もし、前回
003で書いた「よい返事」ができたら、大いに褒めよう。
『○○さん』 「はいっ!」
『おー、いい返事だねぇ。先生が言ったことが完璧にできているよ。すばらしい!』
大げさに褒めよう。わざとらしいと高学年では見透かされる。心から褒められるように、褒め方も練習しよう。ちょっとしたことで感動できる心を教員は養っておくべきである。
ちなみに、褒めることには様々な効果があるので、時と場合に応じて使い分けよう。
例えば、
大きな声で、みんなに聞こえるように褒める(おー、すばらしい!)
= 褒めた行為を全体に広めたいとき
その子だけにそっとささやくように褒める(よくやったね)
=ちゃんと見ていたよと伝えたいとき
その子らしさを褒める(さすが、○○さんだね)
=その子に自信をつけさせたいとき
まわりの子に同意を求めるように褒める(これ、いいよね)
=子どもどうしの関係をつくりたいとき
今回の場合、返事の指導をした後に、よい返事ができたのだから、この指導を浸透させるためにも、大きな声で褒めるべきである。
それじゃ、反対に、よい返事ができなかったらどうしよう?
そのときは、もう一度名前を呼び直す。
それでも気付かなかったら、『あれ?返事は?』と聞く。
肝心なのは、できるまでやらせること。
返事ぐらいのことが徹底できなければ、これから難しいルールなんて守れるわけがない。
ねばり強くやろう。最初が肝心である。