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信じるココロ [2008年08月09日(土) ]
 わたしが新人のころの話です。

 担当していた中2のクラスで、クレームが続きました。
 そのクラスは、15名全員が女の子。
 わたしの塾講師としての技量の低さと人間的な未熟さが、生徒たちの不満を高めさせたいちばん大きな要員でした。

 クラスの中で核となっていた女子が3名、授業の前後に職員室に来ました。
 当時、教室責任者だった、数学のT先生に
 「先生、あの英語の先生(わたしのことです)、サイアク!全然授業がわからない!」
 「英語の先生、代えてよ!」
 「あの先生のせいで、成績下がった!」
 と、わたしの目の前で抗議される日が続きました。

 正直、やめようと何度思ったかわかりません。

 講師としての自信は、このころ0%でした。

 そんなある日、T先生に話があると呼び出されました。
 ああ、クビになるのかな、などどとぼんやり考えていると

 「生徒はあんなこといっているけど、きみは絶対いい講師になるよ。これも、勉強だと思って、どうやったらうまくいくか、考えてごらん」

 と、言われたのです。

 予想外のことばでした。

 「絶対いい講師になるよ」
 そう、言われたことがココロに残りました。

 もしかしたら、まだ、なんとかなるかも。
 ここで逃げたら、絶対ダメだ。
 まずは、一生懸命、誠心誠意、授業をやってみよう。

 そして、半年たったときには、そのクラスの女の子たちもすっかりなついてくれました。

 下手なりにも、一生懸命教える姿に何か感じてくれたようです。

 
 自分を信じてくれる人がいるというのは、幸せなことです。

 信じてくれるココロが、どん底にいるときに、がんばる原動力になります。

 
 子どもにとって、自分を信じてくれる教師や親がいること。

 その大切さを改めて思います。
 
 
 
Posted at 08:51 | 教育論 | この記事のURL
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コメント

ありがとうございます。
いろんなヒントをいただきました。
今は、どうも、子供を苦しめている側の、○○できないと言うような言い方をしてしまうのですが、
今日をきっかけに、サポートするように大丈夫だよって応援して行こうかと思いました。
Posted by:ゆりふう  at 2009年09月10日(木) 09:08

「生命の暗号」
私も持っています。
よいことをすると、
よい遺伝子が目覚める。

道徳の科学的根拠だ!と思って
驚いたことがあります。

次の更新を楽しみにしています。
Posted by:今年は野武士  at 2008年08月24日(日) 20:47


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