谷川俊太郎の詩に、こんなのがある。
あくびがでるわ
いやけがさすわ
しにたいぐらい
てんでたいくつ
まぬけなあなた
すべってころべ
2回読ませてから、『これはラブレターなんですけど、わかりますか?』と聞く。そう、文頭が「あいしてます」になっている。
こういう言葉遊びを「アクロスティック」というのだそうだ。
これで、自己紹介文をつくる。
ユーモアのセンスも必要になってくるので、高学年向き。
いきなり自分の名前を板書する。
る ぼ の ま し よ と
「逆じゃないの?」とかいう子どもの声には、『これでいいのです』とだけこたえる。
『では、先生の自己紹介をします』
と言って、板書しながら読み上げる。
みんなの前で話すと、
「○○です。よろしくお願いします」
なんて、みんな同じになってしまう。
けれども、これならみんなちがう。
それぞれちがった個性を持っているのだから、それがはっきりと伝わった方がいい。
『みんな、いい作品です』
と、心から言える。
人とちがう自分のよさというものに気づいてくれることも期待しよう。
できあがった作品?は、色をつけたりイラストを入れたりして完成させる。
教室や廊下に掲示すると、けっこう盛り上がる。
授業参観にやってきた保護者にも好評である。
※ もとネタ:大宮教育サークル 斎藤武夫氏
(現三重県内私立中学校勤務)の実践