・公務員の面接ってどんなの?
・なんで最近読んだ本を聞いてくるの?
・オススメの系統の本は何?
・オススメの本を教えてほしいんだけど?
・説明するときの注意点は?
こうした疑問に答えていきます。
公務員の面接試験で低評価を一度ももらったことのない私が説明するので、安心して記事を見てください。
本記事の内容
- 公務員試験の面接試験とは
- 公務員の面接官はこの3つが知りたいから読んだ本について聞いてくる
- 読むべき本は自己啓発だ!オススメの本を紹介
- 本を読まない人必見!面接でいい評価をもらえる自己啓発におすすめの本
- 公務員でも民間でも共通?読んだ本をアピールする注意点
記事を読み終えると、公務員試験の面接で高評価をもらえる本がわかり、高評価をもらえるようになります。
公務員試験の面接試験とは
公務員試験の面接試験とは、一次試験を突破した後に行う人物試験になります。
全体の得点を見ると、配点が高くない試験もしばしばありますが、市役所や地方上級では面接の結果次第で合否が変わることがあります。
ですので、気を抜くことなくしっかりとした対策が必要です。
詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 【地方上級・市役所】地方公務員の二次試験対策・面接の練習法を紹介
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公務員の面接官はこの3つが知りたいから読んだ本について聞いてくる
どうして面接官は、志望動機や頑張ってきたことを聞かずに最近読んだ本を聞くのでしょうか?
その答えは次のことを知りたいからなんです。
- 本を読む習慣があるかチェック
- 知識量を確認したい
- 自分の価値を高めているかをチェック
これらを知りたがっているんです。
この3点を聞く意味を正しく理解することで、面接がうまくいく確率が上がります。
ではなぜ面接官が知りたがっているのか説明していきますね。
本を読む習慣があるかチェック
1つ目の理由は、本を読む習慣があるかチェックしたいからになります。
なぜかというと、文章を読む能力が備わっているか確認したいためです。
公務員は法律に基づいて仕事をしていきます。
その法律は、あなたも勉強しているなら知っているとおり文字の量が膨大です。
このときに本を読む習慣がついていなければ、法律を読んでも理解するのに時間がかかってしまいます。
また要点を探し出す能力も低いため、該当箇所の法律を見つけにくいです。
これらの能力が不足すると、仕事の効率が下がり業務に支障をきたすことがあります。
なので能力のある人間なのかを確認するために、本を読んでいるかどうかを聞いてきます。
知識量を確認したい
どんな本を読んだか聞く2つ目の理由は、知識量を確認したいからです。
どうしてかというと、公務員に必要な最低限の知識を持っているか知りたいからです。
公務員は国民・県民に対してさまざまな説明をします。
その時に漢字の読み方や言葉の意味の理解ができていないと、はずかしいだけでは済まされません。
厄介な問題に発展する可能性があるんです。
そんな危険な人材を見抜くためにも、本を読んでいるかどうかの質問は使えてしまいます。
これが2つ目の理由です。
自分の価値を高めているかをチェック
どんな本を読んだか聞く3つ目の理由は、自分の価値を高めようと努力しているか知りたいからになります。
なぜ知りたいかというと、公務員、民間問わず社会人になったらその会社で役に立つ人材へと成長していく必要があるからです。
学生時代から自分の価値を高めようと頑張っている人は、社会人になっても同じように努力をします。
確実に組織のためになる人間がわかっていたのなら、その人を採用したいと思うことは当然だと思います。
そのように優秀な人材を集めるために、自分の価値を高めようとしているのかチェックする目的もあります。
読むべき本は自己啓発だ!選ばれるのには理由があります!
本の重要性がわかったところで、どんな本を読むべきなのかわからない人がいると思います。
その疑問ズバリ解決しましょう。
公務員試験の面接で読むべき本は、自己啓発本になります。
自己啓発本
面接試験では、自己啓発本がオススメになります。
なぜなら自己啓発本は、面接官に好印象を与える事ができる本になるからです。
自己啓発本というのは、「成功するために必要な方法、考え方」を紹介する本です。
なので、自己啓発本を読む人は、自分の価値を高めて成長していきたいと思うからこそ読む本になります。
学生の段階で自己啓発している人は、自分を高めようとする気持ちが大きいと面接官は思っています。
自分を高めようとする気持ちが大きい人材は、採用後も組織のために知識を多く吸収し、活躍する職員になるはずです。
こうした印象を持たれるためにも、面接試験には、自己啓発本がオススメになります。
本を読まない人必見!面接でいい評価をもらえる自己啓発におすすめの本
ここまで読んできて、「じゃあ、自己啓発本を買おう」と思ってくれたと思います。
でも、どんな本を買えばいいのかわかりませんよね。
安心してください。
私が実際に読んで面接試験の時に役に立った有名な本を2冊紹介します。
その本はこちらになります。
- 伝え方が9割
- チーズはどこに消えた
解説していきます。
伝え方が9割
伝え方の王道本
この本は自分の考えを相手にうまく納得させるようにする技術が書かれています。
つまり面接試験にはうってつけの本なんです。
この本は「ノーをイエス」に変えたり、印象的な「強いコトバ」を作り出す方法が書かれています。
例えば「明日までにやって欲しい仕事があった時に、その仕事を今日やるか明日やるか相手方に提案する」とかですね。
その場合、相手は今日やるのは嫌だから明日やろうと思うため、期日にはしっかり間に合います。
これは相手に2択を迫り、楽な方をとらせるやり方です。
この本の技術を使えば、面接官に話したいことだけを話し、聞かれたくないことは聞かせないという方法も取ることもできます。
また、民間の方への説明にも役立たせることが可能です。
実際私もこのテクニックを使って、面接官を誘導して自分自身を目一杯アピールしました。
これが1冊目のおすすめの本「伝え方が9割」です。
チーズはどこに消えた
本を読むのが苦手な人に最適な本
チーズはどこに消えたは、「本を読むのが苦手」「長く読むことができない」という人にオススメです。
どうしてかというと、この本は100ページほどしかなくサクサクと読めるからになります。
100ページしかないんだったら、たいしたこと書いてないんじゃない?と思う方もいるでしょう。
しかしこの本は、そんなことありません。
しっかり自己啓発の目的を果たす事ができます。
その本の内容は、変化をすることの難しさや大切さを教えてくれ流ものになっており、自分を変えたい人にはぜひ読んで欲しい1冊です。
また、今の自分がどんな人間なのかわかるため、自己分析にも役に立つと私は思います。
これが2冊目のおすすめの本「チーズはどこに消えた」です。
公務員でも民間でも共通?読んだ本をアピールする注意点
アピールするときには、1つの注意点を意識して、どんな本を読んだか説明して行きましょう。
それは、自分の経験に当てはめることです。
面接では、何事にも根拠がいります。
なぜこの本を選んだのか、読んで何が変わったか、これからどのような人間になりたいかなどが質問されます。
その質問に明確な理由を持って話さなければなりません。
それには、自分の過去の経験や考え方を交えなければ、薄い回答になってしまい信憑性が薄れてしまいます。
「適当に試験のために読んできたのだろう」と思われてしまったら、いい評価はもらえません。
高評価をもらうために自分の過去の経験や考え方を交えた回答にしてください。
面接で他の質問が気になる方はこちらを参考してみてください。
関連記事 10分読むだけで総合職に合格できる⁉国家総合職・面接試験の質問集
関連記事 【地方上級・市役所】地方公務員二次試験・面接の質問集と回答を公開
公務員試験におすすめの本まとめ
- 面接試験は二次試験で課せられる人物試験であり、逆転のチャンスもある
- 面接が本を読むか聞いてくる理由は「本を読む習慣があるかチェック」「知識量を確認したい」「自分の価値を高めているかをチェック」したいから
- 読むべき本は自己啓発本
- オススメの自己啓発本は「伝え方が9割」「チーズはどこに消えた」
- アピールするときは過去の経験・考え方を入れる
面接の時に読んでいる本は意外と聞かれる事が多いです、
なので少なくとも2〜3冊は読んでいきましょう。
自分の考えや経験を踏まえた答え方をすれば、失敗することはありませんので受け答えは考えておくようにしてください。
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