・宅建をとっても未来はあるの?
・宅建が活かせる仕事に将来性はあるの?
・宅建は持っている人が多いけどどうなのの?
こうした疑問に答えていきます。
実際に宅建士として、働く僕が答えていきます。
本記事の内容
・宅建士の将来性は?
・宅建が活かせる仕事の将来性は?
・宅建は有資格者が多いけど未来はある?
となっています。
記事を読み終えると、宅建という資格に将来性はあるのか、取るべき資格なのかわかると思います。
宅建を受ける人は下の記事を見てください。
宅建士の必要性って?
宅建は毎年20万人以上が受験する超人気資格です。
なぜ人気化というと、「法律の資格の勉強を始める際に勉強しやすい」「受験資格がない」などがあげられます。
こんな風に様々な理由がありますが、最も大きな理由は不動産取引に欠かせないからです。
宅建士は不動産取引の専門家だから必要
宅建士は不動産の取引をする上で欠かせない資格となっています。
不動産取引の場合、買う方というのが不動産知識のない一般人となります
こうした場合一般人の方って、知識がないため不利な契約をさせられるのではないかと思いませんか?
宅建士はこのような不利な一般人を保護、もしくは助ける存在として存在しています。
だからこそ、不動産取引がなくならないのなら、専門家である宅建士は一般人を助けるために必要となります。
独占業務があるから宅建士は必要
宅建士には下の3つの独占業務があります。
- 重要事項説明
- 重要事項説明書面への記名押印
- 契約書への記名押印
この独占業務は、不動産業界で肝となる業務です。
だからこそ、これらの業務が独占である以上、宅建士は必要とされています。
宅建士は設置義務があるから必要
宅地建物取引業者(不動産屋)には、従業員の5人に1人を宅建士にしなければならないというルールがあります。
この設置義務の要件をクリアしていないと、事業を営むことができません。
そのため、宅建士は不動産取引を行う会社で必要とされます。
宅建士が活躍できる不動産業界や宅建士の将来性は?
まず皆さんに宅建士が必要とされる不動産業界について話していきます。
そのあとに宅建士の業務がAIにとって代わるのかを話します。
宅建士が活躍できる不動産業界
まずは不動産業界について話していきます。
皆さんは不動産業界が廃れてきていると感じていることだと思います。
ですが、国民総生産の3分の1は不動産なんです。
確かにバブルのころと比べれば、低迷しているかもしれません。
しかし不動産業界は、生活に欠かせない建築物を扱います。
いくらネットショッピングができるようになっても、その商品を保管する物流施設は必要となってきます。
なのでいくら時代が変化しても、建築物は我々の生活に欠かせないものとなっています。
不動産業者の仕事はAI にとって代わるのか?
この点については、絶対に大丈夫と言えます。
これは皆さんが自分に置き換えて考えたら、自ずと答えは出てきます。
皆さんが家を買うとして、人間ではなくAIの提案を受け入れることができますか?
自分が地主だった場合、家に訪れる営業マンがロボットだったらどうですか?
もちろん不安ですよね。
この不安は不動産業の根幹が、お客様との信頼関係の基に成り立っていることが理由です。
この信頼関係はロボットでは超えられない壁であり、人間が決して変わられることのないものです。
ですから、不動産業界の仕事はAIに取って代わられることは決してありません。
AIは宅建士の仕事を楽にする
宅建士の仕事は、AIによってスムーズになります。
今まで宅建士が頑張って調べていた、「謄本」や「用途地域」、「土地の価格査定」などはAIが調べてくれるようになるかもしれません。
AIによってこれらの仕事がされれば、宅建士はお客様の対応だけでよくなってくるので仕事が楽になります。
なので、AI時代の到来は宅建士の仕事をいい意味で裏切る可能性が高いです。
宅建士が活かせる不動産業界には新たな事業
不動産業界には、新しい風が訪れています。
この業界には、建物のリノベーションやシェアハウス、空き家バンクといった新しい考えや業態が生まれてきています。
不動産は、我々の生活に欠かせない建築物を扱う以上、仕事が尽きることはないことが予想されるので安心してください。
宅建は有資格者が多いけど未来はある?
宅建士の資格を持つ人は多いです。
有資格者が多いことは、宅建士の大きな問題と一つかもしれません。
宅建はだれでも受けることができる国家資格で、大人気の資格となっています。
そのため、毎年たくさんの合格者を出しています。
これにより、宅建士の価値は低いものとなってきているのは事実です。
それでも、大丈夫だと思います。
先ほど、述べた宅建士が必要とされる理由がなくならない限りは問題ありません。
それよりも、いろいろ担当する業務が増えることにより宅建士の重要性は増してくると予想されます。
なので、宅建の有資格者が多くいたとしても未来は明るいといえます。
最後に
- 宅建士は独占業務があるので必要な仕事
- 不動産業界は廃れない業界
- AIに業務が完全に取って代われることはない
- 宅建業界は新たな業態が生まれるから安心
- 資格保有者は多くても業務が無くなることはない
いかがだったでしょうか。
宅建士の将来は、暗いものではなく明るいものであることがわかったと思います。
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