- 一次試験、二次試験の持ち物は?
- 受験票を忘れたらおしまい?
受験要領には書いてあるけど、公務員試験当日に何を持っていったらいいか疑問に感じている人も多いと思います。
受験要領には最低限必要なものしか書いてないので、あったら便利なものなどが分かりません。
そこで私が公務員試験を受験した時に持っていき、とても良かったものを中心に持ち物に関する疑問に答えていきます。
これを知りたい人に書いています
- 一次試験、二次試験の持ち物
- 持っていくと便利なもの
- 受験票を忘れたらどうするか
記事を読み終えると、必要なものは忘れずに、余分なものを持って行かなくなるので、カバンが軽く、試験の精度は良くなります。
でかい参考書は置いていけ!公務員一次試験の持ち物
一次試験の本番の日に持っていくものは決まっていますか?
何を持っていけばいいんだ…。
と考えている人は、今一度必要なものを確認しましょう。余計なものばかり持って、本当に必要なものを忘れてしまう可能性があります。
一次試験に必要なもの
【受験票】
【筆記用具】
- 鉛筆(10本ほど)
- 消しゴム(最低2個)
- シャーペン
【腕時計】
※余計な機能なしのアナログ時計
【参考書】
【スリッパ】
※万が一必要な時に対応できる
【ティッシュ】
※2つほど用意しておくと安心
以上のものは、絶対に持っていくこと必要、持っていくことを推奨されるものです。
特に受験票や筆記用具などは忘れてしまうと、最悪試験を受けることができません。何よりもまずカバンの中に入れておきましょう。
参考書は軽いものにしよう
本試験の日に分厚い参考書を持って行くのはやめて、薄くて要点が押さえられているものを持っていきましょう。
分厚い参考書を持って行っても、試験会場で絶対に見ません。
大きな参考書は詳しく書いてありますが、短時間にすべての範囲は見ることができません。また、持っていくときに重くて疲れてしまいます。
それよりは薄い参考書や自分でまとめたノートを持っていく方が良いです。軽くて薄い本は、本当に必要な要点のみが書かれており、全体の見直しがしやすいです。
また、苦手部分の復習もしやすく、直前の時間のない中では効果的な見直しができます。
自作したノートも同様であり、全体の復習や苦手な範囲のみを見直したい場合に役立ちます。
短時間で最後の見直し特化したという点において、薄い参考書や自作のノートがピッタリというわけです。
実際、私は本試験の時に分厚い参考書を持っていきましたが、一度も開くことはありませんでした。それより、自分で苦手問題をまとめたノートを見ていました。
さまざまなメリットがあるので、試験先に持っていく参考書は、薄くて軽いものにしましょう。
スキマ時間で勉強!一次試験おすすめの軽めの参考書
法律科目は範囲が膨大であるため、今まで自分が使ってきた教材の中でも薄目でまとめられているものを使ってください。
勝手が分かっているので、復習しやすく確実に点が伸びます。
そして教養科目に関しては、筆者が使っていたオススメシリーズである「一般知識出るとこチェック」です。
特徴:サッと知識を確認するために最適な本
ページ数はやや多めですが、文字が大きくて見やすいため、スッと頭に入ってきます。
また、語呂合わせが載っているので、直前に知識を詰め込むのにも最適で時間がない人にピッタリの一冊。短い時間で要点だけを総復習できます。
私もこの本を本試験の時に使っていました。
直前に復習したところがちょうど出たこともあり、教養の点数を底上げ出来たこともよかったです。
以上のことからわかるように、「一般知識 出るとこチェック」を買っておいて損はありません。
忘れて欲しくない公務員二次試験の持ち物
一次試験に持ってくものと同じでしょ!
と思ってあるあなた!それはまったく違います。
二次試験には一次試験で持って行かなかったものが必要になり、忘れると試験を受けられないものもあるので、注意が必要です。
二次試験に持っていくものは以下のものになります。
【一次試験合格通知】
【筆記用具】
- ボールペン
- シャーペン
- 鉛筆
【面接カード】
【ノート】
【靴磨き・手鏡】
一次試験と比べると、だいぶ物が少なくなっていると思います。
この中で必ず持ってくるべきものは、一次試験合格通知書と面接カード。持ってくると便利なものが、靴磨きの道具や手鏡です。
どうして必要になるのかを説明していきます。
靴磨きや手鏡で身だしなみチェック
靴磨きや手鏡があるとどんな時であっても、身だしなみを整えることができるため、持ち歩くようにしてください。
人は中身が大切いいますが、面接においては第1印象でその人のイメージが決まります。
あなたが面接官で面接を受けに来た人が以下の2人だった場合、どちら方が好印象でしょうか。
靴は汚れ髪は乱れている人
靴は磨かれて髪が整っている人
もちろん後者の身だしなみが整っている人だと思います。
面接で身だしなみに気をつかえていない人は、働き始めても気をつかえません。
国民・県民・市民と関わることもある職業。身だしなみも立派な採点基準になります。そうでなくても、同僚には身なりに気を使ってほしいですよね。
最初のイメージで、どれだけ面接官が話を聞いてくれるか変わってきます。身だしなみを整えて、印象を良くしたうえで面接には臨みましょう。
参考書は入らない
面接本番に持っていく参考書は必要ありません。面接カードと試験先の情報が載っているノートがあれば十分です。
この2つで面接に受かることができます。
面接前の時間で大切なことは、面接の雰囲気をイメージすることです。
Aの質問が来たらB、Cの質問が来たらDというようにシミュレーション。
面接は面接カードに沿って行われるので、面接カードを見ながら考えることで、より良い答えが返せます。
また自分のノートには、試験先の重要な情報をまとめていると思います。
そういう自分のノートは見やすく整えてあるはずなので、試験前の短い時間でも十分対策できますよね。
だからこそ試験に合格するためには、面接カードと自分で作成したノートだけでいいことになります。
気分転換が大切!追加で持っていくと良いもの
公務員試験時に絶対に必要なものではありませんが、持って行くことでリラックスできるオススメしたいものがいくつかあります。
私が個人的に使って良かったものを紹介します。
【一次試験】
- お菓子
- ガム
- メガネ
【二次試験】
- 汗拭きシート
一次試験
一次試験では集中力を切らさないこと、不測の事態に対応できることが大切です。
それにピッタリのものを紹介します。
お菓子
お菓子には糖分がたっぷり入っており、脳の回転に必要なものを補給できます。
公務員試験は、頭をすごく使うので糖分が不足しがちです。糖分がない状態で問題を解くと、問題にかかる時間が増えるとともにミスも増加します。
そこでお菓子の出番です。お菓子で糖分を補給しておくことで、ミスなどを防止することができます。
私がオススメするものがチョコレートやラムネといったお菓子です。これらは糖分が多く、眠くなることもないのでオススメです。
お菓子は買っておいて、スキマ時間に糖分を補給しておきましょう。
ガム
ガムも買っておくと、気分のリフレッシュと眠気覚ましに最適です。
お昼ごはんを食べた後って眠くなりますよね。その眠気をキシリトールガムを食べることで、吹き飛ばして気持ちを切り替えて午後の試験に臨めます。
また、ごはん後の口の中をリフレッシュすることで、自身の口臭もなくなってリラックスできることでしょう。
私は実際にガムを噛んでから試験に臨んでいました。休憩時間ごとにガムでリフレッシュしており、眠くなることもなく、最後まで集中力を切らさず試験を終えて合格しています。
ガムを噛むことで、いろいろな効果があるので、ぜひ試してみてください。
メガネ
これは人によりますが、コンタクトの人やメガネをかけている人は、予備のメガネは絶対に持っていきましょう。
突然、今かけているメガネが壊れたり、コンタクトで急に目が痛くなり見えなくなったときに必要になります。
公務員試験の問題は多くの大人が確認していても、訂正が生まれることが多々あります。仮に見えなくなったタイミングで修正や訂正があったら、その訂正箇所は見えず諦めるしかありません。
また、問題文の読み間違いをする可能性が十分にあります。
予備のメガネがあれば防げるのに、確実に点数を落としてしまう。取れる問題で点数を落としてしまうのはもったいないです。
試験中いつ何時、予備のメガネが必要になるか誰にも予想はできないので、必ず準備してください。
二次試験
二次試験では相手への印象と自分が快適に面接をするためにオススメの道具です。
汗拭きシート
汗拭きシートを持って行き、爽やかに面接に臨みましょう。
二次試験の面接は、7月や8月の暑い時期に行われます。夏本番であるので、クールビズとはいえかなりの汗をかいてしまいます。
顔や腕はべたべた、汗のにおいを発している。
身体中から汗が噴き出ているのに、そのまま面接に臨むのは相手に失礼ですし、面接試験に集中することもできないと思います。
そのようなことを防ぐために汗拭きシートが役に立ちます。汗拭きシートは汗を拭きとる共に、皮膚のべたべたを押さえ、汗のにおいも取ってくれる。
面接官も
清潔感のある子だな。
と思ってくれるはずです。
私が面接試験に挑戦した時は、面接会場に入る前に汗を拭いていました。
そうして気分をリフレッシュして、汗のにおいが気に入らない。面接に集中できましたし、リラックスして挑戦し、普段練習していた成果を存分に発揮できたと思います。
なお、オススメはこの商品です。
公務員試験当日に受験票を忘れたら…。
受験票を忘れちゃった…。
受験票を忘れてしまったら、試験は受けられずにその試験は不合格なのでしょうか?
答えは…終わりではありません!!
仮に受験票を忘れてしまっていても、受付で事情を説明すれば、再発行してもらえます。
試験開催側も毎年、一定数いる忘れた人には留意しており、試験を受けられる体制を整備。基本的には再発行してくれます。
ただ、再発行を行なってくれますが、時間は多少かかります。試験前の勉強時間はなくなることはもちろん。最悪、他の人より遅れて問題を解くこともあります。
また、面接の時に受験票忘れは絶対にバレてしまいます。
忘れ物をした受験生
という評価が面接前にされてしまうことも痛い点であり、面接で他の人より高評価を貰えない限り、落ちる確率は高いです。
1個の忘れ物が、後々まで尾を引くことになります。
実力ではなく不注意で合格する確率を下げないためにも、受験票は絶対に忘れないようにしてください。
公務員試験の持ち物まとめ
- 一次試験のは薄めの参考書でいい
- 「一般知識 出るとこチェック」がオススメ
- 二次試験は身だしなみを整えるものを持つ
- 「お菓子」「ガム」「メガネ」「汗拭きシート」は持っていくとよい
- 受験票を忘れても不合格ではないが、合格は難しくなる
試験の持ち物は意外とたくさんあったと思います。試験当日に忘れ物をすると、その日1日の試験は最悪になります。
この記事で紹介したものに加えて、他に自分で必要だと思うものも持っていって試験に臨んでください。
試験に合格できるかは、持ち物では決まりませんが忘れてマイナスになるものは多いので気をつけましょう。
人気記事 公務員試験が不安なきみへ!落ちた時の保険になる民間就活サイト5選