毎日必ずやって、必ず返事の返ってくる“健康観察”。『○○君』「ハイ元気です」だけで終わらせるのはあまりにもったいない。
子どものその日のスタートの状況を知る絶好の機会としてとらえるべきだ。工夫のしがいはあるはず。
<1から10の数字で健康チェック>
名前を呼ばれたら、返事をして、きょうの健康状態を1から10の数字で示すように伝える。
10はサイコーに調子がいい、絶好調。5がまあまあ。1は最悪、サイテー。
そして、その理由も言わせる。例えばこんな感じ。
「8です。元気だけど、テストがあってちょっと緊張しているからです」
「3です。かぜをひいて、のどが痛いからです」
「10です。朝からいいことがあってとってもうれしい気分だからです」
健康状態というのは、体のことばかりではない。心の状態も重要である。そんなことにも長く続けていくうちに気づかせていきたい。とにかく、毎朝、自分の心と体と対話して、それを報告させていこう。
朝の数字で、きょうはこの子に気をつけて見ていこうと判断することもできる。
もとネタ:「EQ こころの知能指数」ダニエル・ゴールマン 講談社 1996
<健康観察+ひとこと>
特に、クラス替えがあった直後は、早く名前を覚えたい。そこで、名前を呼んだあとに返事をして、何かひとこと言ってもらうことにする。
例えば、『きょうは、健康状態を言ったら、好きな教科を言ってください』というように。
「はいっ!元気です。好きな教科は体育です」
時間はかかるけど、ちょっとコメントしたり、つっこんで聞いてみたりすると、すぐにその子を覚えられる。
『特に何系が得意なの?』「サッカーです」
『おー、いいねぇ』『へぇー、そこに目をつけたか』と、大げさに言うことを忘れずに。教師の言葉で終わることがポイントである。
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