- FP3級の新問題と過去問ではどちらが大切?
- 過去問道場は印刷することはできるの?
「FP3級の過去問って解いた方が良いの?」「FP過去問道場だけで受かる?」など、FP3級の過去問がどれほど重要でどれほど勉強すればいいか分からない人も多いと思います。
FP試験では過去問を基にした問題が出題がされるため、過去問が合格に関わることは事実です。
そこでFP3級の過去問関連の知識について以下の順で説明していきます。
このページを読むことで、FP3級における過去問の大切さが分かります。
FP3級の過去問はそこまで大切なのか
FP試験では新規の問題を多く解くよりも、過去問を多く解いた方が良いと言われます。
そう言われる理由として、過去問を解いたほうが点数が獲得できる確率が上がるという点が挙げられます。
FP試験では新規の問題が積極的に出題されることはあまりありません。
新規の問題よりも過去の試験で出された問題を基に作成された物のほうが出題されやすいです。
FP試験に限って見れば9割以上が過去問をリメイクして作られた問題と言えます。
つまり過去問を解いていれば、本試験で出題される問題を解いているのと一緒。
一足先に本試験を解いていると言っても過言ではないんです。
そして解けば解くほど必然点数は上がっていきます。
本試験を楽にするためにも過去問は積極的に解くようにしましょう。
なぜ過去問が多いのか
ではなぜ過去問の出題が多いのでしょうか。
その理由は、FP試験が20年以上続いている試験だからです。
FP試験は2002年に厚生労働大臣の認可を受けてはじまった試験であり、年に2回から3回実施されています。
仮にすべての年で3回実施されていると考えると、今までで60回以上の試験が行われていることになります。
つまり60回を超える試験を実施していると、似たような問題が多くなってしまうんです。
しかも簡単すぎず、難しすぎない問題となると、さらに出題パターンは絞られます。
またFP試験の問題作る先生も全部新規の問題を作れるということはありません。
FPの専門家と言っても、4ヶ月のスパンで新問題をいくつも作ることは不可能です。
つまりある程度、昔の問題を参考にして問題が作られることになります。
上記の理由からも分かるとおり、過去問と類似した問題が多く出題されています。
学科も実技もある!FP3級の過去問道場について【印刷可能】
過去問道場とはFP資格ドットコムが運営しているFPの過去問をまとめている問題集アプリになります。
最新法令を反映した2,500問以上の問題が収録されており、全6項目の復習を行うことが可能です。
問題をコピーして印刷すれば、自前の過去問集を作ることもできてしまいます。
その万能な過去問道場には、以下の特徴があります。
- 完全無料で提供
- 試験後、即問題追加
- 成績管理ができる
- 解説が丁寧
この4つの特徴がFP過去問道場を多くの人が利用する理由となっています。
各特徴についてどういったものか説明していきます。
完全無料で提供
特徴その1は、FP過去問道場が完全無料制であることです。
FP過去問道場では、課金制度というものは存在していません。
入会金、年会費、問題ごとの課金などはまったくの0。
一切お金をかけずに訓練できてしまいます。
「でも、1日当たりの制限はあるんじゃない?」
そう思うのも当然だと思います。
しかし、その制限すらも過去問道場には存在しません。
1日何問解こうが、1年間続けようがお金が発生することはないんです。
市販の過去問集を買うと2,000円近く取られることを考えると、めちゃくちゃお得ですよね。
ただ、この無料もいつまで続くかはわかりません。
もしFP過去問道場を使いたいと考えている人は、早めに使っていきましょう。
試験後、即問題追加
特徴その2は、FP試験が終わるとすぐに問題が追加されることです。
FP3級の試験が終了すると、あまり時間をかけずに試験問題がアップロードされます。
アップロードされた問題は本試験と変わることはなく、本試験と同様の問題を解くことが可能です。
最新の傾向を踏まえた過去問をどの無料サイトよりも早く入手することができます。
回答解説に関してはよくある答えのみの正誤表だけではありません。
ポイントを踏まえた解説を行ってくれます。
この解説により演習の効果が膨れ上がり、メキメキと実力を高めることが可能です。
しかしこの即問題追加というのは、試験が終了してその日のうちにということではありません。
無料ということを踏まえると早いということになります。
なによりも早く直前の過去問を解きたい場合は、市販の過去問集を買っても良いと思います。
成績管理ができる
特徴その3は、成績管理ができることです。
FP過去問道場では問題の正当が自動的に集計され、グラフで見える化されています。
「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6分野の得意不得意が6角形のグラフで表されます。
どの分野の知識が不足しているかがバッチリと分かるため、どこを充填的に学習するのかきっちり決めることが可能です。
自分の弱点が分かるので、効率的に学習進めることができるでしょう。
また学習の進捗具合も客観的に分かるので、学習計画が組み立てやすくもなります。
このように成績管理を使用すると、無駄な勉強を無くすことができます。
解説が丁寧
特徴その4は、問題の解説が丁寧であることになります。
多くの無料の問題集の回答がマルバツや番号だけ載っている解説のまったくないものが多いです。
そのような問題で演習を積み重ねても、自身の知識となるものはありません。
なぜなら正解や不正解である根拠、そのように考える理由などがわからないからです。
問題演習では解くだけでなく、どのように考えるかがとても大切になります。
解き方を覚えておけば、数字が変わったり考え方が変わった場合でも太刀打ちできます。
柔軟な思考力を身につけるためにも解説は大切です。
その点FP過去問道場では、解説が無料のものとは思えないほど丁寧にされています。
基本問題はもちろん応用問題であっても、言葉や図を多く使って説明してくれます。
無料のしかもオンラインの過去問集でここまでの物はそうそうありません。
過去問道場だけでもいいの?
FP過去問道場はとても優れている過去問集になります。
そのため過去問道場だけでも受かるのかと言えば、十分合格する確率は高いです。
ただ、確実性には欠けるとも言えます。
いくら過去問が充実していても、解説の部分だけに焦点を当て問題集と比較すると、どうしても劣ってしまいます。
一通りFPの学習を終えている人や生活でFPを使っている人であれば、過去問道場だけで問題はありません。
しかし、はじめてFPを学習する人や苦手に感じる人は他の教材も買ったほうが良いです。
どうするかは自分次第ですが、確実性を求めるのであれば他の教材を検討しましょう。
実力を底上げするオススメ過去問集
上記でも話した通り、解説が充実している点で過去問集は買ったほうが良いです。
細かい解説があるため内容をいち早く覚えられますし、思わぬ自分の弱点に気づくこともあります。
短時間で自分の実力を伸ばすために最適です。
また新しい問題や限定模試は、過去問道場では経験できないものになります。
毎年、数問は新問題が出題されるので、試験を完璧にしたい人は買うべきでしょう。
さらに社会でも通じる知識を確実に手に入れたい人にも、過去問集を買うことをオススメします。
なお問題集や過去問集を選ぶ際に重要なポイントは「用途にあった物を選ぶ」「新しいものを選ぶ」「解説が丁寧であるかで選ぶ」の3点です。
この点さえ意識していれば、ハズレのない物を選ぶことができます。
書店や通販サイトで購入する際は必ず確認しておきましょう。
「意識する点は分かったけど、どれがいいのか分からない…。」と思う人もいるでしょう。
そのような人のために≪初心者でも安心!おすすめのFP3級問題集ランキングTOP10≫の記事でオススメの問題集・過去問集を紹介しています。
試験に合格している人の話と私が見て良いものだけを厳選しています。
少しでも負担なく選びたいという人はぜひ覗いてみてください。
FP3級過去問についてまとめ
- 本試験は過去問ベースで出題
- 過去問道場は無料でFP3級の演習ができる
- 過去問集を買った方がより深く理解できる
FP試験において過去問はとても重要なものです。
過去問をやるかやらないかで合否に大きく響いてきます。
本試験に挑む前には必ずしも過去問を触るようにしましょう。
1回でも触れば自分の弱点が分かったり、知識が深まるので合格率は上がります。
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