11月7日の朝刊に、EMBについて載っていた。
「EMB」とは、エビデンス・ベイスド・メディシン(根拠に基づいた医療)の略語です。
これまで医師の診断や治療は、ともすれば個々の経験に左右されたり、権威者の意見に影響されたりする面がありました。それが個々の患者の利益にならなかったり、不必要な治療を招く場合もあったのです。
EMBとは、患者のケアを決める際に、できる限り実証されて実用できる根拠を用いて良心的に慎重に考え、質の高い患者中心の医療を実践していくという概念です。
経験に基づく医学と、外部の根拠に基づく科学が融合したとき初めて、最良の医療が提供できるされています。少し哲学的ですが「アートとサイエンスの融合」と呼ばれることもあります。
肝機能、腎機能、脂質・貧血、血糖など検体検査(人の体から得られた血液、尿などを使う検査)のデータは、その大半が客観的な数値で表現されます。そして、長年にわたる臨床検査技師の努力によって検査の正確さ、精密さも飛躍的に向上しました。つまり臨床検査データこそが、きわめて有用なエビデンスといえるのです。
教育の仕事も、ともすれば個々の経験に左右されたり、権威者の意見に影響されたりする面がある気がします。根拠に基づいた指導実践していく必要もあるのではないでしょうか。
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