簿記1級を持っていれば20代で誰でも年収1,000万が現実に！

「簿記1級取ってどれぐらい給与に変化生まれるんだろう？」「どうして年収が高くなるんだ？」など、簿記1級は稼げる資格と言われていますが、詳しく知っている人は多くはいないと思います。

実際に私も「資格一つで年収が大きく変わるものなのか？」と疑問でした。

そこで本記事では、簿記1級取得でどれほど給与が上がるのか、年収1,000万円を稼ぐための方法を紹介しています。

こんな人にオススメ！

この記事を読めば、簿記1級所有者の年収がわかり、自分が資格を取るべきか否か決めることができます。

簿記1級の資格について

簿記1級は、極めて高度な会計処理を修得し、経営管理や経営分析を行うことができると判断される資格です。

会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、適切な事務ができる能力が求められます。

試験科目は、簿記2級よりも2科目増えて、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の合計4科目です。

平均の合格率は、10%前後となっており国内でも有数の難関試験になっています。

それゆえ簿記1級を持っていれば、基本的に就職に困ることはないと言われる最強の資格の1つとなっています。

簿記1級で年収は上がるのか？

簿記1級を取得することで、年収は確実に上がると言えるでしょう。

確実に年収が上がる理由としては、2点の大きな要因があります。

詳しい説明を下で行っていきます。

①資格保有者が少ない

まず第1の理由として、簿記1級保有者の人数が格段に少ないことです。

簿記1級は難関試験であるため、合格率はもちろん合格者もかなり少数になります。

過去10回分の簿記2級と簿記1級の合格者から確認してみましょう。

まずは簿記1級からです。

※簿記1級

※簿記2級

上記の表を見比べると、簿記2級では年30,000人ほどの合格に対して、簿記1級の方は年に1,500人ほどしか受かっていません。

仮にすべての資格保有者が生きていたとしても240,000人。

簿記1級の資格保有者は日本の総人口の約0.2%しかいないことになります。

なので資格を持っているだけで、希少な人材となれてしまいます。

希少な人材ということは、価値があるのでそれに見合った年収となる。

年収は確実に上がるというわけです。

②大企業の求人が多い

第2の理由として、大企業からの求人が多いことです。

簿記1級取得者は希少価値が高いため、多くの求人が大企業から出ています。

求人が多い理由は、大企業はいくつもの子会社を持っているからです。

多くの子会社を抱えている企業では、決算期に煩雑な会計処理をしなければいけません。

例えば、連結決算処理です。

連結決算処理では、関連企業すべてを含めた決算をします。

そのため、極めて高度な簿記・会計の知識を必要となるんです。

ただ、これらは簿記1級を取得していないと、正しい会計処理ができません。

絶対に処理の仕方がわからない箇所が出てくるんです。

しかし簿記1級を持っていれば、そのような複雑な会計処理もミスなくできる。

だから大企業に重宝され、多くの求人が大企業から出ているんです。

ここで注意点が1点あるのですが、「未経験」だと求人が少なくなる傾向にあります。

やはり大企業は即戦力を求めるため、「経験者」を欲しています。

「どうしても大企業に入りたい！」という人は、一度別の会社の経理などを経験後に転職してみると良いかもしれません。

ですが実務未経験であっても、どの企業でも求められる人材にはなれるので安心してください。

【簿記1級】20代で年収1,000万円を稼ぐ

巷では「簿記1級＝1,000万円プレイヤー」という認識があります。

これの審議を申し上げると、あながち間違いではありません。

簿記1級取得者の年収は、平均500万～700万円と言われています。

これは平均であり、中小企業から世界的な大企業まで入っているため、1,000万円にはなっていません。

なので世界的な企業でなくても、比較的大きな企業に入れば1,000万円も夢ではないんです。

実際に友人の1人も転職に成功して経理関係の仕事に就き、入社3年後には900万以上稼いでいました。

そして900万以上稼いだ時の友人の年齢は29歳の時です。

1,000万円を超えるも超えないのもあなたの努力次第。

若くても正当に評価されれば、20代でもかなり稼げます。

簿記1級を取得して、上位数%の大富豪になりましょう。

年収を上げる方法

年収を上げる方法は、正直に言うとただ一つしかありません。

それは「自分の付加価値を上げること」これだけです。

自分の付加価値を上げることができれば、唯一無二な人材となるため好条件で企業に入社できる可能性が高まります。

付加価値を上げることがどんなことかといえば、以下のことがあります。

などが挙げられます。

資格や前歴は目に見えてわかる付加価値であり、他人の評価や公的な評価など客観性が高いものです。

信用のできる有能な人材であることが、一目で簡単に理解することができます。

TOEICが高得点であれば、海外の商談をスムーズにうまくまとめられるでしょう。

輝かしい前歴があれば、プロジェクトのリーダーになることや企画が通りやすくなります。

社内改革などもできるかもしれません。

この取得した付加価値を活用した結果、役職が上がったりして年収が何倍にも膨れ上がるんです。

どんな面でも有利に働くため、自分の付加価値は絶対に挙げるようにしましょう。

仕事を選ぶテクニック

簿記1級を持っていても、転職先のビジョンをあらかじめ決めておかなければなりません。

ビジョンが曖昧だと給料面や福利厚生面での不満により、すぐに会社を辞める可能性があります。

転職後、すぐに退職すると他の企業からの評価も悪いものになってしまう。

仮に簿記1級があっても、簡単には再就職は厳しくなります。

また転職の要件を考えずに転職先を決めると、簿記の資格を生かせない仕事に就く可能性もあります。

関係のない仕事になるので、当然給料も上がらず転職した意味がまるでありません。

だからこそ、転職の段階であらかじめビジョンを決めておく必要があるんです。

自身にとって良い企業を1発で選ぶためにも、必ず転職先のビジョンは決めておきましょう。

「でも、転職先を決めるのって大変…。」

そこで簿記の資格を優遇してくれる会社を≪簿記2級は転職で有利に働く！業界未経験の男性女性も簡単に転職⁉️≫の記事で転職先を見つけやすくまとめました。

1級でも転職がしやすいサービスをしてくれるサイトをまとめましたので、登録して良い転職先を探しましょう。

資格保有者に有利な職種

上でも説明したように簿記1級を持っている人は、簿記の資格が生かされる職場に就職しなければその意味を発揮しません。

どんな職場が簿記1級に向いているのか。

それは以下の3つの職場が該当します。

各仕事について軽く説明します。

①経理関係

経理関係の仕事は、企業におけるお金の流れを適切に管理、記録する仕事になります。

会計基準のルールに則り、多種多様な仕事をこなしていきます。

様々な資料を基に経営陣が経営判断をするための資料作りや改善策の提案など内部業務に関わることも仕事の一つです。

②税理士事務所

税理士事務所の仕事は、主にクライアントの経理事務の代行になります。

例を挙げると、会計ソフトを用いた電算処理や従業員の給与管理などです。

実際にやることは、経理関係の仕事と大きな差はありません。

ただ内部に関わる提案はせず、多くの他企業の経理事務を行います。

仕事をしながら税理士の資格を取得することも可能です。

③コンサルティング会社

コンサルティング会社の仕事は、企業の相談に乗り解決策を示す仕事です。

企業の現状を理解し、経営を上向きにするために決算書類を把握・整理する能力が必要となります。

また様々な利害関係者が絡む企業の経営に対して、コンサルティングをするため正しい会計知識が求められます。

これらの職業が簿記1級を持っていると、役職につけたり高額な報酬を期待できる仕事です。

また独立をして自分で会社を立ち上げることも可能であり、かなりの収益を見込めることも確かです。

どんな職業に就くかは自分次第ですが、有利になる企業もあるということは覚えておいてください。

簿記1級の年収まとめ

簿記1級を取得している人たちは、少なくともお金で困ることはありません。

転職しても引く手数多であり、役職に就ける可能性が大きい。

簿記1級を取得してイージーな人生を歩みましょう。

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