・女性は公務員試験で優遇されるの?
・女性公務員は勝ち組?
・子育てしやすいってホント?
・服装はどこまで許されるの?
こうした疑問に答えていきます。
女性公務員の知り合いから聞いた話や実際のデータを参考にしているので、有益な情報であることを保証します。
本記事の内容
- 女性は公務員試験に有利な理由
- 女性公務員は圧倒的勝ち組
- 結婚して子育てしやすいのか
- 服装について
記事を読み終えると、女性公務員がどんな存在かわかり試験に挑みやすくなります。
近年 公務員試験で女性が優遇されている
ここ数年、女性は男性に比べて公務員になりやすい傾向にあります。
なぜなら、国の政策で女性の社会進出を求めているからです。
現在、国からの命令で「女性が働きやすい社会」を作ろうという目標が掲げられています。
この目標は国や自治体だけではなく、民間企業も行わなければ達成できないものです。
目標達成のための行動を民間企業に頼むとき、公務員の女性の割合が少なかったら民間企業はどう思うでしょう?
「行政がやってないんだったら、別にやらなくてもいいんじゃないか」
こう思うはずです。
命令を出す国が動かなければ、民間に普及するわけがありませんよね。
なので、現在の考え方として女性を積極的に採用しようという考え方が出てきているんです。
また女性が男性に比べて公務員になりやすい理由として、女性のほうが面接での受け答えが上手な傾向があります。
女性は面接が上手だから受かりやすいんですよね。
公務員の女性は圧倒的勝ち組
女性で公務員は勝ち組なのでしょうか?
あなたはどう考えますか。
私は、女性公務員は勝ち組だと思います。
その理由はというと、女性にとって公務員以上に働きやすい職場はないからです。
女性公務員はさまざまな面で、民間企業で働く女性よりいい条件で働いていけます。
その女性公務員のいい点を少し紹介しますね。
- 転勤が少ない
- 給料がいい
- 確実に出世できる
主にこの3点です。
1つずつ詳しく説明していきます。
転勤が少ない
女性公務員は男性公務員や民間企業と比べると転勤が少ない傾向にあります。
なぜなら、人事担当者が絶対に配慮してくれるからです。
転勤が多いところで働きたくない人は多いはず。
とくに家庭を持ち子どもが欲しい女性ととなると、転勤はおおきな悩みとなるでしょう。
もし公務員の職場で転勤が多いとしたら、女性で公務員になりたいという人は少なくなりますね。
そうなると、女性公務員を増やそうとしている国の政策に反していることになります。
なので女性の転勤を少なくし、女性公務員の数を増やそうと考えているんです。
さらに子どもがいる家庭であれば、なおさら転勤の可能性は低くなります。
仮に転勤を言い渡されたとしても、自宅から通える距離になるはずです。
この転勤が少ないという点が、女性公務員が勝ち組である理由の一つ目になります。
給料がいい
女性公務員の給料は、決して低くなく男性と対等な金額がもらえます。
どうしてかというと、公務員は性別で不当な差別をしないためです。
まずはこの表を見てください。
全体 | 男性 | 女性 | |
全体 | 432,000円 | 532,000円 | 287,000円 |
正規 | 494,000円 | 540,000円 | 377, 000円 |
非正規 | 175,000円 | 228,000円 | 151,000円 |
上の表は国税庁が発表している「平成29年民間給与実態調査」です。
これを見るとわかるように男女の給料差が全体で250万円ほどであり、女性の給料は半分ほどになっています。
正規職員に限っても、給料面の男女格差が大きいことがわかると思います。
これに対して公務員の給料は、男女間でまったく差がありません。
差が出てくるのは、勤務年数や管理職であるかどうかです。
つまり女性であるからといって、民間企業のように給料が低くなることはありません。
給料で男女差がないことが、女性が公務員で勝ち組といわれる理由の二つ目になります。
確実に出世できる
女性公務員になれば、性別を理由に出世できないことはありません。
そうしてかというと、国が女性管理職の割合の増加を目標にしているからです。
日本は世界的に見ても女性の社会進出が遅れており、女性の管理職の割合も先進国の中で最低レベルになっています。
女性の社会進出の遅れは、国の重要課題であるため解決しなくてはなりません。
行政組織はその目標達成するため、女性が性別を理由に出世できないことはないんです。
また公務員の仕事は、単純に事務処理能などとなるため、差がつける必要がないことも理由の一つですね。
「でも育児休業など取ったら、出世に響くでしょう?」
と思う方もいるかもしれませんが、仮に長期の育児休暇を取ったとしても、出世には響きません。
復帰時も育児休暇前と同じ仕事を割り振られ、実力で出世できます。
実際に私の上司に長期の育児休暇を取っても、管理職の地位にいる人もいるんです。
なので女性公務員は、民間企業と比べると出世しやすい傾向にあります。
女性であっても出世できることが、女性公務員が勝ち組といわれる三つ目の理由になります。
公務員の女性は結婚して子育てしやすいか?
子供がほしい女性の方には、とくに公務員はおすすめの職業になっています。
『育児・介護のための両立支援制度』で、産休や育児休暇等さまざまな面で子どもを育てやすい環境になっているからです。
過去の公務員では、育児休暇等の福利厚生はあまり整備されておらず、子どもを育てることが難しい職場でした。
しかし現在は、『育児・介護のための両立支援制度』により、福利厚生が整備されて子どもの急な用事などでも対応できるようになっています。
私の上司の方の話になりますが、急な雨で小学生の子どもを迎えにいかなければならなくなりました。
普通の職場であれば、その場で休みを取って迎えにいくことは難しいですが、公務員は違います。
迎えの連絡を受け取ってから、5分で休みの申請をして帰っていきました。
このようにどのようなことあっても、子どもを最優先で考えられる職場になっているんです。
また男性の育児休暇取得率も大きく上昇しているため、女性だけが育児をすることは少なくなっています。
なので子どもを育てやすい環境が整っているので、子どもが欲しい女性にはとくに公務員がおすすめです。
女性公務員の服装はラフで構わない
公務員の女性の服装は男性と違いかなりラフな格好で良くなっています。
以前、私が勤めていた職場では、白のシャツにロングスカート、カーディガンで出勤してくる人も大勢いました。
もちろんミニスカートやきゃりーぱみゅぱみゅのようなド派手なファッションは推奨されません。
ですが服装に関していえば、女性はかなり自由度が高くなっています。
反面、男性は夏であってもスーツに革靴がデフォルトであり、黒の運動靴を履く人やポロシャツを着ている人は極小数です。
市役所など市民に近い立場の人は、ポロシャツなどのラフな格好が多いですが、国家職になるとスーツ以外は、考えられないそうですよ。
この服装の面だけ見ても、近年の女性が働きやすくなっていると思います。
公務員試験の時の服装はどうなの?
公務員試験の時の服装は、女性もスーツでなければいけません。
その理由はお分かりのとおり、採用試験が公式の場であるからですね。
なのでいくら公務員になれた後の服装が自由だからといって、試験の時の格好をラフなものにするのは許されません。
公務員試験時にどのような服装をすればいいか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
女性公務員は優遇されているかについてまとめ
- 男性に比べて試験に有利になる
- 女性公務員は勝ち組
- 公務員になると子育てしやすい
- 服装はラフなものも許される
近年、女性が公務員になりやすい傾向にあります。
だからと言って勉強や面接練習等の対策をしていないと合格することは絶対にありません。
女性の仕事の中で、働きやすい職場であり勝ち組といわれる公務員になるために対策は欠かさないようにしましょう。
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