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教師力を上げるための日誌。
日々の学びを綴っていきます。

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大前暁政(おおまえ あきまさ)

理科教育学修士
現在、岡山市立の小学校へ勤務
理科実践でソニー教育科学プログラムに入賞
小・中・高の理科専修免許。中学社会の免状をもつ。
「体育科教育誌」に実践を連載中。

【主な著著】
「若い教師の成功術」(学陽書房)
「理科の授業が楽しくなる本」(教育出版)
「20代でプロの教師になれる」(学事出版)など

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おすすめの書籍
誰も教えてくれなかった『教師のための仕事術』 [2010年07月29日(木) ]
もうすぐインターネット書店でも発刊されます。

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『忙しい毎日を劇的に変える仕事術』 大前暁政著
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都心ではすでに発刊されています。
三省堂書店にて、面出しされていました。感謝申し上げます。



























◇教師の世界では、「忙しい」が当たり前になっています。

毎日、何かの仕事が入ります。

自分の仕事以外の仕事の発生率が半端ではありません。

特に多いのが、「アンケート類」、「提出書類」の多さ。

毎日、様々なところから配布されてきます。

配布された紙は、毎日、毎日ファイリングされていきます。

その分厚さは、1年で戸棚2つが全てファイルで埋まるという状態です。

ただでさえ多いのに、「参加しない場合も、必ず提出してください。」という文言が・・・。


学校の忙しさを端的に示す事実があります。

「50代のベテラン教師が、毎日、職員室から走って3階の教室に行っている。」

休憩時間が5分しかないからです。

これが現場の事実です。



私が尊敬申し上げている50代の専科の教師(算数と理科)の方が言っていました。

「授業が終わって、片付けをする。2分後に、別の校舎で授業が始まるので、急ぎ足で毎日移動する。当然、トイレに行く暇もない。」


私は思います。50代といえば、会社では部長や社長クラスの方。

その方の休憩が、30秒もないのです。

5分休憩のほとんどは、「授業の片付け」と、「移動時間」と「次の授業の準備」に消えていくのです。
こんなことが許されていいのでしょうか。

私が尊敬申し上げている教師の方々の多くは、50代になっても担任をもち、毎日授業を行っている方です。

そういう現場を改革していこうとするプロの教師の待遇が、「30秒の休憩もない」というようなことでよいのでしょうか・・・。


かつて、次の改革をした校長がいました。

1 形式的な行事を一時的に廃止。
2 公務分掌を今の半分にする。
3 会議を今の半分にする。


1の今までどおりの行事を一時的に廃止するという方針には、反対も多かったようです。
ですが、その学校は、教育がすばらしいということで、全国で最も有名な学校になりました。
斎藤喜博が校長だったときの「島小学校」です。


2と3は、結構いろいろな学校で耳にします。
新設校に多いようです。
公務分掌を半分にして、会議を半分にして困ったのでしょうか。
結論は、「まったく困らなかった。」そうです。

斎藤喜博の島小学校は、職員会議が月に一回だけで、時間を過ぎると強制的に打ち切られ、次回の会議に回されていました。それで困るかといえば、困らなかったということです。


歴代の名校長の仕事を知れば知るほど、
次の原則が大切だということがわかります。

「仕事をしていく上では無駄を排除するシステムが必要だ」

教師の仕事の本質は何でしょうか。

「子どもの可能性を引き出し、伸ばすこと」につきると思います。


先日、「テストの採点に膨大な時間をとられて、教材研究をする暇がない」と悩んでいる若手の先生に会いました。

私は、「テストの採点よりも、教材研究を優先させた方がよい」と思いました。
他のベテラン教師も同じ考えでした。

ところが、若手教師は言うのです。
「テストの採点の時間が生み出せないのです。」

必要なのは、「仕事術」です。

今まで誰も教えてくれなかった「仕事術」を知ることが大切なのです。

島小学校のように、校長が大改革をするという学校なら、多忙化は防げるかもしれません。

私は、一度だけ「放課後の会議がほとんどない」という学校に赴任したことがあります。

放課後を、教材研究の時間にとってくれていたわけです。

ところが、全国の先生方に聞けば聞くほど、放課後に会議のない学校は「皆無」ということがわかります。

忙しい現場なら、自分で「忙しくならないようなシステム」を組まなくてはならないのです。


「忙しい毎日を劇的に変える仕事術」を少しでも多くの方に知ってもらいたいと思っています。

教師は、一般企業に勤める人よりも「2.5倍」の倍率で、「うつ」などの病気になりやすいという統計があります。
たった1年で教壇を去る教師も、年々増え続けています。

この現状を打破すべきなのです。

本書は、現状が変わらないことに対する「自分を守るための」、「反骨の」仕事術です。




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 「忙しい毎日を劇的に変える仕事術」(学事出版)
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Posted at 17:38 | この記事のURL

忙しい毎日を劇的に変える仕事術 [2010年07月23日(金) ]
忙しい毎日を劇的に変える仕事術

 新刊が出ます。

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 「忙しい毎日を劇的に変える仕事術」(学事出版)
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「仕事のやり方」だけに絞った、初の「仕事術」本です。



教師の仕事で最も大切なのは、何でしょうか。

私は次のように考えています。


「子どもを伸ばす仕事」



「子どもを伸ばす」のが、教師の最も大切な仕事です。


ところが、その他の雑務に仕事を追われて、肝心の「子どもを伸ばす仕事」に手がつけられないという人が、多くいます。

現場では、「忙しい」が当たり前になっています。

本書では、「忙しい毎日を変え、仕事をダイナミックにしていくための仕事の進め方」を紹介しました。

具体的には、次のことを紹介しています。

1) 雑務に時間をかけずに処理する方法。
2) ダイナミックな新しい授業をつくっていくにはどうするか。
3) 学級経営をもっとすばらしいものにしていくための仕事術。


仕事は、年々増えていきます。

大量の仕事を、どうすれば、さっと終わらせることができるのでしょうか。

簡単にいえば、 「仕事が勝手に終わるシステム」 をつくればよいのです。

仕事術=仕事が勝手に終わるシステムづくり、です。

楽をして、大量の仕事をこなしたい人のために役立てばと思います。
Posted at 18:33 | この記事のURL

5年理科授業マニュアル [2010年07月14日(水) ]
「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか」


拙著「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか」が、

「週刊朝日」7月23日号にて紹介されました。

「一般紙」で紹介されたのです。


「一般読者にとっても非常に面白く」と紹介されてあって、うれしく思いました。


子どもに理科を教える上で、「教え方」が学校関係者以外の方にも役に立つとのこと。


あとは、次のような豆知識もあってのことでしょう。

1) ふりこの「リズム」と「テンポ」と「スピード」はどうちがうか?
2) 「溶ける」とはどういうことか? 絵の具は「溶ける」か?
3) 扇風機の「強」と台風の風とどちらが強い?



拙著の本の帯には、

岡本薫先生(政策研究大学院大学教授)の書評が入っています。

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「子どもたちの「なぜ?」から始まる理科の授業について、著者の経験と蓄積に裏打ちされた実践的アイデアが満載されている。それらを読むだけでも、教師たる読者には非常に参考になるだろう。」
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7月には、大手新聞社にも掲載していただきました。

さまざまな方に推薦をいただき、本当に感謝しております。

ありがとうございます。

少しでも、理科教育の進歩に役立てばと思っています。


 →「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか」の詳細
Posted at 21:53 | この記事のURL

学校とは [2010年06月10日(木) ]
◇国際調査の結果が本で出ています。
 
 そこで気になるデータがあります。

 成績の上位と下位の、割合の変化です。


 一言で言えば、次のようになります。

 「成績上位の子と、成績下位の子が、数年前より、ぐんと増えた。」

◇中間層が少なくなっているのです。

 
 勉強が必要だと思っている子は、勉強していて、

 勉強が必要ないと思っている子は、まったく勉強をしなくなったという傾向があるのです。


◇先日、テレビを見ていて、芸能人がとんでもないことを言っていました。

 「学校なんていらないんだ。」

 公共の電波ですから、まあざっと100万人ぐらいが聞いたことでしょう。

 その中には、「その通り、学校なんていらない。」と信じた人も多いでしょう。

 芸能界で活躍するためには、様々な知識や技能があるはずです。

 それらは、学校で学んだ結果身に付いたものが大半であるはずです。

 でも、そういうことは棚に上げておいて、「学校はいらない」と平気で言えるのです。

 大人なら、「盛り上げるために言っているな」などと、有る程度わかっても、子どもにとっては、鵜呑みにしてしまうこともあるのではないでしょうか。
 
 心配です。


◇というのは、国際調査の結果というのは、かなり大々的なデータだからです。

 成績上位の子が増えて、下位の子も増えて、中間層が減ったというのは、深刻な事態です。


◇学校って大切だな〜、と思った事例を二つ最近見聞きしました。


 一つは、我が3歳の息子の友達のことです。

 息子と同じ年で、いつも仲良くしていた子がいました。

 その子に久しぶりに会ったときに激変していたというのです。

 すごく強くなっていて、活発になっていたというのです。

 理由を聞いてみると、「幼稚園」に毎日通うようになったから。

 幼稚園で、友達といっしょに遊んでいるうちに、精神的にも体力的にも、知識的にも、ぐんと飛躍したのです。

 その激変ぶりに驚きました。そしてあせりました・・・。

 教育の偉大さ、集団生活の偉大さを身に染みて思い知った次第。


◇もう一つは、もっとショッキングな出来事です。

 小学生の時に、天才少年だった子がいたそうです。

 真に天才で、何もしなくても、何でも理解でき、テストでも常に100点。

 周りも、親も、教師も、神童だと言っていました。

 ところが、その子は、どうしても止むにやまれない事情で数年間学校を休むことになりました。


 そして、数年後、大きくなって、学校を訪れました。

 「先生、家で一人で勉強していて、大発見をしたよ!」と。

 その内容を先生は見てびっくりしたそうです。

 何とその内容は、同学年の子どもたちなら、誰でも数年前に学校で習っている、極めて基礎の問題だったからです。

 天才少年は、数年間のうちに、同学年の子が数年前に学習する「基礎知識」しか身に付けることができなかったのです。


◇学校が必要な理由はいろいろあります。

 勉強もその一つでしょう。

 集団生活の技能を学ぶというのもその一つでしょう。
 

 ですが、私がもっとも学校が必要だと思えるのは、それは、「子ども時代というのは、一生涯の中で一度しかないから」です。

 たった一度の生涯。それも、全てが黄金に輝いているような子ども時代を、充実させるために、学校というのはあるのではないでしょうか。

 友達と一緒に仲良くするため。

 勉強をして新しい知識を身に付ける喜びを得るため。

 そして、みんなで一つの何かをやり遂げる喜びのため。

 もとより、学校とは、思い出作りのためにあるのではありません。

 毎日、毎日、本気になって一生懸命取り組んだその努力が、結果として輝く思い出になるのです。

 学校で学べることは、言葉に表しきれないほど、巨大で、多様性に満ちています。

◇私の親戚の中でも、「学校なんていらない」などと私に言う人がいます。
 
 ですが、そのとき、本気で言っているのではなく、「学校の中には無駄なことが多い」という意味で言っているのです。

 「学校自体がいらない」などと、本気で思っている人は、いないと思います。

 
Posted at 19:38 | この記事のURL

「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか」 [2010年06月05日(土) ]

「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか」


◇様々な方から、御感想をいただきました。
 ありがとうございます。


「5年担任に限らず、学級担任必読の1冊です。」

「習得」「活用」「探究」に分かれていて、使いやすいです。」

「初めて理科を教えることになったときに、とても役立ちました。」  
 
「さすが現役の先生という感じで面白くあっという間に読んでしまいました。」

「5年生の理科はありがたいことに落ち着いて授業をすることができています。」





◇書籍の紹介も、感謝申し上げます。
 
 ありがとうございます。

 野中信行先生のブログでの紹介

 
 八巻寛治 先生のブログでの紹介
 
 
 e-honの「思想・心理・歴史・教育フロア」
Posted at 20:07 | この記事のURL

医者と教師の共通点(その2) [2010年05月30日(日) ]
◇良い医者の定義を考えてみたい。

 良い医者は、さっさと退院させてくれる医者だ。
 
 さっさと直して、医者が必要ないようにしてくれれば一番良い。
 
 教習所と同じである。

 さっさと運転の技能を身に付けさせて卒業させてくれればよい。

 卒業が早ければ早いほど、教習所の教師は優れた腕をもっている。

 医者も同じで、さっさと病院を卒業させてくれる医者こそ、優れた腕をもっている。


◇ところが、大口をたたいた割に、また、手術が必要です。

 もう少し手術が必要です。

 また入院が必要です。

 ずっと、病院に通わせ続けるというのは、腕がない証拠である。

 さっさと病院を卒業させてくれるのが、良い医者である。

 そういう話をしたら、知り合いの医者も賛同してくれた。

 患者は弱い立場である。

 医者の言うことを聞くしかないのだ。

 もし、どうしても長引くなら、せめて、誠意だけは見せてほしいと思うのだ。

 
◇教師もまた同じで、さっと教えてくれる技能をもっていないといけないと痛切に感じる。

 教えられる子どもは弱い立場である。

 教師の方が強い立場だ。だったら、教師は教える行為に対する誠意だけは失ってはならない。

 誠意こそが、教育の何よりの出発点になるのだと思う。

 このような当たり前のことが、当たり前になっていない病院を最近立て続けに見たので、暗い気持ちになった。

 いずれ、明らかにしていくべき問題である。 
Posted at 16:38 | この記事のURL

医者と教師の共通点 [2010年05月30日(日) ]
◇最近、風邪を引いたり、見舞いがあったりで、病院に行く機会が立て続けにあった。

 医者から、一通り、説明を受ける。

 私は、納得がいかないと、必ず質問する。

 耳鼻科の診断が納得いかず、質問攻めにしていたら、途中で、「好きにしてください。」のように言われてしまった。

◇反対に、質問をしても、親切丁寧に、質問に答えてくれる医者もいる。
 
 私が何度も質問するので、答える医者の方もだんだんと汗がにじんでいたが、それでも一生懸命答えてくれようとする。

 例を出したり、簡単な言葉で説明をしてくれた。

 その一生懸命さに、大変好感が持てた。

◇一番ひどい医者は、やたらと不安をあおるように、説明をした。
 
 「こういう病気は、家族も危ないんですよね〜。あなたも気を付けてください。」などと言う。

 こういう、不安にさせるような言葉は、許されるのだろうか?

 親戚に医者が多いので、こういう不安なことを言っても、それは良いのか悪いのか、法律上どうなっているのか、を聞いておこうと思う。

 どうも、患者というだけで、医者が偉そうにしゃべっているのに我慢がならない。

 偉そうにしていて、それで病気が治れば、よい。
 
 ブラックジャックと同じで、そこに医者としての腕があれば、よい。

 だが、腕もないのに、偉そうに言っているのなら、まして患者を不安にさせようとするのなら、それはいずれ、大勢の場でそれが正しいのかどうかを明らかにしなくてはならないと思っている。

◇良い医者は、次の医者だ。

 (上) 熱意があり、腕もある。

 (中) 熱意はないが、腕はある。

 (下) 熱意はあるが、腕がない。

 (問題外)熱意もないし、腕もない。

◇教師もまた同じだろうと思う。

 では、この問題外の医者は、どうして「医者」としての地位をそのまま保つことができるのだろうか?

 このあたりも、聞いておこうと思う。
 
 結果待ちである。

 結果が思わしくない場合、これは、少し闘わなくてはならないと思っている。



 
Posted at 16:26 | この記事のURL

学級づくりに役立つ本 [2010年04月03日(土) ]
◇春休みに入ってとにかく本を読んでいます。

 古今東西、新しい本から、絶版の本まで、とにかく買いあさっています。

 ざっと、100冊ほど春休み用に買いました。
 
 それを、一気に読んでいきます。

 ページの面を、面だけを、目に入れているという感じで読んでいます。

 読んだ本の中で、「これは、役立つなぁ」と実感したものを紹介します。
 

◇学級づくりに役立つ本(中身が重厚。でも読みやすい。力が入っていてお得感がある本。)

 (1)「エンカウンターで学級活動12か月 小学校高学年」八巻寛治先生編著(明治図書)
 すぐに使える本です。
 とても読みやすく、しかも、学級を明るくできるネタが満載です。

 (2)「力をつける授業」成功の原則 佐藤正寿先生 (ひまわり社)
 発問・指示のやり方など、勉強になりました。
 
 (3)子ども集団を動かす魔法のワザ! 杉渕鐵良先生 (学陽書房)
 唯一、二回以上読んだ本です。
 しかも、時間をかけて読みました。
 何度読んでも味わえる本に出会えたことに感謝しています。


 インターネット書籍店で、教育書のトップページに、拙著の紹介をしてくださっています。

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 e-honの教育書コーナー

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 担当者の方、本当にありがとうございます。

◇さらに、「小学校教師用ニュースマガジン 」でも、拙著の紹介をしてくださっています。


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 「若い教師の成功術」と「学級づくりスタートダッシュ」の紹介
            (「小学校教師用ニュースマガジン 」様より

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 御感想、多々ありがとうございます。
 → 再版 「学級づくりスタートダッシュ」(学陽書房)

Posted at 22:45 | この記事のURL

連帯の書 [2010年03月26日(金) ]
「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか 
小5理科」(教育出版)

◇追試ができるように、記録を残すことが大切だと思っています。

 追試=真似ができること です。

 発問や指示をそのまま記録しています。

 
 教師がどういう意図で、どういう指導をした結果、こういう成長が生まれた、という記録を残しています。

 教師の指導を示さずして、子どもの記録だけを示すのは、不十分です。


 教師が全部説明しておいて、それで子どもが、教師の言ったことそのままを作文に書いてしまったらどうでしょうか。

 おそらく、立派な作文になっているはずです。

 これは、子どもの力と言えるのでしょうか?

 あくまで、子どもがどう成長したのか、その成長の度合いが問われるのだと思っています。


◇どうして、教師の指導の記録を残すのかと言えば、ちゃんと理由もあります。

 それは、「私の記録を残す」というためではありません。

 教育というのは、過去から未来へと、必ず進歩していくものだと思っています。

 少しずつ、改善を重ねて、少しずつ、教育方法が進歩していくのです。

 その永遠の改善の途上で、現在の教育方法を残しておきたいと思うのです。

 現場にいる教師が、今以上の教育方法を、改善し続ければよいのです。

 だから、教育記録の発表は、絶え間なく続く、教育方法の改善への「連帯」なのです。


◇修了式が終わってから、本を山のように買って、片っ端から読んでいます。

 もうほとんど、本の面しか見ていないような感じで、猛スピードで読んでいってます。

 論と研究会の宣伝ばかりで、辟易する本もあれば、

 ちゃんと「実践」が載っている本があります。

 発問や指示が載っています。

 こういう本だと、お金を払う気になります。

 論と子どものノートだけ、というのは、やはり「不十分」だと思ってしまいます。

 
 研究授業で、指導案をなぜ用意するかと言えば、「教師の意図」と「教師の指導」がわかるようにするためなのです。

 意図も、指導も示していない状態で、論と子どもの事実だけ示されても・・・、それは確かに事実なのだけど、過程が示されない事実というのは、どうも、信頼できません。

 だから私は、1年間の全授業記録にこだわっています。

 こういう意図で、こういう指導過程を経て、こういう事実が生まれた、という全記録にこだわっています。

 今より、教育を進歩させるための、連帯の書にならんことを。
Posted at 21:08 | この記事のURL

高学年の理科をどう教える? [2010年03月25日(木) ]
 「なぜクラスじゅうが理科に夢中なのか 小5理科授業」(教育出版)

◇高学年の理科で、「私が嫌だな〜」と思っていたのは、実験のやり方を教えてくれないこと、でした。

 「自由に実験してごらん〜。」などと教師が言うのです。

 これは、困ります。

 自由にするって言ったって、「何をすればいいの??」

 いつも、思っていました。

 「自由にしなさい。」という指示は、実は、最も不自由な指示だと思っています。


◇図工を例にとると、よくわかります。

 「自由に描いてごらん。」

と言われるのが、一番困ります。

 もし、画家のような腕があるなら、自由に描くのが一番良いでしょう。

 でも、腕がないのに、技術がないのに、自由に描くと、むちゃくちゃになります。

 「描き方」を教えるべきなのです。


◇ということで、理科でも、「型」を教えるのが、大切だと思っています。

 「実験の型」を教えるわけです。

 実験の型を知り、板についてきたら、そこで、「自由に実験」というようにすればよいのです。


◇エラーレスラーニングで基礎をきっちり身に付けさせます。

 その後に、初めて「探究型」の授業は、可能なのです。

 ということで、1年間の最後の方に、型をつかいこなす実践を収録しています。

 推薦の言葉を、政策研究大学院大学教授の岡本薫先生にいただきました。

 ありがとうございました。


Posted at 23:21 | この記事のURL

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