(1) 後藤先生から提案を受ける
2年前に, ニンテンドーDSを使った授業を, 愛知教育大学附属名古屋中学校で行いました。
私自身は, そのときに, 一定の可能性とともに, 限界を感じました。
手書き入力による授業の感想文や, 計算練習のための4択問題などを無線LAN経由で行ったことに, 未来の教室を覗き込むことはできるのですが, 数学学習の奥深さはあまり広がっていなかったからです。つまり, 数学的探究を深めることには使っていなかったからです。
そのときに授業を行っていただいた後藤先生から, 今年, DSを使った授業をしてみたいという提案がありました。
今回は, 前回とはかなり違っていて, 次のような提案でした。
32 + 42= 52
のように,
- いくつかの連続する自然数(3個でなくてもいい)
- 2乗の和
- 前半の和 = 後半の和(2個,1個でなくてもいい)
となるような例はあるだろうか。
- 普通は, 式で考える
- しかし, いろいろな場合を調べようとすると,計算がとても煩雑
- そこで, それをDSで手助けできないだろうか
という提案でした。
後藤先生から新しい授業のための提案をしていただいたことをとても喜びつつ, せっかくの機会をいろいろな観点から活用しようと思いました。
まず答えを知っておいてそこに短絡的に到着する道具
をすぐにつくるのではなく,
いくつかの方法でその問題の周辺の景色をながめ,
学生や院生と議論しながら, 適切な道具を工夫したり,
どの道具を使うとどんな数学的探究が広がるかを調べたり
それを踏まえてどんな授業像がありそうかを検討しながら進めることにしました。
その様子を, 数回に分けて記述してみたいと思います。
ニンテンドーDSを使った授業に
興味があります。
昨年、
英語と国語についての検証を
行いました。
数学についても興味があります。
これからの記事を楽しみにしています。