・警察官の面接カードって?
・志望動機の書き方は?
・自己PRの書き方はどんなの?
こうした疑問に答えていきます。
この記事は、警察官の面接を潜り抜けた人達の面接カードを参考にしているので、書いてあることは信憑性の高いものになっています。
本記事の内容
- 警察官の面接カードについて
- 警察官の志望動機と自己PRでの注意点
この記事を読み終えると、志望動機や自己PRの書き方がわかり高確率で合格でるようになります。
この記事を書いている人
元公務員ターナーの自己紹介
高学歴、法学部出身というわけではありませんが、大学2年の時から資格を取得しつつ、公務員の勉強を開始。
結果=国家公務員総合職に現役で合格。
他にも(一般職・国税専門官・県庁・市役所)などにも内定しているので、公務員志望者の不安や疑問点を解消します。
— 知識図書館(公務員試験・資格ブログ) (@TandH_blog) November 7, 2020
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警察官の面接カードについて
警察官の面接カードとは、民間企業を受けるときに書くことになるエントリーシート(通称ES)と呼ばれるものです。
面接カードには、警察官を志した理由や自分がどれだけ警察官になりたいかなどを、文字で書いていくものになります。
自分のことを書いていく面接カードで、どんなことよりも大切なことが、面接官に自分を売り込むことです。
警察官に採用してもらうには、組織に必要な人間だと面接官に思ってもらう必要があります。
その面接官に必要な人間と思わせるのに、一番有効なのが面接カードをうまく書きあげることなんです。
面接カード一つで合格の難易度は大きく変わります。
私の体感ですが、面接カードが上手か下手かで、面接試験の難しさの偏差値として70から45ぐらいまで大幅に変動します。
うまく作り上げることで、多少回答がちぐはぐであっても合格できている知人が何人もいました。
今回は面接の難易度が大きく変わる警察官の面接カードについて紹介になります。
細かく説明する前に基本的な情報はこちらにまとめてありますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
書きはじめる前の注意など色々記してありますので、面接カードをはじめて書く人にはピッタリの記事になっています。
面接カードの項目
警察官の面接カードの項目は、都道府県ごとで大きく違います。。
すべてを網羅することはできないため、よく質問に上がる項目をいくつか紹介していきます。
- 自身のアピールポイント(自己PR)
- 過去の体験談(感動体験、努力体験、成功体験等)
- 自己PR
- 趣味
- 資格
- 自己分析の結果(柔軟性、積極性、協調性のエピソード)≒自己PR
以上の項目の中から各都道府県で書く内容が厳選されます。
細かいところは県ごとに違うので、それは実際の面接カードを見て確認しておきましょう。
警察官の面接カードが他の試験と違う点
警察官の面接カードが他の試験と違う点は、「書くスペースが小さすぎたり大きすぎたりする」点です・
警察官の面接カードは、県ごとに違うと先ほど説明しました。
違うのは項目だけではなく、書く文量も都道府県ごとに大きく違います。
だから複数の公務員試験を受ける場合や他の県の警察官試験を受ける場合は、その都度新しく文面を編集しなければなりません。
試行錯誤を重ねて、面接カードに合うアピールポイントの書き方を学んでいきましょう。
【警察官の面接カード】志望動機の注意点
警察官の面接カードは、志望動機で注意すべき点があります。
それは「警察全体の志望動機と都道府県ごとの志望動機を書くこと」「ドラマを見て憧れたという志望動機はやめること」の2点です。
一見、大した注意点に見えないかもしれませんが、かなり重要なことになります。
知っている知らないで合格できるかが変わってきます。
皆さんには合格してほしいので、丁寧に紹介していきますね。
警察全体の志望動機と都道府県ごとの志望動機を書くこと
警察全体の志望動機と都道府県ごとの志望動機の2つは絶対に書くようにしましょう。
書く理由は、書かなければ満点の評価がもらえないからです。
警察官の志望動機と都道府県警察の志望動機は似て非なるものです。
「志」と「どんな仕事がやりたい」かのようなものになります。
どちらかが欠けていても、いい面接はできません。
例えば、都道府県ごとの警察の志望動機を書かないとしましょう。
書かなければ、どこの県の警察でも通用する当たり障りのない志望動機しかかけません。
当たり障りのない志望動機を書いたら、面接官は100%こう思います。
「ここの県の警察でなくてもよくないか?」と。
これでは他の受験者と最後の一人を争うことになった場合、確実に負けてしまいます。
しかも面接の評価がそこまでではないため、ほかで挽回するしかなくなるんです。
では反対に、警察全体の志望動機を入れないとどうなるでしょうか。
それは警察になりたいという想いが伝わりづらい志望動機になってしまいます。
警察官になりたいという根幹部分がぼやけてしまうと、アピールが薄く面接官の印象に残りにくい受験生に位置付けられてしまいます。
そうなってしまうと、みなさんお察しのとおり高評価を得ることはできず、合格順位も下の方になってしまうんです。
以上のようにどちらかが欠けても、志望動機としては不十分なものになってしまいます。
なので警察全体の志望動機と都道府県ごとの志望動機を書くようにしましょう。
ドラマやアニメを見て憧れたという志望動機はやめること
ドラマやアニメを見て憧れたという志望動機は、書くことがないとき以外は書かないようにしましょう。
なぜおすすめできないかというと、ドラマを見て憧れたという志望動機は、面接官の気を惹くものとしては不十分だからです。
私は他の公務員に関しては、ドラマやアニメから志望したという動機はいいと言っています。
なぜ推奨しているか言えば、公務員の仕事を知る機会が少なく、とっかかりがないためです。
ドラマから入れば、仕事の内容も知っているため簡単にやめないとわかるし、動機としても十分印象に残ります。
しかし警察ではこれが通用しません。
警察関係のドラマやアニメは、かなり多く放送しています。
例えば、相棒や名探偵コナン、MIU404などが代表的ですね。
多く放送しすぎているため、志望動機にする受験生が例年、何十人もおり、面接官の印象に残りにくいです。
加えてドラマやアニメでは、仕事内容などが歪曲されている場合や、華やかな捜査関係の仕事しか多くは放送されません。
実際に配属されたら、全然捜査しない退屈な仕事というギャップを感じることもあるでしょう。
ギャップがすごいと、働いている意味を見出せず、辞めてしまう人も大勢います。
辞めてしまう人の特徴として、ドラマやアニメから志望した人が多いんです。
面接官もそのような人を採用したくないため、ドラマやアニメを見て憧れたという志望動機の人は警戒されることもしばしば。
確実に合格したい人は、ドラマやアニメを見て憧れたという志望動機はやめておきましょう。
【警察官の面接カード】自己PRの注意点
警察で有効な自己PRを書く注意点を紹介します。
自己PRでの注意点は、体が丈夫はアピールにしないことです。
ほとんどのネットの記事で、「体が丈夫は積極的にアピール」と書いてありますが、それは大きな間違い。
多くの人が勘違いしているところです。
皆さんに面接で失敗してほしくないため、詳しい解説をこの後していきます。
体の丈夫さはアピールにしない
面接試験の自己PRの注意点は、体が丈夫はアピールにしないになります。
なぜなら体が丈夫なことはそこまで大きな評価ポイントにはならないからです。
多くの人が「警察官は体がでかくて丈夫な奴しか受からない」と考えています。
実はその考え方は間違いであり、体の丈夫さはあまり加味されません。
確かに体が貧弱よりは、丈夫な方が重宝されます。
しかし、体は警察学校でみっちり訓練させられるため、自然と体はできていくわけです。
ここまで言えばわかると思いますが、体はそこまで関係はないんですね。
自己PRは数少ないアピールポイントの一つになります。
数少ないものを見た目でもわかる、体が丈夫で潰すのはもったいないですよね。
面接試験は先ほども説明したとおり、アピールしたものが勝ち。
誰でもわかると思いますが、手数勝負です。
なのでアピールポイントをつぶさないためにも、体が丈夫はアピールにしないようにしておきましょう。
補足としてですが、体がひょろひょろの人は、アピールポイントにしてもいいかもしれません。
ギャップが生まれますし、そこから会話も広がっていくこと間違いなしです。
なんだかんだあんまりひょろひょろだと面接官も不安ですしね。
警察官の面接カードのまとめ
- 面接カードは合格するうえで大変重要なもの
- 志望動機は「警察全体の志望動機と都道府県ごとの志望動機を書くこと」「ドラマを見て憧れたという志望動機はやめること」の2点に注意する
- 自己PRは体の丈夫さをアピールしない
警察官の面接は長い時間を取り、時間をかけて受験者の情報を聞き出します。
そこで面接カードがしっかりしていれば、面接官の質問を絞らせることができ、簡単に高評価がもらえます。
でも適当に書いていると、予想外の質問が飛んできたりしてうまく対応できないことも。
確実に合格したければ、絶対に面接カードで手を抜かないようにしましょう。
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