・公務員に近い民間企業って?
・公務員志望者は民間のインターンにいっていいの?
・インターンシップを成功させるためにはどうする?
こうした疑問に答えていきます。
公務員試験勉強中にインターンシップに行き内定を勝ち取った私が説明していきます。
本記事の内容
- 公務員に近い民間企業について
- 公務員志望者のインターンシップの話
- インターンシップを成功させるために
この記事を読み終えると、公務員に似た企業がわかり民間企業の就活が楽になっていきます。
公務員に近い仕事の民間企業は3つ
公務員に落ち、民間に行くことになっても、公務員のような仕事をしたいと思いますよね?
そのような人は、公務員と似たような仕事をする企業があるので、それらを検討してみるべきです。
公務員と違って金銭的な利益は求めますが、公共性・公益性が高く国民の生活にはなくてはならない仕事を行う企業になります。
今回は公務員に近い民間企業をまとめてみました。
- 特殊会社
- 独立行政法人
- 専門性のある職業
この3つは、公共性・公益性が高い公務員のような職業になります。
聞いたことない会社もあると思いますので、次から詳しく紹介していきます。
特殊会社
特殊会社とは、もともとは行政機関の一部だったものが民間企業となったものになります。
皆さんのよく知っている言葉としては、「みなし公務員」と呼ばれる人たちが所属する会社です。
特殊会社は、特別な法律に設立根拠があることで判断され、公共性・公益性のとくに高い業務を行っています。
業務内容は公務員と非常に似ており、さまざまな事務処理を行ったり特定の専門性のあることをします。
特殊会社は以下のような企業です。
- NTT
- JT
- NEXCO
- 東京メトロ
企業を見てわかったと思いますが、東京メトロやNTTなんて公共性・公益性がとても高い仕事ですよね。
この特殊会社が公務員に近い民間企業の一つ目になります。
独立行政法人
独立行政法人とは、法人の中でも各府省の一部の業務を行う法人です。
その業務は多岐にわたり、美術・文化の管理するや新エネルギー資源の活用など企業ごとに細かく分かれています。
そんな独立行政法人は以下のような企業になります。
- 造幣局
- 大学入試センター
- 航空大学校
- 都市再生機構
実は独立行政法人と一括りにされていても、行う業務は全然違うんです。
それでもすべてが公共性の高い事業を担当しており、国民の生活にはなくてはならない仕事をしています。
その点は公務員と同じような目的になっているんですよね。
この独立行政法人が公務員に近い民間企業の一つになります。
専門性のある職業
番外編的なものになりますが、やりたいことが決まっている人は、専門的な職業を目指してみるのもいいのかもしれません。
法律の施行などはしませんが、法律に基づいた仕事をしていくことが多いです。
業務内容や公共性の面を見てもほとんど公務員と変わることはありません。
そんな専門的な職業は以下のような職業になります。
- 行政書士
- 税理士
- 大学教員
このような仕事は無数にあります。
業務内容も書類の作成や大学の研究員として実験するなど、仕事によって違うため幅広いです。
公務員と少し違いますが、専門的な職業というのも公務員の業務と近いものがあります。
公務員志望が民間のインターンを受けていいのか?
「公務員に受かったら選考に行かないのに失礼ではないか?」と悩んでいませんか。
インターンシップを何社も受けた私に言わせれば、この考えは大きな間違いになります。
なぜ間違いかといえば、インターンシップは業務や企業に対する理解を深めるためのものだからです。
業務内容や企業情報を就活生に与えることで、自分がこの会社にあっているかあっていないかを確かめさせています。
そしてインターンシップを経験して、就職したいと思った人が選考に挑みます。
だからこそ、終わった後で「なんか違う!」と思ったのなら、選考に進まなくてもいいんです。
その辺は企業側もわきまえています。
2〜3日で業務内容がわかり、選考も有利に進めるようになるので、インターンシップには行っておきましょう。
次にインターンシップに参加する利点を紹介します。
インターンの利点
インターンシップの参加すると以下のような利点があります。
- 業務内容や企業情報がわかる
- 自分に合っているかどうか確かめられる
- 何段階か選考を飛ばせる
- 面接に有利になる
主にこれらの利点が挙げられます。
業務内容や企業情報を調べることや何度も選考するのは時間がかかります。
そこでインターンシップに行っておけば、利点からわかるように時間の短縮に繋がるんです。
インターンシップを行っているかいないかで、大きく就活の時間が短縮されるので受けておいたほうがオススメになります。
実際に私が行ったインターンシップのおかげで面接が一回免除されたため、一企業で二日ほど時間を削減することができました。
公務員にインターンシップはあるのか?
公務員にもインターンシップは存在します。
公務員のインターンシップの特徴として、インターンシップに参加しなかったから落ちるとか、参加したから選考が進むということはありません。
この特徴の理由は、公務員は公平性がなければならないからです。
公務員のインターンシップは回数が少なく、民間企業みたいに数も多いわけではありません。
そんな中でインターンシップに申し込んだけど、参加できなかった人がいたら極端に不利になりますよね。
公務員は不利を生み、公平性を崩すようなことはしません。
公務員のインターンシップの利点
そんな公務員のインターンシップの利点は以下の三つになります。
- 普段目にすることのできない仕事内容を知ることができる
- 職員に人脈ができる
- 志望動機が高まる
公務員の仕事は普段、目にすることがあまりないためイメージが湧きにくくなります。
そのイメージの湧きにくい欠点をインターンシップです。
インターンシップを経験すると面接試験などでアピールもできますし、志望動機もより強固なものになります。
選考には影響しないけれど、面接で具体的な話ができるため、話し方次第では有利な方向に持っていけます。
なので、公務員のインターンシップにも積極的に申し込んでいきましょう。
少し話は飛んで公務員のインターンシップの時期ですが、主に夏ごろにあります。
学生の方は、夏休みなどを活用してインターンシップに参加してみてください。
いろいろ役に立つ情報や人事の方との人脈ができて、面接時や入庁後の人事などかなりいい方向に向かって行きますよ。
公務員受験者が民間のインターンシップを成功させるために
インターンシップを成功させるためには何を行えばいいかわかりますか?
「自分が受ける民間企業の業界をはっきり決める?」
「事務処理能力を上げること?」
「コミュニケーション能力をあげること?」
どれも違います。
インターンシップを成功させるためには、就活サイトに登録することが大切になります。
なぜなら、就活サイトでは自分に合った民間企業が紹介されるからです。
インターンシップに行く前の段階で何に時間がかかるかといえば、見学先の企業を決めることに時間がかかります。
日本には中小企業を含めて420万社もあるため、インターシップ先を決めるだけで日が暮れてしまいます。
民間の就活生でさえ時間が足りないのに、公務員志望の人の時間が足りるわけありません。
そこで就職サイトの活用です。
就活サイトを利用すれば、自分に合うように企業を絞って提示してくれるため、苦労せずよいインターンシップ先を提示してくれます。
また何社もカンタンに見ることができるので、一から探しても時間がまったくかからないです。
なので就活サイトを利用するとインターンシップが成功しやすくなります。
「でも就活サイトを探すのに時間がかかっちゃうじゃん」と思う人はいませんか?
私が学生だった頃、就活サイト探しで苦労したことを覚えています。
そこで私が実際に使って公務員向けだと感じた就活サイトを5つ紹介します。
時間をかけずに企業を探せ、手厚い支援もある就活サイトです。
厳選した5つのサイトは、すべて無料で登録できます。
インターンや内定は早い者勝ちですので、早めに行動しましょう。
紹介させていただいたサイトの詳細やインターンではなく就活時のメリットは、以下のサイトにまとめています。
興味のある方はご覧ください。
公務員に近い民間企業とインターンシップまとめ
- 公務員に近い民間企業は特殊会社」「独立行政法人」「専門性のある職業」
- 公務員志望者も民間のインターンにいくべき
- 公務員にもインターンはある
- インターンを成功させるには就活サイトに登録
公務員と同じような仕事をしたい人は今回紹介した仕事につけば、ほとんど似た業務を行うことができます。
ですが民間はあくまでも滑り止め。
しっかりとした勉強を重ねて、合格を掴み最高の人生をスタートさせましょう。
紹介した就活サイト