- FP3級って独学でもいいの?
- 誰でも受かる勉強方法はあるの?
「FP3級の独学の勉強方法って?」「合格者の例みたいなものはあるの?」など、独学でFP3級の勉強方法についてわからないことが多いと思います。
独学では特に指針となる勉強方法の情報がないことも事実です。
そこでFP3級を独学で取得するために最適な勉強方法以下の順で解説しています。
このページを読むことで、独学でFP3級を取得するためにより楽でより早い方法を知ることができます。
FPの勉強をはじめる前にやること
独学では日々の学習内容も大切ですが、学習教材を決めることが学習前に重要です。
重要である理由は、独学ではすべて自分で解決していく必要があるからになります。
独学では資格学校のように手取り足取り誰かが教えてくれることはありません。
教材を使って1から自分で勉強しなければなりません。
つまりあなたの勉強の良し悪しを決めるのは、あなたの選んだ教材ということになります。
良い教材を選択すれば短時間で勉強を終えることができるとともに合格率が高まります。
反対に良くない教材を選ぶと反対の結果になることもあるので気をつけましょう。
また、わかりにくい教材を使っている人の多くは、途中でFPの勉強を辞めてしまう傾向にあります。
多くの人は望んで勉強しているわけではないでしょう。
資格取得のためにしょうがなく勉強しているのだと思います。
それなのに、教材で意味のわからない説明をされていたらやる気を無くすのも当然。
仮に辞めなくても勉強時間は大幅に少なくなるでしょう。
勉強効率の面においても、やる気の面においても教材というものは独学者にとっては重要です。
そのため勉強をはじめる前にじっくりと時間をかけて、自分に合ったものを選んでください。
選び方の基準やオススメの教材については以下の記事で説明しています。
テキストについては≪FP3級に受かるためにはこのテキスト‼おすすめ10冊を紹介する≫で。
問題集については≪初心者でも安心!おすすめのFP3級問題集ランキングTOP10≫で紹介しています。
合格者が使っていて評判が良かったものを中心に紹介しているので、あなたに合う1冊が必ず見つかるでしょう。
FP3級を独学で取得するための勉強方法
ここでは独学で見事合格を勝ち取った人の勉強方法を紹介していきます。
ポイントは4ステップを順番にこなすことです。
順番通りに行っていけば、完璧な知識を有しつつ、楽に合格できるようになるはずです。
ではその4ステップを実際に確認してみましょう。
- テキストを読む
- テキスト範囲の問題集を解く
- 過去問を徹底的に解く
- 模試に挑戦
各ステップについて少し詳しく説明していきます。
①テキストを読む
第1ステップはテキストを読むことになります。
ここで基本的な知識を身につけていきましょう。
テキストでは単語の意味や何を考えるべきか、問題を解く上での数式など基本的なことを学びます。
知識の土台となる部分を知ることがテキストの目的です。
自分の中でなんとなくの感覚を掴み、理解するように努めましょう。
なお、初回はサラッと読むだけで問題ありません。
その理由は実際に問題に触れてみないと、何を覚えるべきなのか掴みづらいからです。
テキストは基本文字ベースであり、イラストはあくまでおまけになります。
文字が主体である説明ばかりだと、正直イメージがつきにくいです。
頭の中にイメージを浮かべて感覚を掴むためには問題集を解く必要がある。
だから1回目は上部の知識があればOK。
後は次のステップの問題集を解きながら知識の補填をしていきましょう。
②テキスト範囲の問題集を解く
第2ステップはテキスト範囲の問題集を解くことになります。
ここでは①で覚えた内容を問題集を使って解き、脳に定着させることを目的としています。
上でも軽く説明しましたが、テキストだけでの勉強は完璧な知識の定着は難しいです。
問題で求められることを知り、自分の中で咀嚼して答えを出すことがFPでは大切。
そうでなければ本当に理解しているとは言えず、本試験で得点を取ることが難しいでしょう。
だから問題集を解いて一連の流れを理解することで、本試験でも通用する力が身に付くため問題集を解く必要があるんです。
仮にわからない問題があればステップ1に戻り、内容を確認すれば大丈夫。
次は間違えた問題も解けるような力がつきます。
③過去問を徹底的に解く
第3ステップは過去問を徹底的に解くことになります。
なぜ過去問を解くかというと、FP試験には新規の問題よりも過去問の方が多く出題されるからです。
過去のFP試験の内容を見てみると、およそ9割が過去問をリメイクして作られています。
新規の問題は1割にも満たないです。
ということは過去問が解けるようになればなるほど、受かる可能性は大きくなっていきます。
この第3ステップをどこまで丁寧に行うかで合否に大きな差を及ぼします。
時間をかけてもいいので、過去問は完璧になるまで練習しましょう。
最低でも3回、理想は5回以上の練習が望ましいです。
④模試に挑戦
最後の第4ステップは模試に挑戦することになります。
模試に挑戦する理由は、自分の実力を最終確認するためです。
模試には過去問とまったく同じ問題が出題されることはありません。
完全新規の問題や過去問を変えた難しめの問題が中心に出題されています。
つまりほぼ初見の難易度の高い問題を自分の考え方で解いていかなければなりません。
模試を完璧に解くことができれば、本試験でも通用するという証です。
仮に解けないところがあれば、そこは自分自身が苦手とする場所。
テキストや過去問を使って復習をすればメキメキと実力をつけることができます。
独学で進める場合の注意点について
独学で勉強する場合、気をつけなければならないことがいくつかあります。
もし知らずにNG行為をしてしまうと勉強の進捗が送れるだけでなく、試験を受けることもしなくなるかもしれません。
勉強をムダにしないためにも、しっかりと注意点を確認しておきましょう。
なお、ここでは特に注意してほしい2点について説明します。
適度に休憩を取る
注意点1は、適度に休憩を取ることになります。
なぜ休憩を取るかというと、集中力を回復させる必要があるからです。
人は集中している時の記憶とそうでない時の記憶では、かなり覚えている内容に差があります。
集中で勉強していれば短時間であっても、詳細な事柄や難しい分野でも多くのことを記憶できます。
反面ダラダラと勉強している場合、長い時間を使ったとしても勉強の成果は期待できません。
効率よく勉強をするためには、集中力を持って臨む必要があるんです。
ただこの集中力は連続して保つことがかなり難しいです。
かなり続く人でも90分が限界であり、短くて30分ほどと言われています。
この限界を超えて勉強してしまうと、内容に頭にまったく入っていない状態になってしまいます。
そこで休憩を入れる必要があるんです。
休憩を入れると集中力を回復して、再度効率を重視した勉強が可能となります。
休憩を入れずに同じ時間勉強した時と比べて、大きな成果を発揮することになるでしょう。
ただ長時間の休憩はNG、1回20分程度の休憩としましょう。
それがモチベーションを保ったまま勉強できるラインです。
集中力が切れても20分を限度に休憩を入れるようにしてください。
1日も勉強を欠かさない
注意点2は、1日も勉強を欠かさないことになります。
なぜなら勉強を欠かしてしまうと、せっかく覚えた知識を忘れる可能性があるからです。
覚えたての知識というものは忘れやすいものであり、覚えた翌日には半分以上の記憶がなくなります。
同じ箇所を連続して勉強をすれば記憶できますが、全く勉強していないと1週間後には1/4も覚えていません。
それでは本試験の問題が解けるわけないです。
同じ場所を勉強するにしてもムダな時間を費やすことになるでしょう。
また一度時間を空けると、サボり癖がつき辞める可能性があります。
辞めてしまうとせっかくやってきた勉強が0の状態になってしまう。
だからこそ連続して勉強を継続していく必要があります。
理想は毎日一定時間勉強することですが、学生であろうと社会人であろうとそれは難しいです。
そのような時間が取れない時は苦手部分を読む等の短時間の勉強をしてください。
10分程度であっても、勉強が0の状態であるよりはまだいいです。
継続した勉強が1番ですが、連続して勉強の習慣を残すということがとても大切。
勉強を途切れされることなく、継続してください。
独学者のFP3級勉強方法まとめ
- 勉強の前には教材を選定
- 勉強方法は4ステップを意識
- 注意点は事前に確認
FP3級は比較的簡単な試験と言われますが、独学で取得するのは容易ではありません。
今回紹介した勉強方法を参考に自分なりの方法も検討しておきましょう。
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