですが、一般企業の面接を行った際にボロボロに酷評されました。
そこで上記の点を面接官に「意識できていないから人と練習しなさい」と指摘されました。
それから、指摘された点を友人との練習により解消していき、その後の公務員試験の面接では高い評価をいただけたんです。
1人で練習しないことによって、本番形式と同じ状況を作り出せるので合格に近づけます。
だからあなたも1人で練習することはやめて、誰か人と練習してください。
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それでも恥ずかしいという人は予備校を活用しよう
「1人で練習するなといわれても恥ずかしい」という人もいると思います。
そういう人は、公務員対策をしている資格学校の面接対策を受講してみましょう。
どうして勧めるかというと、予備校の面接対策で本番形式の面接対策ができるからです。
本番と同様の面接練習ができるだけでなく、面接専門の講師が自分の面接の悪いところを指摘してくれます。
つまりものすごく効率的な練習ができます。
ただネックなのが、多少お金がかかることですね。
面接対策を行っている資格学校のリンクを張っておくので、気になった方は一度資料請求してみてください。
資格講座がどんなものがあるのか、どういう点が利点なのか書いた記事がこちらにあるので参考にしてみてください。
自治体の面接試験についてのまとめ
- 面接試験は配点も高く重要な試験
- 最低限自治体研究はしておかないとおちる
- 面接カードは時間をかけて作りこむ
- 面接で失敗しないための重要なポイントは「口語表現」「正直さ」「話を大きくする」「大学名を出さない」
- 合格したいなら資格講座を受けてでも、一人で練習はしない
二次試験の面接試験まで来たなら皆さんの努力は間違っていません。
記事に書いてある注意点を参考にして、頑張って合格をつかみ取りましょう。
合格してしまえばあとはバラ色の人生の始まりです。
あと一息自分を強く持って対策を練っていきましょう!!
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