・公務員が勝ち組と言われるは?
・公務員って勝ち組なの?
・一般企業と比べると?
・高卒の中では勝ち組?
こうした疑問に答えていきます。
実際公務員として働いていた私が説明していくので、どこよりも勝ち組かどうかの判断ができます。
本記事の内容
- 公務員が勝ち組といわれる理由
- 果たして公務員は勝ち組か負け組か?
- 公務員は民間企業と比べて勝ち組か?
- 高卒の公務員は果たして勝ち組か?
記事を読み終えると、公務員が勝ち組なのか負け組なのかわかり、公務員受験をするべきかどうか決めることができます。
公務員が勝ち組といわれる理由
公務員が勝ち組といわれる理由は、自治体に守られているからです。
公務員は職務の特殊性ゆえ、国や自治体からいろいろな権利を守られています。
民間企業では守られない権利が公務員では守られているからこそ勝ち組と言われています。
守られているものとは、大体以下のものです。
- 福利厚生が充実
- リストラされる可能性がない
- 収入が比較的安定している
- 社会的信用の高さ
このような権利が守られているから勝ち組と言われています。
この勝ち組といわれる理由を詳しく説明していきます。
福利厚生が充実
公務員が勝ち組といわれる理由一つ目は、福利厚生が民間企業よりも充実しているからです。
公務員は各種手当が非常に充実しており、特殊な休みを取りやすくなっています。
公務員の各種手当は多岐にわたります。
特殊勤務手当、通勤手当、児童手当、単身赴任手当など、このほかにもいろいろな手当てが存在しています。
一般企業では、支給されない手当が支給されることもあるため、各種手当はかなり充実していると言えるでしょう。
休暇の面でいえば、忌引きや結婚のための休暇に加え、手厚い介護休暇や長期の育児休暇があります。
私の知り合いで育児休暇を3年取った後に復職した人もいます。
出世に響くことなく現在もガンガン働いているそうです。
民間企業では、ここまで休業できて昇進もできる会社は少ないでしょう。
これらの福利厚生の充実が、公務員が勝ち組といわれる理由一つ目になります。
リストラされる可能性がない
公務員が勝ち組といわれる理由二つ目は、リストラされる可能性がないためです。
公務員がリストラされないのは、業績の悪化で首を切られることがないからです。
公務員は、民間のように利益を求める集団ではありません。
公共の福祉のために働く集団になります。
その特性上、はじめから支払われる給料分の予算は確保されているため、解雇されることがないんです。
なのでどんなに仕事ができなくても、リストラは絶対にされないことになります。
仮にリストラされるとしたら酒気帯び運転等の重大事件になる場合だけです。
そのような事件さえ起こさなければ、リストラされる可能性はありません。
このリストラされる可能性がないことが、公務員が勝ち組といわれる理由の二つ目になります。
収入が比較的安定している
公務員が勝ち組といわれる理由の三つめは、収入が比較的安定しているからです。
公務員の給料は税金から支払われているため、収入が安定しています
税金は、この国で生活している人ならば、必ず収めるものになります。
必ず収められるのであるため、安定してお金を集めることができます。
つまり、その税金から支払われる公務員の給料も安定しているものになるんです。
余談ですが公務員の給料は、民間企業全体の平均の給料で決定します。
そのため景気によって多少左右されます。
しかし民間の平均給料なので、給料が大きく下がることはありません。
これも収入が比較的安定している理由の一つですね。
これらのことが公務員が勝ち組といわれる理由の三つ目になります。
社会的信用の高さ
公務員が勝ち組といわれる理由の四つめは、社会的信用の高さからです。
公務員は国や自治体により身分を保証されているため、社会的信用は高くなっています。
社会的信用は、個人の社会的な立場を表しているものになります。
端的に言えば、支払い能力や犯罪歴の有無ですね。
支払い能力がなかったり犯罪歴がある人は、社会的信用が低くなります。
この社会的信用が公務員は異常に高くなっています。
上でも説明した通り公務員はリストラされる可能性が極めて低いです。
ということは、ほぼ確実に継続的な収入がある=支払い能力が高いということになります。
また犯罪を起こす人も少ないことも社会的信用が高い一つの要因になっています。
この社会的信用がどこで役に立つかと言われれば、家や車のローンが組みやすいことです。
ローン関係は踏み倒されたら困るため、社会的信用を重視してきます。
フリーランスやYouTuberだと、なかなか審査がおりませんが公務員なら一発です。
この社会的信用の高さが、公務員が勝ち組といわれる理由の四つ目になります。
果たして公務員は勝ち組か負け組か?
では公務員が勝ち組か負け組かどちらなのでしょう?
これについては何とも言えません。
自分が何に一番重きを置いているかによります。
金銭に重きを置いていれば、おそらく負け組と考える人が多いでしょう。
逆に福利厚生に重きを置いてくれば、勝ち組と考える人が多いと思いません。
このように価値観によって、勝ち組や負け組の概念は大きく変わってきます。
なので一概に判断することができないんです。
勝ち組か負け組かは自分で判断するしかありません。
公務員は民間企業と比べて勝ち組か?
はたして民間企業と比べるとどうでしょうか。
これは私の意見になりますが、勝ち組であると思います。
これは金額面で見ても労働環境という面で見ても勝ち組です。
まず金額的な面から説明していきます。
公務員の給料は日本の平均収入になっています。
そのため公務員は、民間と比べるとお金を稼げないと思う人も多いことが現状です。
しかしこの認識は、大きな間違いになります。
なぜなら日本で働く多くの人が平均の給料を下回っているからです。
日本の平均給料は一部の高収入者によって引き上げられています。
しかもこの引き上げはかなり物になるため、必然的に高い位置で平均給料が決定することになります。
つまり一部の大企業以外の人たちよりも多くのお金をもらえるんです。
この点から金銭面では勝ち組ということになります。
次は労働環境の面になります。
なぜ労働環境の面で有利なのかというと、福利厚生が年々しっかりしてきているからです。
昔の公務員は、多くの残業を行い膨大な業務を処理していました。
なので労働環境の面で見てもあまりいい方ではありませんでした。
ですが今は、国が主導で残業対策を講じているため公務員の残業は少ないものになっています。
また国から新しい福利厚生の考え方が出てくれば、最初に取り組む組織が公務員です。
そのためいち早く働きやすく、休みやすい職場になっていきます。
このように労働環境の面で見てもかなり優れています。
高卒の公務員は果たして勝ち組か?
高卒の公務員に関しては、間違いなく勝ち組と言えるでしょう。
なぜなら一般的な高卒の人と比べて、さまざまな面で優っているからです。
高卒で企業に入社する場合、おそらくほとんどの人が製造業や飲食業に従事することになります。
それらの仕事は、肉体的な労働や休みが取れないことがほとんどです。
このような労働環境は過酷と言わざるを得ないと思います。
公務員の労働環境は製造業や飲食業と大きく違います。
公務員の労働環境も過酷だとはいいがたく休むもかなり取りやすいです。
また給料面も高卒の中だと比較的いいため、金額も申し分ありません。
高卒に限ると金銭面や労働面で圧倒的な利点があるため、勝ち組だと言えます。
公務員は勝ち組か否かまとめ
- 公務員が勝ち組といわれる理由は「福利厚生が充実」「リストラされる可能性がない」「収入が比較的安定している」「社会的信用の高さ」
- 勝ち組と感じるか、負け組と感じるかは自分次第
- 民間企業と比べると概ね勝ち組
- 高卒の中だと勝ち組
公務員が勝ち組かどうかは正直な話、自分の認識次第です。
自身が誇りを持っていれば勝ち組、何かしら影があれば負け組と感じることでしょう。
この記事で自分の中で勝ち組、負け組のイメージはついたと思うので公務員試験を受験するか決めていきましょう。
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