◇非常に効果がある『想起練習』
今日は、以前少し触れた
『想起練習』についてお話します。
昨日、宿題の確認をしたところ、文章が長い問題(4行以上)問題は
「わかりませんでした」という状況でした。
もちろん、このようなときには
「この問題はどんな内容だった?」ときくことにしています。
しかし、今までの経験からも、答えられた生徒はいません。
そこで、少し時間をとって、『想起練習』をさせることにしました。
『想起練習』とは、問題を記憶させて暗誦させることです。
手順と効果を説明しますので、ぜひやってみてください。
そのときには
「問題文の意味がわかるようになるトレーニングがあるからやってみよう。
問題を解くわけではないからリラックスしてできるよ」
と言ってから始めてください。
※この練習は内容に集中させることが目的ですので、問題文中の数字は間違っていても訂正しなくてかまいません。
【手順と効果】
練習には普段使っているテキストを用い、2行から初めて3行・4行と進めていきます。
まず問題文の読ませます。
「30秒間あげるので、次の問題文を覚えてごらん」
30秒たったらテキストを閉じさせて暗誦させてください。
初めは、字面を覚えようとするので、文になっていない切れ切れの単語しか言えません。
さらに30秒あげて暗誦させてください。
繰り返してできるようになったら、3行へ進ませます。
このときは、急いで繰り返し読むことで覚えようとしているはずです。
「次は3行だから1分あげます。やってみて」
暗誦させてください。
3行だと字面だけを覚えようとしてもなかなかできません。
2度ほど繰り返したら、
「ゆっくり内容を想像しながら覚えてごらん。すごく覚えやすいよ。」
と言ってください。
素直に行うはずです。
ここがポイントです。
普段、文章題を浅く読んでいる子が、集中力を発揮してしっかり読んでいる姿が見られるはずです。
暗誦させると、1回目に比べてかなり上手に言える様になります。
できたら、しっかりほめてあげて4行に挑戦させてください。
始めたときと明らかに違うようになります。
そして4行ができたら、覚えることが上手にできたことをほめた上で、
「この読み方が文章題の読み方だよ。意味を考えながら覚えるくらい読むことで問題が解けるようになるんだよ」
と言ってください。
達成感がある状態できく言葉ですので納得してくれます。
この練習後に文章題を解かせると、今までの態度とずいぶん変わり集中して読むようになります。
勉強に疲れているときなどにも、おこなうことができるので、ぜひ試してみてください。
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これからも役立つ情報を紹介していきたいと思っています。
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