昨日、JDDネットの会合がありました。話題は今後の特別支援教育がどのように継続・展開していくだろうか。不安定な政局のなかで政策の柱はどのように作られていくのだろうか。5時間にも及ぶ討議でした。
ひとつ、「手帳」問題は、厚労省が最初考えていた一本化は無理なようで、身体障害と精神障害(知的障害と発達障害)の2本立てかなといったご意見も拝聴しました。
障害種別を細かく出すのではなく、最後はそれぞれのニーズをいかに受け止めるかということだと思います。
本年もJDDネットとして予算要望書出しますが、私(日本LD学会)としては、以下のような項目大切かなと思っていますが、皆さんはどうお考えになりますか。
[文部科学省へ]
○就学前における「発達障害」のある児童の早期の気づきと対応に関する特別支援教育施策の充実
・園内(校内)委員会への専門家の派遣など、アドバイザリー制度の実施
・専門的な地域コーディネーターの配置
・特別支援教育支援員の配置
○義務教育段階における「発達障害」のある児童生徒の対応に関する特別支援教育体制施策の継続と充実
・通常の学級環境での「発達障害」のある児童生徒の効果的指導のための教員加配など専門的スタッフの充実
・「通級による指導」の対象となる児童生徒の増加に対応する効果的な専門教
員の配置
・特別支援教育支援員の確保と質の向上のための支援事業への援助
○高等学校段階における「発達障害」のある生徒に対する特別支援教育体制施策の充実
・「通級による指導」体制の導入、および専門教員の巡回相談・指導体制の実施、特別支援教育支援員の配置
・「発達障害」のあるギフテッド(全体もしくは部分的に非常に高い能力をもつ)生徒への理解推進と効果的な指導のための研究支援
○高等教育における特別支援教育の拡張施策の検討
・大学等における「発達障害」のある学生の実態調査と支援施策の検討
・高等教育における入試や授業における特別措置に関する研究支援
[厚生労働省へ]
○就学前における「発達障害」のある児童の早期の気づきと対応に関する特別支援教育
(保育)施策の充実
○「発達障害」のある者の生涯相談センターとして、「発達障害者支援センター」の各地域での開設と充実したーサービスの展開のための支援
○就労、修学支援のための関係機関との連携のための事業検討
○「発達障害」のある者に必要な支援制度としての「手帳」等の全面的見直し検討 (以上)
[おまけ] 先週たった一日だけあたかい春の日がありました。その日、高尾の森林公園に桜を見に行ってきました。吉野の桜もこんなのかなー