・頻出のテーマって何がある?
・詳しい説明は?
・参考書とかあるの?
こうした疑問に答えていきます。
国家一般職や地方上級の論文試験を突破した私が勉強したことなので、参考になること間違いなしです。
- 公務員の記述試験対策に必須!知っておくべき頻出テーマ
- 足切りにならないためにも!公務員教養試験での頻出テーマ14
- 【公務員の論文試験】頻出テーマをより深く理解したいあなたへ送る参考書
記事を読み終えると、問題になるテーマが分かって高得点がとりやすくなります。
公務員の記述試験対策に必須!知っておくべき頻出テーマ
論文で頻出のテーマとは、現在国や地方が課題としているもので解決するために努力をしなくてはならないテーマになります。
この頻出テーマは、絶対に公務員試験に出題されます。
なので勉強して知識を付けることにより、容易に論点を外さない合格答案が書ける力が身につくんです。
では、どんな頻出テーマがあるか見ていくことにしましょう。
各テーマについて
私が考える公務員試験で頻出のテーマはこちらになります。
- 少子化・人口減少
- 超高齢社会
- ワークライフバランス・働き方改革
- 女性の活躍
- 地震対策(防災)
- 訪日外国人誘致・観光振興
- 温暖化対策
- 地方の活性化・地方創生
- 農林水産業振興
- 格差社会・貧困問題
- 循環型社会
- 行政の役割・責任
- 情報化社会
- 在日外国人
わからないテーマやどの点が問題になっているかわからないと思いますので、詳しく説明していきますね。
足切りにならないためにも!公務員教養試験での頻出テーマ14
それでは公務員教養試験での頻出テーマ14を紹介します。
少し長いかもしれませんが、必ず最後まで見てください。
1.少子化・人口減少
1つ目のテーマは少子化・人口減少です。
現在日本は、少子化に拍車がかかっており、人口は減少の一途を辿っています。
なぜこのようなことが起こるかというと、晩婚化やライフスタイルの変化、女性の社会進出が挙げられます。
このままなにも対策をしていないと、GDPの減少や年金制度の崩壊を招くため早急な対応が必要とされる問題です。
2.超高齢社会
日本人の平均寿命が大きく上がっており、65歳以上の高齢者が国民全体の20%以上になる超高齢社会が訪れようとしています。
超高齢社会が訪れることで、医療費の増大やさまざまなケアが必要になる人が多くなります。
それを解決するためには、地域ぐるみでの包括ケアシステムの創設や健康寿命の増進などが必要です。
しかし、それは難しいため。今現在もかなりの問題になっている分野です。
3.ワークライフバランス・働き方改革
過労死が注目を浴びるようになってきてから、ワークライフバランスの重要視や働き方改革が盛んに行われています。
この制度の目的は、単に労働時間が長いから少なくするといったことだけではありません。
仕事と生活を充実させて仕事の効率を上げる、余暇を増やして消費を拡大するといった目的もあります。
世界的に見て日本の労働時間・残業時間はまだまだ高い水準にあるため、これからも出題される可能性が高いです。
4.女性の活躍
昨今、女性の社会進出が盛んになり会社の中でも役職に就く女性が多くなってきています。
女性が活躍することで、新しい観点からの考えや国内・県内のGDPの拡大が見込まれるため重要です。
女性の活躍はライフワークバランスや少子高齢化社会と深いつながりがあるので、さまざまな分野の問題と複合して考える必要があります。
5.地震対策(防災)
日本は幾度となく地震に襲われてきているため、災害に対する考え方が他国と大きく違います。
ここで重要になるのが「自助」「共助」「公助」です。
自分でできることや他人とすべきこと、行政として何を行っていくのかが大切になります。
ただ災害に対する備えをするのではなく、災害に遭遇した後の対処をどのようにするかが解答の分かれ目です。
6.訪日外国人誘致・観光振興
日本のGDPを支えている一大産業のひとつが観光業になります。
外国人をどれだけ日本や他の地域に呼び込み、リピーターにすることができるかが観光業のカギです。
そのための国や地域単位での魅力の創設やPRの強化が重要になってきます。
7.温暖化対策
温暖化対策は日本だけでは、どうしようもない問題です。
現在、アメリカや中国が多くの二酸化炭素を排出しており、日本の排出量はその1/14ほどです。
しかし二酸化炭素を多く排出している国は、京都議定書などの二酸化炭素削減の取り決めには批准しないため、国や個人レベルではなく自治体レベルでの対策をしなければなりません。
そのためには、電気をこまめに消すのを忘れないとかではなく、条例を作るなどして対応していく必要があります。
8.地方の活性化・地方創生
地方は、いま新たな局面を迎えています。
若者の都心部流出による働き手の減少や地域の商店街などの閉鎖などから発展する、さまざまな問題を抱えています。
このような問題を解決するために地方で行えるべきことは、新たな産業の創設や計画性を持った街づくりなどです。
うまく行うことができれば、都心への人口の流出が抑えられるほか、地方のブランド力もついてきます。
9.農林水産業振興
日本の農林水産業は戦後から衰退し続けています。
その理由は、第三次産業の普及や農業や漁業が儲からないからです。
そのため国や自治体では、生産から加工まで自分たちに行う6次産業化や外国への販路拡大を支援しています。
10.格差社会・貧困問題
あなたは現在の日本に格差なんて存在しないと思いますか?
実は昔よりも格差は広がっています。
貧困の何が問題かというと、貧困はループすることです。
親が貧困だと子供も貧困になり、その子どもも貧困世代になってしまいます。
なぜ子どもも貧困になり格差が生じるかというと、親の収入によって生活・学習環境が違うので学力に差が出るからです。
そのため、持続的な支援が求められています。
11.循環型社会
環境問題が深刻化するにつれて、循環型社会の形成が大きな課題の一つになっています。
循環型社会とは、3R(リユース・リデュース・リサイクル)などのゴミを活用して、新たな商品やエネルギーを創出するものです。
たとえば、ごみを焼却するときの熱を用いて暖房として各家庭に暖かい空気を送る、、セカンドハンドメイド品を作るなどの事例があります。
循環型社会が成立しないと、ごみの処分場が足りなくなるなどの障害が発生するので早急な対応が求められています。
12.行政の役割・責任
行政は国民の生活が円滑に回るようにさまざまな支援をしています。
しかし、国民からの厳しいご意見にさらされることがあります。
そこで行政の職員は、立場の違いやできること・できないことを見極めて、国民に納得してもらえるように説明する責任があるんです。
この説明責任をどの程度果たすかで、行政への信頼は変わりますので1番大切にする必要があります。
13.情報化社会
世界では5Gが流行りだすなど、今まで以上に情報化社会の流れが加速しています。
情報化社会になることにより、情報のスムーズな取得や自ら情報を気軽に発信できるなど、さまざまな面で便利な社会になってきました。
しかしさまざまな問題も存在するわけであり、個人情報の流出や情報統制、情報の格差などが生じます。
この問題をどのように解消していくのかが、今求められていることです。
14.在日外国人
グローバル化が進み、日本でも多くの外国人が住んでいます。
多国籍な国になってくると問題がいくつか生じます。
例えば、考え方や風習の違い、言語の壁などです。
これを是正していくために行政として、いろいろなケアをしていく必要があります。
【公務員の論文試験】頻出テーマをより深く理解したいあなたへ送る参考書
テーマをより深く理解するためにオススメの参考書を紹介します。
私はこの本を読んで、一つの視点ではない多角的な考え方を手に入れることができました。
上で紹介したテーマ以外のものも載っているので、論文で失敗したくない人はぜひ購入してください。
地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方 2021年度
頻出のテーマが載っていて情報取集をするためには最適な本
最新版を買えば、現状のさまざまな問題に関する考え方や状態を知ることができます。
また、全国の自治体で出題されたテーマ別の問題も掲載されているので、言葉を変えて出題されたとしても対応できる力がつきます。
そのため、情報取集やテーマ理解に役立つ本です。
公務員論文試験の頻出テーマまとめ
- 頻出テーマは14項目ある
- 各テーマとも行政として何ができるかを考えよう
- オススメの参考書は「地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方 2021年度」
公務員試験の論文試験はテーマについての知識が、どれほどあるかによって解答の質が変わります。
今回は軽く紹介してきましたが、紹介したテーマを参考により多くの知識を付けてください。
このテーマを覚えたら後は、論文の書き方だけです。
合格はすぐそこなので気合を入れて勉強頑張ってください!
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