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010 音読をきっかけに [2009年02月28日(土) ]
 学年はじめの授業。私は、たいてい国語の音読をやる。

 読むのは何でもいい。そう長くない部分をくり返し読む。さて、何回ぐらい読むかというと…

 1回目、教師が読む。子どもたちは聞いている。

 2回目、全員で一斉に読む。

 3回目は、半数ずつに分けて一文ずつ交互に読む。

 4回目は、列ごとに。廊下側の列から順番に、一文ずつ読む。

 5回目は、そのとなりの列から。

 6回目は、そのまたとなりの列から。

 7回目は、窓側の列から。
 
 そして、8回目(これが最後)、もう一度全員で読む。

 読み終わった後に感想を聞く。

 『最初にみんなで読んだのと、最後にみんなで読んだのとでは、何かちがいがありませんか?』

 「声が全然ちがう」
 「最後の方がすごく声が出ている」

という意見があがる。

 『その通りです。何回も読んでいくうちに、だんだんとみんなが集中してきたということですね』

 続けて次のように話す。

『何かに真剣に向かい合う姿勢を見せるだけで、こんなにかわってしまうんだということが、とてもよくわかったと思います。
 このクラスは、38人で学習をしています。みんながその38人のうちの1人だという意識をしっかり持っていてほしいですね』


 1人の成長が、みんなの成長につながる。みんなの成長が、1人の成長につながる。

 学校、学級というのは、そんなところである。

 そして、私は授業を通じて、成長できる子どもを育てていきたいと思っている。
Posted at 22:35 | 国語 | この記事のURL
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