公務員の辞め方がわからない人へ!実体験付きで円満退社を説明!

  • 公務員を辞めたいけど、どうやって辞めるのが一番いい方法なんだろう?
  • 辞める前にやっておくべきことやセカンドキャリアをどう考えよう…
  • 公務員を辞める際の周囲の反応って?

 

「公務員を辞めたい」と思っていても、辞め方や周囲の反応がわからなければ、結局一歩を踏み出せないという事実があります。かく言う私も国家総合職として入庁し、某省に5年務めていたのですが、上手な辞め方がわからずに9か月も退職を先延ばしにしてしまいました。

 

そこで本記事は、公務員を年度内・年度末に辞めるときの正式な流れや公務員を辞める前に行使すべき権利・やるべき社会人としてのマナー、私が辞めた時の友人・家族・恋人の反応を紹介しています。

こんな人にオススメ!

  • 公務員から民間へ転職したい人
  • 円満に職場を退職したい人
  • 実際の退職までの流れを知りたい人

 

この記事を読めば、必ず円満にやめることができる間違いのない方法やセカンドキャリアをどのように形成していくべきかわかり、華々しい第二の人生のスタートを切ることができます。

公務員を辞める人は決して少なくない

公務員を辞める人は決して少なくない

民間企業と比べて少ないといわれるだけであり、公務員を辞める人は決して少なくありません。

記録では地方公務員は1%、国家公務員は10%となっています。

 

しかし、これはうわべだけの数字。

近年の公務員の離職率は、もっと高いものになっています。

2019年時点では、若手公務員の大手求人サイトへの登録者が2018年の同時期に比べて、22%以上も増加し、過去の同時期に比較しても最高水準になっているというデータがあります。

大手求人サイト全体の登録数3〜4%増であり、公務員の登録者数と比べてみると増加率の高さがわかりますね。

 

2020年のデータは発表されていませんが、2019年と同様に大きく登録者数が増加しているはずです。

なのでおそらく、地方公務員で5%、国家公務員で20%近くの人が転職や退職したいと考えているのだと思います。

 

転職したい、辞めたいと思っている人はあなただけではないので安心してください。

実体験付きで解説する辞める方法

実体験付きで解説する辞める方法

公務員の辞め方は、難しいものではありません。

しかし、いきなり辞めたいといって辞められるのものではありません。

 

そこで実体験付きで、辞めるまでの流れを紹介していきます。

年度末に辞めるパターン

公務員の多くは、年度末と同時に仕事を辞めるパターンが多くなっています。

年度末にやめた人に話を聞くと、12~1月頃にある人事関係のヒアリングの際に退職する意思を伝えたようです。

その際に所属長からは引き留められたそうですが、断固として辞める意思を伝えればすんなりと受け入れられたとお聞きしています。

 

その後、人事と軽くヒアリングを行い退職願を書き、引継ぎを行って退職。

 

流れとしては以下のような流れになっています。

 

12~1月:人事ヒアリング(退職意向)➡1月中旬:退職願受理➡2月中 :普通に仕事・引継ぎ準備➡3月中 :引継ぎ・あいさつ回り

とこんな風に4か月程度で終わります。

辞める手続き自体もそんなに面倒ではありません。

 

次は年度途中でやめる場合について説明していきます。

年度途中で辞めるパターン

私の場合、11月に退職する意向を固めていたので、9月頃に上司に相談しました。

相談した際に「なぜ辞めるのか」「今後どうするのか」「辞めないという選択肢はないのか」など多くのことを聞かれました。

 

辞める理由については、直属の上司を含め多くの人に同じ説明しなければなりません。

事前にWordかExcelに打ち出して、紙で説明するとよりスムーズに答えることができますよ。

 

そして一通り説明し終わると、今度は上の方からの引き止めが3回ほどありました。

引き止めでは強い意志を持って、退職したいという意向を伝えましょう。少しでも迷いの感情があると押し切られる可能性があります。

ターナー
実際に辞められず、仕事を続けている人を私は知っています。

 

所属長への説明と引き止めが長いのですが、それを終えれば後は消化試合のようなものです。

 

引き留めが終わり、上司に自分の考えが伝わると人事と面談を行い退職願を書きました。

人事との面談も事前に所属長と入念な面談をしていたので、時間もかかることなくすんなりと終わりました。

 

人事課に最終確認されると同時に退職願を書くため、特に準備するものなどはありません。

そうして残りの日にちを有休証拠や引継ぎに使い、最終日にあいさつ回りを行い無事退職できました。

 

どうでしょうか?全体の流れを駆け足で紹介しました。

わかりやすくするために、私の退職までの流れを簡略化すると以下の通りになります。

9月中旬:退職の意向を伝える

9月下旬:引き留めを受ける

10月上旬: 退職願を書く

10月中旬: 引継ぎの資料作成・有休消化

10月下旬:有休消化・引継ぎ

10月31日: あいさつ回り・退職

ターナー
11月からは第二の人生スタート!

上司に言いにくい・辞めさせてもらえない場合

威圧的だったり、やめさせてもらえなさそうな場合あると思います。そんなどうしてもやめられない場合は、退職代行サービスを使ってみましょう。

頼めばあなたに代わって、退職の申し出をしてくれます。辞めさせのプロなので、まず間違いなくです。

 

無料のところもあるそうですが、基本は有料です。

どうしてもやめられなさそうな場合に、代行サービスは使うようにしましょう。

 

公務員だけでなく、民間の友人も使っていたオススメの退職代行サービスを1つ紹介します。

退職代行jobs

退職代行jobsは、24時間対応可能な退職代行サービスになります。申し込みの日から即日で対応してくれる、対応の早さが売りになっています。

24時間365日(am1:00~6:00は自動応答対応)可能な限り早く返信、対応してるんです。

 

退職に時間をかけたくないと考えている人には、ピッタリのサービスですね。

退職代行にかかる費用は一律29,800円(税込み)であり、転職代行の相場となっています。

詳しいことは実際にHPに行って見てみることをオススメします。

▶退職代行jobs

公務員を辞める前にやっておくべき3つのこと

公務員を辞める前にやっておくべき3つのこと

公務員を辞める前にやっておくべきことは以下の3つです。

  • 有休消化
  • あいさつ回り
  • 引継ぎ

当然の権利や社会人としてのマナーもあるので、しっかり確認していきましょう。

有休消化

公務員を辞める際には、有休を絶対に使いましょう。

 

休みながらお金がもらえるんですから、使わなければもったいないです。「みんなに迷惑が掛かる」とか「印象が悪くなる」とかで、使わないで辞める人がいますが、ハッキリ損しています。

もうやめるんだからよほどのことがない限り、仕事やプライベートで会うことはないんで大丈夫です。

 

そもそも仕事で公私混同はいけないこと。有休はとらなきゃ損と考えて、ドバっと取ってしまいましょう。

ターナー
私は2週間休んで海外旅行に行きました。

あいさつ回り

お世話になった方々には、退職のあいさつはしておきましょう。

直属の上司、お世話になった同僚、同期意外と挨拶する人は多いです。

 

菓子折りを持参して、お世話になった人を回ることを忘れずに、そして菓子折りを渡すと同時に一言もつけておきましょう。

例えば、「○○月をもって退職させていただくことになりました。今までお世話になりました。」などが一般的に定型文ですね。

 

あいさつ回りは円満に退職できない場合でも極力しておきましょう。私は関わった人全員にあいさつ回りしました。

引継ぎ

自分の仕事の後任に業務の引継ぎを行っておきましょう。

業務の引継ぎを行っていないと、上記の有給消化やあいさつ回りなどがしにくくなります。

 

辞めるとはいえ、職場との関係がよほど悪化していない限りは、引継ぎをすることがマナーになります。円滑に進められるよう引継ぎの際は、資料等を準備して対応しましょう。

これもあいさつ回り同様にマナーですので、極力行ってください。

ターナー
資料を丁寧に作りこめば、引継ぎもすぐ終わるよ!

辞めることを告げた時の周りの反応【友人・家族・恋人】

辞めることを告げた時の周りの反応【友人・家族・恋人】

辞めた時に周りの反応って気になりますよね。私も正直な話、気になっていました。

先輩や同期の辞めた人に聞いてみると、あまりいい反応は返ってこなかったようです。

 

では私の場合はどうだったのか?

ここで実際に私が国家公務員総合職を辞めた時の家族・友人・恋人の反応を紹介します。

なかなか辛辣なことも言われたので、要注意ですよ!

友人

最初に私は公務員を辞めることを友人に伝えました。

なぜ友人を一番初めにしたかというと、めちゃくちゃ相談に乗ってくれたからです。

 

実際に伝えるときは、ドキドキしました。

「何を言われるかな?」「根性ないとか言われないかな?」と。でも、伝えた後の友人の反応はとても温かったものでした。

私の考えを肯定してくれて、自分の答えが間違えではないと肯定し励ましてくれたんですね。

 

そうして一晩中飲み明かして、家族へ伝える決心をつけました。

友人の反応は相手との関係性によりますが、基本的に肯定的に受け入れてくれます。

家族

家族は案外あっさり受け入れてくれました。

子どもの人生ということで、どんな判断も尊重しようという考えだったようです。

「なぜ辞めたのか」「辞めないわけにはいかなかったのか」など細かく聞かれましたが、最終的には「お前が決めたならそれでいい」と言ってくれました。

 

なんだかんだ家族は、心の支えになるものです。

自分の考えをしっかり持って、報告してみるといいと思います。

恋人

最後は恋人です。これはかなり辛かった。

公務員を辞めることを告げたら、いろいろなことを言われて別れましたから。

ショックすぎて内容を覚えていませんが…

 

やはり結婚を前提で考えていると、公務員の安定性を手放すのは不安なようでした。

結婚の相手が公務員だったり、自分の状況に寛容であれば、このようなことにはならなかったのかもしれません。

実際、私の友人でも別れなかった人たちはいました。

相手との関係性もあるので、辞める際は事前に相談などして理解をしてもらうことも忘れずに。

ターナー
これが親しかった人たちの反応です!

公務員を辞めた後のセカンドキャリア

公務員を辞めた後のセカンドキャリア

公務員を退職する前に自分自身のセカンドキャリアについては、ある程度考えておくことをオススメします。

セカンドキャリアとして、民間で働く、公務員で再就職する、私のようにブログをしていくなど多くの選択肢がありますよ。

 

個人的には、転職して副業を行うことが一番良い方法だと思います。

数ある選択肢の中で自分が一番輝けるものを、選択していきましょう。

 

公務員からの転職を考えている人は下の記事もチェック!

公務員からの転職に失敗しないために‼成功してきた人の秘訣を伝授リンク

公務員の退職方法まとめ

  • 公務員を辞める人は少なくない
  • 辞めれそうになければ退職代行サービスもアリ
  • 辞めた時の反応は「友達=肯定的」「家族=受け入れる」「恋人=いなくなる」
  • セカンドキャリアを考えておこう

公務員を退職することはそこまで難しいものではありません。

しかし、強い意志をもっていないと言いくるめられることも、、、。

しっかりと理論立てて、簡潔に強い気持ちを持って対応していきましょう。

 

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たった一冊で公務員になれる確率が上がる無料本をご紹介

※無料で入手可能な最強本

公務員の試験や内容を知っていても、公務員に合格するためのシステムをしっかりと知っていますか?

私も大学生の時に講座内容や先生から聞いた情報だけで、「公務員のシステム」を理解している気になっていました。

私がわかった気になっていたのは、皆さんも知っている公務員の試験や内容だけです。

「公務員のシステム」をしっかり理解していないと、合格する確率は低くなってしまいます。

 

そんな「公務員のシステム」を理解するのにオススメなのが、【公務員転職ハンドブック】です。

この本は、転職者への説明がメインとなっていますが、講座や先生からの情報と合わせることで、誰でも「公務員のシステム」を理解することができるようになります。

 

転職ハンドブックって何?」と思う方もいると思いますので、少し説明します。

この本は、公務員試験で高い合格率を出しているクレアールが出版している本です。

 

主な内容は以下のものとなっています。

  • 勉強しにくい教養試験・論文試験の例題と回答がついています。
  • 詳しい公務員のシステムや知識を学ぶことができ、面接試験対策を行うことができます。(面接試験の例題と回答のポイントもあり)
  • 合格者がどのようにして合格したのか自身の合格体験記(合格のノウハウが詰まっている)を掲載しています。

など。

これ以外にも合格に役立つ情報がのっています。

無料で入手可能なのにこの本を読まないのは確実に損です。

私の大学では、国家総合に合格した人たちの中で詳しさから話題に上りました。

 

数量限定となっていますので、無料でほしい人はすぐに行動しましょう。

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